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八千代医療センター 形成外科
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■ 概要
診療
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形成外科全般の幅広い疾患を治療対象としている。
顔面・頸部および手足の先天異常、血管腫・母斑等のアザや皮膚軟部腫瘍、褥瘡・糖尿病性潰瘍などの難治性潰瘍のみならず、加齢や紫外線による皮膚の変化(しみ、しわ、たるみ)にもレーザー治療を中心に対応している。
救急外傷(熱傷、顔面骨骨折、指切断、腱断裂など)も随時受け入れを行っている。
また、下肢静脈瘤の治療、乳がん術後や婦人科手術後などに発生する四肢リンパ浮腫に対するリンパ管静脈吻合術も積極的におこなっている。
眼科と連携し、(加齢性)腱膜性眼瞼下垂で手術も多く行っている。乳腺内分泌外科と合同で乳房一次再建を行う患者も増加している。
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卒前教育
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3年生セグメント6「研究プロジェクト」では、「創傷治癒と局所陰圧閉鎖療法」をテーマに症例分析、研究発表の指導をおこなっている。
5年生セグメント9選択科実習では、臨床症例の検討と手術方法や術後管理の検討における知識の修得ができるように促し、形成外科的基本手技を体験させる実習もおこなっている。
6年生セグメント10(領域9)では、「皮膚損傷における治療」の講義を担当している。
OSCEでは、頭頸部診察および外科手技の課題評価を担当している
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卒後教育
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初期臨床研修医に対しては、①糸結びおよび皮膚縫合手技実習、②救急外来での顔面外傷に対する初期治療の講義、③救急外来での熱傷に対する初期治療の講義を担当して、外科基本手技の修得および救急外傷治療での知識の習得ができるように指導している。
形成外科専門医取得前の後期研修医(医療練士)に対しては、担当症例に対して手術方法等、治療方針の検討を行わせることで、各々の症例に対する判断力、知識を高め、技術水準の向上努めている。
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■ Keywords
創傷治癒, 皮膚損傷, 顔面骨骨折, 唇裂・口蓋裂, 手・足の先天異常, 母斑, 血管腫, 皮膚良性腫瘍, 皮下良性腫瘍, 皮膚悪性腫瘍, 基底細胞癌, 瘢痕, 瘢痕拘縮, 肥厚性瘢痕, ケロイド, 褥瘡, 難治性皮膚潰瘍, 毛巣洞, 眼瞼下垂, 顔面神経麻痺, 陥入爪, 巻き爪, 皮弁外科, マイクロサージャリー, レーザー治療, 植皮術, エキスパンダー法, 陰圧吸引閉鎖療法, 濃縮血小板血漿療法、乳房再建
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■ 当該年度の研究費受入状況
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■ 教授・准教授・講師・助教の学会・研究会の役員
1.
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竹内正樹
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:日本形成外科学会評議員, 日本形成外科学会専門医試験問題作成委員会委員, 日本形成外科学会専門医生涯教育委員会委員, 日本形成外科学会ガイドライン委員会委員「殿部・外陰部再建診療ガイドライン作成部門」統括責任者、 日本熱傷学会評議員,日本熱傷学会熱傷用語集改訂検討特別委員会委員、日本熱傷学会倫理委員会利益相反部会委員, 日本熱傷学会関東地方会幹事, 日本創傷外科学会評議員, 日本創傷外科学会専門医委員, 日本創傷外科学会将来計画委員会委員, 日本頭蓋顎顔面外科学会代議員, 東京女子医科大学学会評議員
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■ 社会における活動
1.
