1.ナイチンゲール看護論の原理を基盤としたヒューマニズムによる看護実践の探求
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急性期医療から在宅医療まで複雑さを増す臨床において即時の判断を求められる看護師の実践がどのように形成されているか、ナイチンゲール看護論の原理を基盤に人間的なケアリング実践を探求する。
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2.人間の生命にかかわる看護の倫理、歴史、制度、生命観、科学観、自然観の検討
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・医療技術が急速に進展した現代における生命や死の把握を再考するために、人間の生と死に関わる諸概念を歴史的な視点から検討する。
・〈延命〉の文脈における「意思決定」とは何か、そこに医療従事者がどのようにかかわっているのか、制度と倫理の観点から研究する。
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3.看護教育に関する研究
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・看護実践は観察に始まり、観察に終わるとも言われる重要な技術の一つである。そのため看護学生をはじめ、看護師にも汎用できる、AIを活用した観察力向上のための訓練プログラム作成を試みている。
・患者が看護師に本当に求めている実践能力は何であるのか。その要因探索を行い、それらの要因に対する看護教育方法、評価尺度の開発に取り組んでいる。
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