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 看護学部基礎看護学
概要 当該年度の研究費受入状況 受賞学術賞
学術雑誌 著書 学会発表


教授:
   守屋 治代
准教授:
   菊池 昭江
   見城 道子
講師:
   加藤 京里
助教:
   小宮山 陽子
   北條 由佳
■ 概要
1.看護における「安楽」の概念の明確化
「安全」・「安楽」・「自立」は看護の基本概念である。その中でも看護実践者が考える「安楽」の概念を探求する。
2.ナイチンゲール看護思想の西田哲学的検討
ナイチンゲール看護思想を西田哲学に位置づけられる木村素衞教育哲学により再解釈し、ナイチンゲール看護思想の超越性を含む新たな側面を読み解く。
3.看護師の職務上の自律性
新人看護師から高度な看護を実践する専門職業人に至るまでの職業経歴において、専門職としての自律性がどのように形成され変容していくのかを探索している。
4.臨床実践におけるナイチンゲールの「三重の関心」の可能性
複雑さを増す臨床実践において即時の判断を求められる看護師の経験をナイチンゲールの「三重の関心」の視点で分析し、「三重の関心」の現代における可能性を検討する
5.訪問看護師の実践とIPW(Interprofessional Work)
訪問看護師の実践をIPW(多職種連携実践)の観点を踏まえて考察し、保健医療福祉連携実践に向けたIPE(Interprofessional Education)を模索する
臨床でよく実施される看護技術であっても、心身に働きかける機序や効果はまだ明確になっていないものが多くある。健康な成人を対象とした実験研究や、臨床における介入研究を通して、主に温罨法の効果を検証している。
看護師は看護という仕事を通して、人間的な成長を続けていくと考える。一人ひとりの看護師が自分の経験を意味づけすること、自分なりの看護を見いだしていくことに関心がある。
医療技術が急速に進展した現代における生命や死の把握を再考するために、人間の生と死に関わる諸概念を歴史的な視点から検討する。
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■ 当該年度の研究費受入状況
1.  平成28年度MONAC掛川市健康調査助成
 研究課題:中堅看護師が実践で重視する患者への配慮や気遣い-急性期内科系病棟看護師の実践-  (研究代表者:見城道子)
 研究補助金:500,000円  (代表)
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■ 受賞学術賞
1.  小宮山陽子(旧姓天野で受賞) 日本科学史学会論文賞
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■ 当該年度研究業績数一覧表
学術雑誌 著書 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
筆 頭Corresponding
Author
共 著筆 頭Corresponding
Author
共 著 筆 頭共 著筆 頭共 著 演 者共 演演 者共 演 演 者共 演
 1 1 4 0 0 0  0 1 0 0  0 6  0 0  0 0
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■ 学術雑誌
原著
1. 吉良いずみ, 細野恵子, 加藤木真史, 菱沼典子, 田中美智子, 井垣通人, 丸山朱美, 加藤 京里:  排便パターン分類のためのフローチャートの作成―フローチャートの妥当性検討―.  日本看護技術学会誌  15 (2) :154-162 , 2016.8   DOI:https://doi.org/10.18892/jsnas.15.2_154
2. 井垣通人, 菱沼典子, 細野恵子, 吉良いずみ, 田中美智子, 加藤木真史, 加藤 京里, 丸山朱美, 留畑寿美江:  排便パターン分類に必要な観察期間の検討―4週間から2週間への短縮の可能性―.  日本看護技術学会誌  15 (2) :183-187 , 2016.8   DOI:https://doi.org/10.18892/jsnas.15.2_183
3. 細野 恵子, 加藤木 真史, 吉良 いずみ, 菱沼 典子, 田中 美智子, 井垣 通人, 丸山 朱美, 加藤 京里:  排便パターン分類のためのフローチャートの開発 調査研究データの再分析から.  日本看護技術学会誌  15 (1) :74-80 , 2016.4   DOI:https://doi.org/10.18892/jsnas.15.1_74
その他
1. 見城道子, 稲野辺奈緒子:  中堅看護師が実践で重視する患者への配慮や気遣い-急性期内科系病棟看護師の実践-.  掛川市健康調査報告書平成28年度  :10-19 , 2017.3
2. 奥野順子, 見城道子, 守屋治代, 竹内道子, 服部真理子, 原沢のぞみ, 飯塚あつ子, 小林礼実, 高紋子:  東京女子医科大学看護学部における看護技術教育への取り組みの系譜.  東京女子医科大学看護学会誌  12 (1) :42-53 , 2017.3
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■ 著書
1. 守屋治代:    「看護人間学」を拓く ナイチンゲール看護論を再考して  1-181.  看護の科学社,  東京, 2016.11
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■ 学会発表
1. 守屋治代: 会長講演「ナイチンゲール看護論における自然と人間の関係――食看護学の哲学的基盤のために――」.  第3回日本食看護研究会,  東京,  2017/03
2. 守屋治代: ナイチンゲール看護論における自然と人間の関係.  第3回日本食看護研究会,  東京,  2017/03
3. 守屋治代: 自然と人間と看護の関係.  人体科学会第26回大会,  京都市,  2016/12
4. 守屋治代: ナイチンゲールの自然観から修復と再生を支える看護へ.  第8回新潟看護ケア研究学会学術集会,  新潟市,  2016/10
5. 見城道子: マニュアル化できないヒューマンな看護の視点の教育.  日本看護学教育学会第26回学術集会,  東京,  2016/08
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  :Corresponding Author
 :筆頭者
◎:発表者