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 東洋医学研究所
概要 当該年度の研究費受入状況 学術雑誌
著書 学会発表


教授:
   伊藤 隆
准教授:
   木村 容子
助教:
   麻生 悠子
   大谷 かほり
   川島 春佳
   河尻 澄宏
   髙橋 厚子
   田中 香代子
   津嶋 伸彦
   宮川 亨平
   森永 明倫
■ 概要
概要
東洋医学研究所は、平成4年3月3日に保険診療を行う施設として私立医科大学としては初めて新宿のNSビル内に開設されました。保険診療を行う湯液(漢方)部門と自費診療の鍼灸部門より構成されています。開設時より教授、平成7年より所長を務めた故・代田文彦先生(平成15年1月23日逝去)をはじめ、諸先生方の指導のもとで発展を遂げてきました。
 平成19年12月3日より田端駅前に移転し、湯液部門は東京女子医科大学東洋医学研究所クリニック、鍼灸部門は東京女子医科大学東洋医学研究所鍼灸臨床施設(以下、当施設)と名称を変更して現在に至っています。
 当研究所の対象とする病気は全科にわたります。具体的には、アレルギー性疾患、心身症などのメンタルヘルス不調者、冷え、頭痛、月経前症候群、更年期症候群などの婦人に多い疾患、通常の治療で改善しない痛み・しびれ、呼吸器疾患、消化器疾患、耳鼻咽喉科疾患、皮膚科疾患あるいは癌治療時の体力回復などの患者を診療しています。
 漢方診療では、エキス剤だけでなく、生薬を用いた治療も可能です。漢方薬のみならず西洋医薬品も使用します。必要に応じて、東京女子医大関連施設などに各種検査や治療の依頼も行っています。
 日本の大学施設で、鍼灸診療部門をもっているところは少なく、このことも大きな特徴です。
 当施設は東西両医学による全人的医療の実践を心がけております。
 診療方針として、1)西洋も東洋もなく、患者のためにできるだけのことを、2)無理をせず、自然にさからわず、3)個々に応じた回復を掲げています。
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■ 当該年度の研究費受入状況
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■ 当該年度研究業績数一覧表
学術雑誌 著書 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
筆 頭Corresponding
Author
共 著筆 頭Corresponding
Author
共 著 筆 頭共 著筆 頭共 著 演 者共 演演 者共 演 演 者共 演
 6 1 3 0 0 3  0 1 0 0  20 5  0 0  0 0
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■ 学術雑誌
原著
1. Mezaki Naomi, Miura Takeshi, Ogaki Kotaro, Eriguchi Makoto, Mizuno Yuri, Komatsu Kenichi, Yamazaki Hiroki, Suetsugi Natsuki, Kawajiri Sumihiro, Yamasaki Ryo, Ishiguro Takanobu, Konno Takuya, Nozaki Hiroaki, Kasuga Kensaku, Okuma Yasuyuki, Kira Jun-Ichi, Hara Hideo, Onodera Osamu, Ikeuchi Takeshi:  Duplication and deletion upstream of LMNB1 in autosomal dominant adult-onset leukodystrophy.  Neurology. Genetics  4 (6) :e292 , 2018.12   DOI:10.1212/NXG.0000000000000292
2. Yoritaka Asako, Ohtsuka Chigumi, Maeda Tetsuya, Hirayama Masaaki, Abe Takashi, Watanabe Hirohisa, Saiki Hidemoto, Oyama Genko, Fukae Jiro, Shimo Yasushi, Hatano Taku, Kawajiri Sumihiro, Okuma Yasuyuki, Machida Yutaka, Miwa Hideto, Suzuki Chikako, Kazama Asuka, Tomiyama Masahiko, Kihara Takeshi, Hirasawa Motoyuki, Shimura Hideki, Oda Eisei, Ito Mikako, Ohno Kinji, Hattori Nobutaka:  Randomized, double-blind, multicenter trial of hydrogen water for Parkinson's disease.  Movement disorders : official journal of the Movement Disorder Society  33 (9) :1505-1507 , 2018.9   DOI:10.1002/mds.27472
