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 呼吸器内科
概要 Keywords 当該年度の研究費受入状況
教授・准教授・講師・助手の公的役職 教授・准教授・講師・助手の学会・研究会の役員 学術雑誌
著書 学会発表


教授:
   永井 厚志
   玉置 淳
准教授:
   吉野 克樹
講師:
   青柴 和徹
   近藤 光子
   田窪 敏夫
助教:
   松本 悦子
   出雲 雄大
   鬼澤 重光
   角田 裕美
   杉田 知妹
   平良 真奈子
   武山 廉
   辻 隆夫
   中田 潤子
   西村 和幸

   橋本 幾太
   藤原 朋子
   諸井 文子
   八木 理充
   山田 武
■ 概要
内科学 第1 呼吸器内科
肺には、感染症、悪性腫瘍、アレルギー、免疫異常など実に様々な病気があり、とくに最近は生活環境の変化や人口の高齢化が進み、喘息をはじめ慢性閉塞性肺疾患や肺癌が増加の一途をたどっている。当科では、各呼吸器疾患の専門医が呼吸器外科や放射線科と密接に連携し、高度で有機的な診療を行う体制をとっている。また、喘息指導、禁煙外来、睡眠外来などを通じて予防医学・管理医学の充実を図り、さらに慢性呼吸不全の在宅医療ネットワーク作りにも力を注いでいる。研究面では、細胞生理学、細胞生物学、分子生物学、免疫学、再生医学などの先端テクノロジーを駆使した基礎研究から、臨床応用を念頭においた臨床研究まで幅広く行い、国内外の学会や学術誌に多くの研究成果を発表している。また、卒後教育として多くの勉強会、症例検討会、抄読会、研究発表会を開催し、優れた呼吸器内科専門医を育成し良質の医療を患者さんに提供できるよう努めている。
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■ Keywords
呼吸器病学、閉塞性肺疾患、拘束性肺疾患、びまん性肺疾患、肺腫瘍、呼吸器感染症、睡眠呼吸障害
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■ 当該年度の研究費受入状況
1.  文部科学省科学研究費 基盤研究(C)  (研究課題番号:20590907)
 研究課題:気道杯細胞過形成の誘導と維持に関わるシグナル伝達分子の探索  (研究代表者:玉置淳)
 研究補助金:1,170,000円  (代表)
2.  文部科学省科学研究費 基盤研究(C)  (研究課題番号:21590973)
 研究課題:慢性閉塞性肺疾患の病態形成機序についての研究  (研究代表者:青柴和徹)
 研究補助金:1,170,000円  (代表)
3.  文部科学省科学研究費 基盤研究(C)  (研究課題番号:22590844)
 研究課題:エラスターゼ誘起性杯細胞化生モデルを用いたCOPD過分泌治療法の開発  (研究代表者:近藤光子)
 研究補助金:2,210,000円  (代表)
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■ 教授・准教授・講師・助教の公的役職
1.  永井 厚志 :環境省ディーゼル排気微粒子リスク評価検討会委員, 厚生労働省副作用被害判定調査委員会委員, 厚生労働省健康局受動喫煙防止対策のあり方に関する検討会委員, 厚生労働省新型インフルエンザ専門家会議諮問委員・医療体制作業班委員長, 国民健康保険診療報酬審査委員, 日本医師会疑義解釈委員, 日本医師会保険適用検討委員, 独立行政法人医薬品医療機器総合機構専門委員, 内科系学会社会保険連合会委員, 東北大学病院運営諮問会議副議長
2.  玉置 淳 :文部科学省科学研究費委員会専門委員
3.  近藤光子 :厚生労働省社会保障審議会統計分科会疾病、傷害及び死因分類専門委員(ICD専門委員)
4.  青柴和徹 :光化学オキシダント等大気汚染物質文献レビューワーキンググループ委員
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■ 教授・准教授・講師・助教の学会・研究会の役員
1.  永井厚志 :日本呼吸器学会理事長・COPDガイドライン作成委員長(第3版、第4版)・禁煙指導ガイドライン作成委員長, 日本内科学会評議員・雑誌編集委員会委員, 日本呼吸器内視鏡学会評議員, 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会 総務委員長・COPDガイドライン作成委員長, 日本成人病(生活習慣病)学会評議員, 日本予防医学リスクマネージメント学会終身顧問, 漢方免疫アレルギー研究会評議員
2.  玉置 淳 :日本呼吸器学会幹事・評議員・アレルギー免疫炎症学術部会長, 日本アレルギー学会評議員, 日本気道分泌研究会代表幹事
3.  近藤光子 :日本呼吸器学会代議員・用語委員会副委員長・アレルギー免疫部会プログラム委員
4.  青柴和徹 :日本呼吸器学会代議員・雑誌編集委員・専門医試験委員会アドバイザー
5.  多賀谷悦子 :日本呼吸器学会代議員, 日本アレルギー学会代議員
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■ 当該年度研究業績数一覧表
学術雑誌 著書 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
筆 頭Corresponding
Author
共 著筆 頭Corresponding
Author
共 著 筆 頭共 著筆 頭共 著 演 者共 演演 者共 演 演 者共 演
 7 0 18 0 0 3  0 8 0 0  5 14  0 3  0 0
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■ 学術雑誌
原著
