<<< 前 2011年度 2012年度 2013年度 | 2014年度 | 2015年度 次 >>>
 産科(母子総合医療センター)
概要 当該年度の研究費受入状況 教授・准教授・講師・助手の公的役職
学術雑誌 著書 学会発表


教授:
   楠田 聡
   松田 義雄
准教授:
   内山 温
   小川 正樹
   牧野 康男
講師:
   中西 秀彦
助教:
   戸津 五月
   三谷 穣
   今井 憲
   小保内 俊雅
   小濵 雅則
   首里 京子
   杉田 依里
   竹下 暁子
   増本 健一
   山崎 千佳

   山中 聡子
   西田 俊彦
   三ツ橋 偉子
■ 概要
当センターはハイリスク妊婦および新生児の高度専門医療を24時間体制で実践するところです。そのため、母体・胎児集中治療室(MFICU)と新生児集中治療室(NICU)を、それぞれ、9床および15床備えています。さらにこれらの集中治療室の後方病床も整備されています。また、国の周産期医療対策整備事業に則り、総合周産期母子医療センターに東京都から認定されています。そして、東京都外も含め、多くの母体および新生児の紹介入院を受け入れています。当センターの最大の特色は、母体および新生児の全ての疾患および合併症に対応できることです。これは東京女子医科大学病院のメディカルセンターとしての機能を最大限に活かしたもので、全国でも類を見ない機能を備えた周産期センターです。特に母体に糖尿病、腎疾患、膠原病、心疾患等を合併した症例数はわが国でトップクラスです。また、その予後も他施設に比べ良好で、その優秀さが海外の教科書に紹介されたことがあります。

さらなる特色としては、MFICU、NICUとも多くの医療機器が所狭しと並んでいますが、実践している医療は「人のこころ」を基本としているところです。母体と新生児をケアするセンターとして特に配慮している点です。
ページの先頭へ
■ 当該年度の研究費受入状況
ページの先頭へ
■ 教授・准教授・講師・助教の公的役職
1.  楠田 聡 :日本小児科学会代議員、新生児委員会専門委員、産科合同委員会委員、社会保険委員会委員、認定医試験委員, 日本未熟児新生児学会理事、評議員、医療の標準化検討委員会委員長、社会保険委員会委員、医療供給体制在り方委員会委員, 日本周産期・新生児医学会副理事長、理事、評議員、専門医制度委員会委員長、専門医試験委員会委員長、あり方委員会委員, 日本予防医学リスクマネージメント学会理事, 日本糖尿病・妊娠学会理事, 日本小児内分泌学会評議員、マス・スクリーニング委員会委員, 東京都周産期医療協議会副会長, 東京都周産期搬送部会長, 東京都NICU退院支援体制検討会委員長, 東京都小児医療協議会委員, 東京都メディカルコントロール協議会委員, 新生児医療連絡会監事, ハイリスク児フォローアップ研究会常任理事, 新生児呼吸療法・モニタリングフォーラム監事, CLD研究会幹事, 周産期精神保健研究会幹事, 首都圏新生児フォーラム会長, 新生児内分泌研究会幹事, 独立行政法人医薬品医療機器総合機構専門委員, 独立行政法人日本学術振興会科学研究費委員会専門委員, 公益財団法人日本医療機能評価機構産科保障制度認定委員会副委員長、原因分析委員会委員, 財団法人母子衛生研究会母子保功労顕彰会母子保健奨励賞選考委員
ページの先頭へ
■ 当該年度研究業績数一覧表
学術雑誌 著書 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
筆 頭Corresponding
Author
共 著筆 頭Corresponding
Author
共 著 筆 頭共 著筆 頭共 著 演 者共 演演 者共 演 演 者共 演
 7 7 26 2 2 9  0 4 0 0  8 16  0 0  0 0
ページの先頭へ
■ 学術雑誌
原著
1. Sugiyama T, Metoki H, Hamada H, Nishigori H, Saito M, Yaegashi N, Kusaka H, Kawano R, Ichihara K, Yasuhi I, Hiramatsu Y, Sagawa N; Japan Gestational Diabetes Study Group. Minakami H, Morikawa M, Itakura A, Mizukami Y, Yoshida A, Hashimoto K, Ohsaki A, Anazawa S, Kamei K, Nakabayashi M, Takeda Y, Miyakoshi K, Ikenoue S, Honda M, Sago H, Arata N, Ogawa