3. Mikasa Michitaka, Kanai Kazuaki, Li Yuanzhe, Yoshino Hiroyo, Mogushi Kaoru, Hayashida Arisa, Ikeda Aya, Kawajiri Sumihiro, Okuma Yasuyuki, Kashihara Kenichi, Sato Tatsuya, Kondo Hiroshi, Funayama Manabu, Nishioka Kenya, Hattori Nobutaka:  COQ2 variants in Parkinson's disease and multiple system atrophy.  Journal of neural transmission (Vienna, Austria : 1996)  125 (6) :937-944 , 2018.6   DOI:10.1007/s00702-018-1885-1
症例報告
1. 横山浩一, 平崎能郎, 岡本英輝, 久永明人, 小野真吾, 伊藤 隆, 檜山幸孝:  蘇子降気湯の適応病態に関する一考察.  日本東洋医学雑誌  69 (4) :379-385 , 2018.10
2. 河尻 澄宏, 木村 容子, 伊藤 隆:  胃食道逆流症による咽喉頭違和感に清熱補血湯が有効であった一例.  日本東洋医学雑誌  69 (3) :295-299 , 2018.7   DOI:10.3937/kampomed.69.295
3. 石田和之, 佐藤弘:  脳底動脈癌によるpainful trigemininal neuropathyに対して,西洋学と漢方薬の併用が奏効した一例.  日本東洋医学雑誌  69 (2) :145-149 , 2018.5
4. 薗田将樹, 山本昇伯, 高田敦子, 菊地 学, 田宮大介, 遠藤良二, 伊藤 隆:  同一職場で連続的に発症したうつ病に対して,情動伝染を考慮した抑肝散及び加陳皮半夏が有効であった3症例の検討.  日本東洋医学雑誌  69 (2) :155-160 , 2018.5
5. 大谷かほり, 木村容子, 伊藤 隆:  “憎寒壮熱”による不眠に柴胡桂枝湯が著効した3症例-支節.  日本東洋医学雑誌  69 (2) :168-172 , 2018.5   DOI:10.3937/kampomed.69.168
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その他
1. 蛯子慶三, 高田久実子, 伊藤隆, 木村容子, 佐藤弘:  東京女子医科大学東洋医学研究所における面状電気温熱器を用いた置鍼治療の安全性.  日本東洋医学雑誌  69 (4) :402-406 , 2018.10
2. 河尻澄宏:  認知症における漢方治療のアプローチ.  日本医事新報  :44-49 , 2018
3. 萬谷直樹, 寺澤捷年:  漢方薬の発癌性・生殖毒性を主張する投稿に反論する.  日本東洋医学雑誌  69 (1) :72-81 , 2018
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■ 著書
1. 木村容子:    太りやすく、痩せにくくなったら、読む本  1-190.  大和書房,  日本, 2018.9
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■ 学会発表
1. ◎辻 恭子, 蛯子慶三, 高田久実子, 伊藤隆: 「寒」の検査と治療を目的とした電気温鍼法による医療連携の試み.  第37回全日本鍼灸学会関東支部学術集会,  埼玉,  2018/11
2. ◎河尻澄宏: 2、3カ月に一度の不定期な発熱に六味丸が有効であった1例.  第75回日本東洋医学会関東甲信越支部学術総会,  山梨,  2018/09
3. ◎宮川亨平: 抜歯後の歯性上顎洞炎に対し排膿散及湯が効果を示した1症例.  第75回日本東洋医学会関東甲信越支部学術総会,  山梨,  2018/09
4. ◎山崎麻由子: 小柴胡湯が原因と考えられた横紋筋融解症の1例.  第75回日本東洋医学会関東甲信越支部学術総会,  山梨,  2018/09
5. ◎森永明倫: 人参栄養湯により栄養状態が改善しリハビリテーションが進んだ1例.  第75回日本東洋医学会関東甲信越支部学術総会,  山梨,  2018/09
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  :Corresponding Author
 :筆頭者
◎:発表者