1. Tamaoki Jun, Yokohori Naoko, Tagaya Etsuko, Kirishi Saori, Miyamoto Yukari, Ochiai Katsunori, Kondo Mitsuko, Nagai Atsushi:  Comparable effect of a leukotriene receptor antagonist and long-acting beta2-adrenergic agonist in cough variant asthma.  Allergy and asthma proceedings : the official journal of regional and state allergy societies  31 (5) :78-84 , 2010.12   DOI:10.2500/aap.2010.31.3366
2. 玉置淳:  東京都における慢性咳嗽および咳喘息の診療実態調査.  医学と薬学  64 (5) :701-708 , 2010.11
3. Arai N Kondo M, Izumo T, Tamaoki J, Nagai A*.:  Inhibition of neutrophil elastase-induced goblet cell metaplasia by tiotropium in mice.  The European respiratory journal : official journal of the European Society for Clinical Respiratory Physiology  35 (5) :1164-1171 , 2010.5   DOI:10.1183/​09031936.00040709
総説及び解説
1. 玉置淳:  Pro/Con紙上討論(第3回) 軽症持続型喘息で配合剤を用いるか? Proの立場から.  喘息  23 (2) :228-230 , 2010.10
2. 玉置淳:  【日本呼吸器学会の過去と現在そして未来への展望】 喘息学の50年とこれから.  日本呼吸器学会雑誌  48 (特別) :74 , 2010.9
3. 青柴和徹:  COPDについて-他科医に聞きたいちょっとしたこと.  クリニシアン  57 (7) :669-671 , 2010.7
4. 長岡深雪, 玉置淳:  全身性疾患に伴う呼吸障害 カルタゲナー症候群.  呼吸  29 (5) :517-521 , 2010.5
5. 近藤光子:  ウイルス感染と気道炎症の増悪② COPDはなぜ悪化するのか.  The Lung Perspectives  18 (4) :358-361 , 2010.4
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症例報告
1. 奥田良, 出雲雄大, 吉川充浩, 角田裕美, 玉置淳, 永井厚志:  胸部放線菌症と肺扁平上皮癌の同時発症例.  日本呼吸器学会雑誌  49 (2) :103-107 , 2011.2
2. 大久保梨紗, 出雲雄大, 落合克律, 切士紗織, 玉置淳, 永井厚志:  超音波気管支鏡ガイド下針生検(EBUS-TBNA)が診断に有用であったPrecursor T-lymphoblastic lymphoma/leukemiaの1例.  日本呼吸器学会雑誌  48 (12) :955-959 , 2010.12
3. 落合克律, 出雲雄大, 長岡深雪, 澤田千晴, 近藤光子, 玉置淳, 永井厚志, 金子富美恵, 吉原俊雄, 西川俊郎, 栗本典昭:  超音波気管支鏡およびNarrow Band Imaging(NBI)にて気道構造を観察した再発性多発性軟骨炎の1例.  気管支学  32 (5) :475 , 2010.9
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■ 著書
1. 永井厚志:  COPD診療の将来展望.  COPD 病態解明と治療の進歩  1-100.  アルタ出版,  東京, 2010
2. 永井厚志:  咳.  今日の診断指針 第6版  288-291.  医学書院,  東京, 2010
3. 松岡健:  COPD(薬物療法).  呼吸器疾患ガイドライイン-最新の診療指針  1-100.  総合医学社,  東京, 2010
4. 巽 浩一郎、桑野和義、高橋和久:    Annual Review 呼吸器2010年  1-269.  中外医学社,  東京, 2010
5. 富野康日己、永井厚志:    インフルエンザ診療ハンドブック  1-50.  中外医学社,  東京, 2010
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■ 学会発表
1. Aoshiba Kazutetsu: Lung senescence and COPD.  15th Congress of the Asian Pacific Society of Respirology,  Manila, Philippine,  2010/11
2. Kondo Mitsuko, Nagaoka Miyuki, Nakata Junko, Izumo Takehiro, Arai Naoki, Tamaoki Jun, Nagai Atsushi: The frequency of gastroesophageal reflux disease and the therapeutic effect of rabeprazole in patients with asthma.  European Respiratory Society Annual Congress,  Barcelona, Spain,  2010/09
3. Aoshiba Kazutetsu: Senescence hypothesis for the pathogenetic mechanism of COPD.  Airway Vista 2010,  Seoul, Korea,  2010/04
4. 青柴 和徹: 喘息、COPDの診断の問題点.  第60回日本アレルギー学会秋季学術大会教育講演,  東京,  2010/11
5. ◎安達 拓, 吉野 克樹: 体位変換における呼吸筋長に関与する調節反射.  日本臨床生理学会総会,  前橋市,  2010/11
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  :Corresponding Author
 :筆頭者
◎:発表者