<<< 前 2011年度 2012年度 2013年度 | 2014年度 | 2015年度 次 >>>
 呼吸器内科
概要 Keywords 当該年度の研究費受入状況
教授・准教授・講師・助手の学会・研究会の役員 学術雑誌 著書
学会発表


教授:
   玉置 淳
准教授:
   近藤 光子
講師:
   田窪 敏夫
   武山 廉
   松本 悦子
助教:
   新井 尚希
   奥出 梓
   落合 克律
   角田 裕美
   切士 紗織
   武田 奈生子
   中田 潤子
   名村 亮
   難波 麻衣
   西村 和幸

   宮本 由香里
   八木 理充
   山田 武
■ 概要
内科学第一講座 呼吸器内科
肺には、感染症、悪性腫瘍、アレルギー、免疫異常など実に様々な病気があり、とくに最近は生活環境の変化や人口の高齢化が進み、喘息をはじめ慢性閉塞性肺疾患や肺癌が増加の一途をたどっている。当科では、各呼吸器疾患の専門医が呼吸器外科や放射線科と密接に連携し、高度で有機的な診療を行う体制をとっている。また、喘息指導、禁煙外来、睡眠外来などを通じて予防医学・管理医学の充実を図り、さらに慢性呼吸不全の在宅医療ネットワーク作りにも力を注いでいる。研究面では、細胞生理学、細胞生物学、分子生物学、免疫学、再生医学などの先端テクノロジーを駆使した基礎研究から、臨床応用を念頭においた臨床研究まで幅広く行い、国内外の学会や学術誌に多くの研究成果を発表している。また、卒後教育として多くの勉強会、症例検討会、抄読会、研究発表会を開催し、優れた呼吸器内科専門医を育成し良質の医療を患者さんに提供できるよう努めている。
ページの先頭へ
■ Keywords
呼吸器病学, 閉塞性肺疾患, 拘束性肺疾患, びまん性肺疾患, 肺腫瘍, 呼吸器感染症, 睡眠呼吸障害
ページの先頭へ
■ 当該年度の研究費受入状況
1.  厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患等克服研究事業(難治性疾患克服研究事業)  (研究課題番号:H23-難治-一般-024)
 研究課題:呼吸不全に関する調査研究  (Research Contributor:玉置 淳)
 研究補助金:720,000円  (分担)
2.  文部科学省科学研究費 基盤研究(C)  (研究課題番号:23591127)
 研究課題:長時間作用性β2刺激薬による気道粘膜分泌亢進と気道クリアランス障害の分子病態  (Representative Researcher:玉置 淳)
 研究補助金:1,300,000円  (代表)
3.  文部科学省科学研究費 基盤研究(C)  (研究課題番号:25461199)
 研究課題:新規クロルイオンチャネルTMEM16Aを標的とした気道過分泌の病態解明と治療  (Representative Researcher:近藤 光子)
 研究補助金:1,500,000円  (代表)
ページの先頭へ
■ 教授・准教授・講師・助教の学会・研究会の役員
1.  玉置 淳 :日本呼吸器学会理事・代議員・広報委員会副委員長・国際委員会委員・アレルギー免疫炎症学術部会委員, 日本アレルギー学会理事・代議員, 日本気道分泌研究会代表幹事
2.  近藤光子 :日本呼吸器学会代議員・アレルギー免疫炎症学術部会プログラム委員、日本アレルギー学会代議員
3.  多賀谷悦子 :日本呼吸器学会代議員・広報委員会委員, 日本アレルギー学会代議員
ページの先頭へ
■ 当該年度研究業績数一覧表
学術雑誌 著書 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
筆 頭Corresponding
Author
共 著筆 頭Corresponding
Author
共 著 筆 頭共 著筆 頭共 著 演 者共 演演 者共 演 演 者共 演
 16 0 16 2 0 0  0 8 0 0  16 9  10 3  0 0
ページの先頭へ
■ 学術雑誌
原著
1. TAKEYAMA Kiyoshi, KONDO Mitsuko, TAGAYA Etsuko, KIRISHI Saori, ISHII Masanobu, OCHIAI Katsunori, ISONO Kazuo, TAMAOKI Jun:  Budesonide/formoterol maintenance and reliever therapy in moderate-to-severe asthma: effects on eosinophilic airway inflammation.  Allergy and Asthma Proceedings  35 (2) :141-147 , 2014.3   DOI:10.2500/aap.2014.35.3729