K, Yamamoto T, Nagaishi M, Takahashi J, Matsuda Y, Makino Y, Ogawa M, Sanaka M, Masaoka N, Nakajima Y, Tanaka M, Igarashi S, Takahashi T, Okuda M, Omori Y, Suzuki N, Ikeda T, Kamimoto Y, Fukumoto M, Hosoi M, Kobayashi H, Naruse K, Mitsuda N, Ishii K, Waguri M, Nakanishi I, Masuyama H, Nobumoto E, Simizu I, Suwaki N, Irahara M, Maeda K, Abe E, Hori D, Kozuma Y, Yasuhi I, Yamashita H, Kawasaki E, Sakanaka A, Sameshima H, Kodama Y, Kajiya M, Kamitomo M.:  A retrospective multi-institutional study of treatment for mild gestational diabetes in Japan.  Diabetes research and clinical practice  103 (3) :412-8 , 2014.3   DOI:DOI: 10.1016/j.diabres.2013.12.017
2. MATSUDA Yoshio, Umezaki H, Ogawa Masaki, Ohwada M, Satoh S, Nakai A.:  Umbilical arterial pH in patients with cerebral palsy.  Early human development  90 (3) :131-135 , 2014.3   DOI:doi: 10.1016/j.earlhumdev.2014.01.001.
3. MATSUDA Yoshio, OGAWA Masaki, KONNO Jun:  Prognosis of the babies born from placental abruption - difference
between intrauterine fetal death and live-born infants.  Gynecol Obstet (Sunnyvale)  4 (1) :1000191 , 2014.1   DOI:doi:10.4172/2161-0932.1000191
4. OGAWA Masaki, MATSUDA Yoshio, KANDA Eriko, KONNO Jun, MITANI Minoru, MAKINO Yasuo, MATSUI Hideo*:  Survival rate of extremely low birth weight infants and its risk factors: case-control study in Japan.  International Scholarly Research Network Obstetrics and Gynecology  2013 (873563) :1-6 , 2013.10   DOI:doi:10.1155/2013/873563
5. TERADA Misato, MATSUDA Yoshio, OGAWA Masaki, MATSUI Hideo, SATOH Shoji:  Effects of maternal factors on birth weight in Japan.  Journal of Pregnancy  2013 (172395) :1-5 , 2013.10   DOI:doi:10.1155/2013/172395
全件表示(14件)
総説及び解説
1. 小川正樹, 松田義雄*:  特集 管理法はどう変わったか?:温故知新 産科編 出生前ステロイド投与の変遷.  周産期医学  44 (3) :327-330 , 2014.3
2. 小川正樹:  妊娠14週の子宮破裂に対してタコシールが有効であった症例.  Medical Torch  10 (1) :40-41 , 2014.1
3. 小川正樹:  【周産期の画像診断】母体・胎児編 Ⅰ.超音波診断 D.染色体異常のソフトマーカー22 妊娠中期のソフトマーカー.  周産期医学  43 (増刊) :184-189 , 2013.12
4. 小川正樹, 松田義雄, 鷲尾洋介*:  【周産期の画像診断】胎児診断から新生児診断へ3 胸水.  周産期医学  43 (増刊) :689-695 , 2013.12
