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 感染症科
概要 当該年度の研究費受入状況 学術雑誌
著書 学会発表


教授:
   菊池 賢
准教授:
   吉田 敦
講師:
   井口 成一
■ 概要
感染症科の概要
臨床
感染症科は、主に院内における感染症コンサルテーション、および院内感染対策に従事します。
感染症コンサルテーションは年間約4000件受けており、その他血液培養陽性例への連絡や必要に応じた介入なども行います。またその他の培養についても細菌検査室と連携を取りながら、必要に応じた診療支援等を行います。
抗菌薬については、届け出制の薬剤(カルバペネム系抗菌薬・抗MRSA薬)や許可制(リネゾリド、ダプトマイシン・バクトロバン軟膏)の管理等も行っています。
抗MRSA薬やアミノグリコシド系抗菌薬など血中濃度の管理が必要な薬剤については、薬剤部と密に連絡を取り合い、TDM設計や管理等を薬剤部に依頼しています。
また、血液内科外来にてHIV感染症に診療も行っています(HIV診療は水・金・土のみ)。

研究
感染症の網羅的診断法の開発、新興多剤耐性真菌Candida aurisの疫学調査(AMED)、Corynebacteriumの薬剤耐性機構、迅速発育型抗酸菌の薬剤耐性機構、Viridans group streptococcusによる原発性胆汁性胆管炎発症機構、Gemella属の再分類、腸管出血性大腸菌の無症候性保菌などについて、研究を行っています(業績参照)。

教育
毎月初期研修医を1-2名ずつ指導しています。適宜ローテートの後期研修医も受け入れています(要相談)。
また、学生に対しては3年生の研究プロジェクト(1ヶ月間の研究指導)、4年生の感染症学系統講義、臨床基礎実習のほか、5年生の臨床実習、6年生の臨床感染症学講義も行っています。

その他
多数の書籍や学術雑誌の執筆を行っています。(業績を参照)
また、サンフォード感染症ガイドも毎年翻訳に携わっています。
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■ 当該年度の研究費受入状況
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■ 当該年度研究業績数一覧表
学術雑誌 著書 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
筆 頭Corresponding
Author
共 著筆 頭Corresponding
Author
共 著 筆 頭共 著筆 頭共 著 演 者共 演演 者共 演 演 者共 演
 4 4 1 0 1 1  0 5 0 0  0 8  0 0  0 0
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■ 学術雑誌
原著
1. Kamada Keisuke, Yoshida Atsushi, Iguchi Shigekazu, Arai Yuko, Uzawa Yutaka, Konno Satoshi, Shimojima Masahiro, Kikuchi Ken*:  Nationwide surveillance of antimicrobial susceptibility of 509 rapidly growing mycobacteria strains isolated from clinical specimens in Japan.  Scientific reports  11 (1) :12208 , 2021.6   DOI:10.1038/s41598-021-91757-4
2. Arimura Ken, Tagaya Etsuko, Kikuchi Ken, Mitsuda Toshihiro, Yasuda Gaku, Azuma Haruna, Konda Naoko, Ikarashi Yuichi, Chiba Yukihide, Kusama Kaoru, Sakama Reiko, Hagiwara Shotaro, Shimizu Satoru, Shimamoto Ken, Nomura Minoru, Yaguchi Arino, Niinami Hiroshi, Kondo Mitsuko, Tanabe Kazunari, Kawana Masatoshi:  Polymerase-chain reaction testing to prevent hospital-acquired severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 infection in Shinjuku, an epicenter in Tokyo: The Tokyo Women's Medical University model.  Respiratory investigation  59 (3) :356-359 , 2021.5   DOI:10.1016/j.resinv.2020.12.009
総説及び解説
1. 菊池賢*:  ブルセラ症.  日本医事新報  5075 :46-46 , 2021.7
2. 菊池賢:  新型コロナウイルス感染症 臨床の現場から.  診療研究  569 :5-13 , 2021.7
3. 菊池 賢*:  薬剤耐性菌治療法の開発.  Medical Science Digest  47 (5) :233-235 , 2021.5
4. 菊池賢:  新型コロナウイルスに対するワクチンの現状と展望.  Cefiro  33 :24-27 , 2021.4
5. Ogura Kohei, Kaji Daiki, Sasaki Masakazu, Otsuka Yoshihito, Takemoto Norihiko, Miyoshi-Akiyama Tohru, Kikuchi Ken:  Predominance of ST8 and CC1/spa-t1784 methicillin-resistant Staphylococcus aureus isolates in Japan and their genomic characteristics.  Journal of global antimicrobial resistance  28 :195-202 , 2022.3   DOI:10.1016/j.jgar.2022.01.011
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■ 著書
1. 高橋 里奈, 鵜澤 豊, 荒井 祐子, 井口 成一, 宇野 浩一, 野口 秋雄, 金子 寛, 佐藤 寿夫, 菊池 賢:  健常無症候性保菌者由来腸管出血性大腸菌(EHEC)の分子疫学解析.  東京女子医科大学総合研究所紀要  80-81.  東京女子医科大学総合研究所,  2022.3
2. 菊池 賢:  レンサ球菌研究の新しい風 臨床現場から見えてくるレンサ球菌の特異な一面.  日本細菌学雑誌  24.  日本細菌学会,  2022.2
3. 菊池 賢:  侵襲性酵母様真菌感染症に対する診断・治療法の開発 Emerging yeast, Candida auris.  日本細菌学雑誌  51.  日本細菌学会,  2022.2
4. 古垣内 美智子, 荒井 裕子, 鵜澤 豊, 菊池 賢:  選抜ワークショップ5:抗菌性物質、薬剤耐性 臨床検体から分離されたGemellaのキノロン耐性の遺伝子学的解析.  日本細菌学雑誌  55.  日本細菌学会,  2022.2
5. 菊池 賢, 古垣内 美智子, 荒井 裕子, 鵜澤 豊, 秋山 徹:  Streptococcus anginosus groupのgluthatione生合成酵素遺伝子構造.  日本細菌学雑誌  70.  日本細菌学会,  2022.2
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■ 学会発表
1. ◎菊池 賢: 侵襲性酵母様真菌感染症に対する診断・治療法の開発 Emerging yeast, Candida auris.  第95回日本細菌学会総会,  東京,  2022/03
2. ◎古垣内 美智子, 荒井 裕子, 鵜澤 豊, 菊池 賢: 選抜ワークショップ5:抗菌性物質、薬剤耐性 臨床検体から分離されたGemellaのキノロン耐性の遺伝子学的解析.  第95回日本細菌学会総会,  東京,  2022/03
3. ◎菊池 賢: レンサ球菌研究の新しい風 臨床現場から見えてくるレンサ球菌の特異な一面.  第95回日本細菌学会総会,  東京,  2022/03
4. ◎菊池 賢, 古垣内 美智子, 荒井 裕子, 鵜澤 豊, 秋山 徹: Streptococcus anginosus groupのgluthatione生合成酵素遺伝子構造.  第95回日本細菌学会総会,  東京,  2022/03
5. ◎菊池賢: 平松啓一先生を偲んで.  第95回日本細菌学会総会,  東京,  2022/03
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  :Corresponding Author
 :筆頭者
◎:発表者