2. TSUJI Mayoko, KONDO Mitsuko, KIKUCHI Ryota, TAGAYA Etsuko, TAMAOKI Jun:  A case of eosinophilic pneumonia simultaneously diagnosed in a patient and a tame cat: a case report.  Journal of Medical Case Reports  8 :83-86 , 2014.3   DOI:10.1186/1752-1947-8-83
3. 玉置淳, 切士紗織, 松本悦子, 石井成伸, 落合克律, 久保綾子, 寺西香織, 溝渕莉恵, 近藤光子, 武山廉:  中等症持続型および重症持続型喘息の管理におけるブデソニド/ホルモテロール配合剤のSMART療法の意義.  アレルギー・免疫  20 (10) :1480-1486 , 2013.9
総説及び解説
1. 玉置淳:  気管支喘息診療の進歩2014 Topics 3 治療の進歩 気管支拡張薬.  日本呼吸器学会誌  3 (2) :170-177 , 2014.3
2. 多賀谷悦子, 玉置淳:  喘息治療最前線:オーバーラップ症候群.  Mebio  31 (1) :68-73 , 2014.1
3. 玉置淳:  日本医師会生涯教育講座:COPDの診断と治療の進歩:COPDの疫学と病態.  東京都医師会雑誌  66 (10) :1401-1407 , 2013.12
4. 玉置淳:  【日常診療における喘息・COPD治療のポイント~シムビコートの果たす役割~】 喘息診療におけるシムビコートSMART療法の有用性.  Astellas Square: 明日の医療を考える  9 (5) :13-15 , 2013.10
5. 近藤光子, 玉置淳:  ガイドラインをふまえ,気管支喘息の病態研究・治療の最前線に迫る:ABPM合併喘息の病態の最新知見と診断・治療の実際を探る.  Respiratory Medical Research  1 (1) :37-42 , 2013.10
全件表示(24件)
症例報告
1. 吉田彩乃, 浅井あかり, 中北朋, 芹澤直紀, 島谷有希子, 喜多村一孝, 鈴木敦, 鈴木豪, 志賀剛, 庄田守男, 萩原誠久, 切士紗織, 八木理充, 玉置淳, 福島賢慈:  組織診を繰り返して心サルコイドーシスの診断に至った2例 循環器内科における心サルコイドーシスの診断と治療.  東京女子医科大学雑誌  84 (1) :31 , 2014.2
2. 新井尚希, 近藤光子, 難波麻衣, 落合克律, 辻真世子, 石井成伸, 山田武, 齋藤加代子, 佐野靖之, 玉置淳*:  異所性右鎖骨下動脈による気管狭窄との関連性が疑われた難治性喘息の1例.  日本胸部臨床  72 (11) :1261-1267 , 2013.11
3. 武田奈生子, 西村和幸, 石井成伸, 永井智仁, 落合克律, 有村健, 名村亮, 松本卓子, 春木伸太郎, 玉置淳*:  心タンポナーデより診断した心膜中皮腫の1例.  日本胸部臨床  72 (8) :905-910 , 2013.8
その他
1. 近藤光子, 大久保公裕, 清水渉, 小山英明:  座談会 アレルギー性鼻炎の新たな治療選択とdepartureの意義.  Medical Tribune  :20-21 , 2013.11
2. 東田有智, 檜澤伸之, 玉置淳:  喘息におけるICS/LABA配合剤の有用性とSMART療法の価値.  吸入療法  5 (2) :56-65 , 2013.7
3. 橋本修, 切士紗織, 大森千春, 長瀬洋之, 大林浩幸:  気管支喘息:診断と治療の進歩.  日本内科学会雑誌  120 (6) :1433 , 2013.6
4. 玉置淳, Tashkin Donald P:  COPDの増悪を鑑みた治療戦略.  Pharma Medica  31 (5) :60-65 , 2013.5
ページの先頭へ
■ 著書
1. 玉置淳:  気道リモデリングとしての杯細胞増生の維持機構に関する研究.  厚生労働科学研究費補助金難治性疾患等克服研究事業 呼吸不全に関する調査研究:平成25年度総括・分担研究報告書  117-119.  厚生労働科学研究費補助金難治性疾患等克服研究事業 呼吸不全に関する調査研究班,  京都, 2014.3