5. 増本健一:  【周産期の画像診断】 新生児編 III.CT画像 心臓血管造影CT診断.  東京医学社  43 (増刊) :567-570 , 2013.12
全件表示(27件)
症例報告
1. 鈴木宏美, 小川正樹, 高橋伸子, 深川富美子, 三谷穣, 牧野康男, 松田義雄, 松井英雄*:  羊水の糖濃度低値を示し出生後蘇生困難であった羊水過多症例の経験.  日本周産期・新生児医学会雑誌  49 (3) :1060-1063 , 2013.9
2. 駒形依子, 小川正樹*,櫻井理乃, 橋本誠司, 井出早苗, 金野潤, 三谷穣, 牧野康男, 松田義雄, 松井英雄:  妊娠第一三半期に指摘された胎児仙尾部奇形腫の1例.  東京産科婦人科学会会誌  62 (2) :209-213 , 2013.4
3. Ogawa Masaki*, Akahira Saeko, Takahashi Satoshi, Shimoda Yuki, Sato Megumi, Sato Akira, Terada Yukihiro:  Low-dose recombinant activated factor VII temporally stopped bleeding from small artery in severe postpartum hemorrhage: a case report.  Blood coagulation & fibrinolysis : an international journal in haemostasis and thrombosis  24 (3) :344-6 , 2013.4   DOI:10.1097/MBC.0b013e32835975b1
その他
1. 金野潤, 土山史佳, 三谷穣, 小川正樹, 牧野康男, 松田義雄, 松井英雄*:  出生前に発見された胎児縦隔リンパ管腫に対するMRIおよび超音波検査の有用性.  関東連合産科婦人科学会誌  50 (4) :763-767 , 2013.11
2. 内山温:  【クローズアップ 図説 最新の小児科処置】臍処置(臍消毒、結紮、硝酸銀処置).  小児内科  45 (4) :736-737 , 2013.4
ページの先頭へ
■ 著書
1. 小川正樹:  第7章妊娠中期における産科救急疾患.  病院前救護のための産科救急トレーニング―妊娠女性・院外分娩に対する実践的な対処法  111-130.  中外医学社,  東京, 2014.3
2. 松田義雄, 川口晴菜, 小川正樹:  妊婦健診における情報収集と利活用に関する研究.  平成25年度厚生労働科学研究費補助金成育疾患克服等次世代育成基盤研究事業
「健やか親子21」の最終評価・課題分析及び次期国民健康運動の推進に関する研究  508-518.  内田印刷所,  山梨県甲府市, 2014.3
3. 楠田聡:    RSウイルス感染症×パリビズマブ DATA BOOK  1-99.  メディカルレビュー社,  大阪, 2014.1
4. 豊口光子:  新人スタッフも知っておきたい代表新生児疾患 14:早産児 編
 未熟児網膜症.  ネオネイタルケア  54.  MCメディカ出版,  大阪, 2013.5
ページの先頭へ
■ 学会発表
1. ◎小川正樹, 松田義雄, 金野潤, 井出早苗, 三谷穣, 牧野康男, 松井英雄: 早産期発症の常位胎盤早期剥離における予後不良因子に関する検討.  第32回周産期学シンポジウム,  福岡県福岡市,  2014/02
2. ◎中西秀彦, 内山温, 楠田聡: 発達期肺胞微小循環系障害とその回復過程における遺伝子発現の変化.  第58回日本未熟児新生児学会,  石川,  2013/12
3. 佐々木八十子,楠田聡,森臨太郎,米本直裕,内山温, 西田俊彦, 三ツ橋偉子: SPRAT(シェフィールド同僚評価表)による新生児科医の診療スキル評価.  第58回日本未熟児新生児学会,  石川,  2013/12
4. ◎塩田睦記, 平澤恭子, 竹下暁子, 吉川陽子, 楠田 聡, 永田 智: ハイリスク児におけるNICUと小児科の連携についての検討.  第58回日本未熟児新生児学会,  金沢,  2013/12
5. ◎吉川陽子, 平澤恭子, 竹下暁子, 大澤真木子, 楠田 聡, 永田 智: 発達障害リスクのある極低出生体重児の発達経過2
―自閉症スペクトラム障害と診断した5例における新生児・乳児期の経過ー.  第58回日本未熟児新生児学会,  金沢,  2013/12
全件表示(24件)
ページの先頭へ
  :Corresponding Author
 :筆頭者
◎:発表者