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竹内正樹
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日本・バングラデシュ医療協会(JBMA)の理事として、ダッカ医科大学病院形成外科での手術治療支援、教育講演を定期的におこなっている。 http://www.jpbdma.or.jp/
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■ 当該年度研究業績数一覧表
学術雑誌 |
著書 |
学会発表 |
その他 発表 |
和文 | 英文 |
和文 | 英文 |
国内 | 国際 |
筆 頭 | Corresponding Author | 共 著 | 筆 頭 | Corresponding Author | 共 著 |
筆 頭 | 共 著 | 筆 頭 | 共 著 |
演 者 | 共 演 | 演 者 | 共 演 |
演 者 | 共 演 |
2 | 2 | 0 | 1 | 3 | 4 |
0 | 1 | 0 | 0 |
5 | 2 |
5 | 0 |
0 | 0 |
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■ 学術雑誌
原著
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1.
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Niimi Yosuke†, Matsumine Hajime, Fukuda Satoshi, Salsbury John R, Niimi Yu, Herndon David N, Prough Donald S, Enkhbaatar Perenlei*:
Surgical anatomy of ovine facial and hypoglossal nerves for facial nerve reconstruction and regeneration research: An experimental study in sheep.
Microsurgery
:in press
, 2019.1
DOI:10.1002/micr.30405
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2.
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Kamei Wataru†, Matsumine Hajime*, Osaki Hironobu, Ueta Yoshifumi, Tsunoda Satoshi, Shimizu Mari, Hashimoto Kazuki, Niimi Yosuke, Miyata Mariko, Sakurai Hiroyuki:
Axonal supercharged interpositional jump-graft with a hybrid artificial nerve conduit containing adipose-derived stem cells in facial nerve paresis rat model.
Microsurgery
38
(8)
:889-898
, 2018.11
DOI:10.1002/micr.30389
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3.
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Shimizu Mari†, Matsumine Hajime*, Osaki Hironobu, Ueta Yoshihumi, Tsunoda Satoshi, Kamei Wataru, Hashimoto Kukazi, Niimi Yosuke, Watanabe Yorikatsu, Miyata Mariko, Sakurai Hiroyuki:
Adipose-derived stem cells and the stromal vascular fraction in polyglycolic-acid (PGA)-collagen nerve conduits promote rat facial nerve regeneration.
Wound Repair and Regeneration
26
(6)
:446-455
, 2018.11
DOI:10.1111/wrr.12665
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4.
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Rhodius Patrick†, Haddad Anthony, Matsumine Hajime, Sakthivel Dharaniya, Ackermann Maximilian, Sinha Indranil, Orgill Dennis P, Giatsidis Giorgio*:
"Non-invasive flap preconditioning by foam-mediated external suction improves the survival of fascio-cutaneous axial-pattern flaps in a type-2 diabetic murine model".
Plastic and reconstructive surgery
142
(6)
:872e-883e
, 2018.9
DOI:10.1097/PRS.0000000000005038
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5.
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Giatsidis Giorgio, Succar Julien, Haddad Anthony, Lago Gianluigi, Schaffer Clara, Wang Wangxing, Schilling Benjamin, Chnari Evangelina, Matsumine Hajime, Orgill Dennis P:
Preclinical Optimization of a shelf-ready, human-derived, decellularized Allograft Adipose Matrix.
Tissue engineering. Part A
25
(3-4)
:271-287
, 2018.8
DOI:10.1089/ten.TEA.2018.0052
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症例報告
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1.
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Nimii Yoosuke, Takeuchi, Masaki, Isono Nobuo:
Squamous Cell Carcinoma following Epidermoid Cyst in the Buttock.
Plast Reconstr Surg Glob Open.
7
(2)
:e2069
, 2019.2
DOI:10.1097/GOX.0000000000002069
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2.
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森怜子†, 竹内正樹*, 永木里佳, 小濵麻衣:
炎天下における黒色ゴム長靴着用時に深達性熱傷を受傷した1例.
熱傷
44
(5)
:240-245
, 2018.12
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その他
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1.
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Sasaki Yumiko†, Matsumine Hajime*:
Modified Medical Tattooing Techniques in Nipple-areola Complex Reconstruction.