2. 近藤光子, 多賀谷悦子, 武山廉, 切士紗織, 玉置淳:  気道リモデリングとしての杯細胞増生の維持機構に関する研究:上皮成長因子受容体 (EGFR)リン酸化の役割.  厚生労働科学研究費補助金難治性疾患等克服研究事業 呼吸不全に関する調査研究:平成25年度総括・分担研究報告書  301-304.  厚生労働科学研究費補助金難治性疾患等克服研究事業 呼吸不全に関する調査研究班,  京都, 2014.3
3. 玉置淳:  COPDの病態生理に関する研究.  厚生労働科学研究費補助金難治性疾患等克服研究事業:呼吸不全に関する調査研究 平成23年度~平成25年度総合分担研究報告書  103-119.  厚生労働科学研究費補助金難治性疾患等克服研究事業:呼吸不全に関する調査研究班,  京都, 2014.3
4. 玉置淳, 八木理充, 落合克律:  第5章 風邪症候群と関連疾患 気管・気管支炎,肺炎.  ENT臨床フロンティア 風邪症候群と関連疾患  86-91.  中山書店,  東京, 2013.12
5. 玉置淳:  7.COPD病態理解のための基礎知識 2)気道分泌とその障害.  慢性閉塞性肺疾患 (COPD)のマネジメント  66-70.  医薬ジャーナル社,  東京, 2013.8
全件表示(8件)
ページの先頭へ
■ 学会発表
1. ◎KONDO Mitsuko, TAGAYA Etsuko, KIRISHI Saori, ARAI Naoki, TAMAOKI Jun: Elevated tryptase level in bronchoalveolar lavage fluid from patients with chronic eosinophilic pneumonia.  18th Congress of the Asian Pacific Society of Respirology,  Yokohama, Japan,  2013/11
2. ◎TAMAOKI Jun: Regulation of airway cleaning in inflammatory airway diseases.  18th Congress of the Asian Pacific Society of Respirology,  Yokohama, Japan,  2013/11
3. ◎Kirishi Saori, Tagaya Etsuko, Ishii Masanobu, Takeyama Kiyoshi, Isono Kazuo, Kondo Mitsuko, Tamaoki Jun: Comparable effectiveness of budesonide/formoterol combination and fluticasone for the treatment of cough variant asthma.  European Respiratory Society Annual Congress 2013,  Barcelona, Spain,  2013/09
4. ◎ISHII Masanobu, MIYAMOTO Yukari, OCHIAI Katsunori, KIRISHI Saori, TAGAYA Etsuko, TAKEYAMA Kiyoshi, TAMAOKI Jun: Clinical characteristics, airway inflammation, and adipocytokines in overweight and obese asthmatics.  European Respiratory Society Annual Congress 2013,  Barcelona, Spain,  2013/09
5. ◎TAGAYA Etsuko, ISHII Masanobu, KIRISHI Saori, ISONO Kazuo, TAKEYAMA Kiyoshi, KONDO Mitsuko, TAMAOKI Jun: Comparison of clinical features of severe persistent asthma and refractory asthma.  European Respiratory Society Annual Congress 2013,  Barcelona, Spain,  2013/09
全件表示(38件)
ページの先頭へ
  :Corresponding Author
 :筆頭者
◎:発表者