Plastic and reconstructive surgery. Global open
6
(9)
:e1926
, 2018.9
DOI:10.1097/GOX.0000000000001926
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2.
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竹内正樹†:
デジタル化と断捨離.
形成外科
61
(5)
:497
, 2018.5
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■ 著書
1.
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竹内正樹:
隆起性皮膚線維肉腫.
腫瘍・母斑・血管奇形 形成外科治療手技全書Ⅴ
85-89.
克誠堂出版,
東京,
2018.4
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■ 学会発表
1.
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Hajime Matsumine, Hiroyuki Sakurai:
One-Stage Reconstruction Using Dual Innervated Double Muscle Flap Transplantation for Re-Animation of Established Facial Paralysis.
ASPS the meeting 2018,
Chicago, USA,
2018/10
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2.
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Hajime Matsumine, MD., PhD., Wataru Kamei, MD; Atsuyoshi Osada, MD., PhD.:
Epithelial keratinocyte sheets prepared by temperature-responsive dishes enhance the survival rate on artificial dermis.
2018 TERMIS World Congress,
Kyoto,
2018/09
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3.
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Matsumine Mari, Matsumine Hajime:
Rat facial nerve regeneration using hybrid polyglycolic-acid (PGA)-collagen nerve conduits filled with adipose-derived stem cells (ASCs) and stromal vascular fraction.
5th TERMIS World Congress - 2018 Kyoto, Japan,
Kyoto, Japan,
2018/09
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4.
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◎髙木美佳, 竹内正樹, 黄英哲, 関根康雄:
気管支塞栓術および筋膜パッチを併用した筋皮弁充填術による有ろう孔性膿胸の治療経験.
第10回日本創傷外科学会総会・学術集会,
さいたま市,
2018/07
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5.
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◎松峯元, 長田篤祥, 亀井航, 橋本一輝, 櫻井裕之:
温度応答性培養皿を用いた高機能培養表皮シートと人工真皮を用いた皮膚全層欠損再建法の確立.
第10回日本創傷外科学会総会・学術集会,
埼玉,
2018/07
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6.
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◎松峯元, 長田篤祥, 亀井航, 橋本一輝, 藤井香綸, 藤巻弘, 櫻井裕之, 竹内正樹:
温度応答性培養皿を用いた高機能培養表皮シートによる皮膚全層再建.
第18回日本再生医療学会総会,
神戸,
2019/03
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7.
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◎松峯元, 亀井航, 新美陽介:
脂肪由来幹細胞を用いた新しい顔面神経不全麻痺手術法の確立.
第27回日本形成外科学会基礎学術集会,
東京,
2018/10
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8.
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◎長田篤祥, 新美陽介, 亀井航, 松峯元, 八巻隆, 桜井裕之:
培養表皮細胞シートの可能性 温度応答性培養皿を利用した培養表皮細胞シートの有用性とこれからの課題.
第27回日本形成外科学会基礎学術集会,
東京,
2018/10
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9.
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松峯元, 竹内正樹:
麻痺側咬筋神経と健側顔面神経により二重支配された広背筋-前鋸筋連合筋弁による一期的動的再建術.
第36回日本頭蓋顎顔面外科学会学術集会,
札幌,
2018/10
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10.
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松峯元, 松峯真理, 亀井航:
間葉系幹細胞を用いたハイブリッド型人工神経による顔面神経再生.
第41回顔面神経学会,
山形,
2018/06
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11.
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◎松峯元, 長田篤祥, 亀井航, 伊東大, 櫻井裕之:
健側顔面神経-麻痺側咬筋神経を用いたネットワーク型広背筋-前鋸筋連合筋弁による一期的動的再建術.
第61回日本形成外科学会総会・学術集会,
博多,
2018/04
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12.
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◎藤巻弘, 竹内正樹:
妊娠を契機に増大した示指動静脈奇形の治療経験.
第61回日本形成外科学会総会・学術集会,
福岡,
2018/04
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