<<< 前 2008年度 2009年度 2010年度 | 2011年度 | 2012年度 次 >>>
 看護学部基礎看護学
概要 Keywords 当該年度の研究費受入状況
教授・准教授・講師・助手の学会・研究会の役員 当該年度の主催学会・研究会 学術雑誌
著書 学会発表


教授:
   山元 由美子
准教授:
   菊池 昭江
   守屋 治代
講師:
   加藤 京里
   見城 道子
助教:
   鈴木 聡美
■ 概要
1.看護における「安楽」の概念の明確化
「安全」・「安楽」・「自立」は看護の基本概念である。その中でも看護実践者が考える「安楽」の概念を探求する。
2.ナイチンゲール看護思想の西田哲学的検討
ナイチンゲール看護思想を西田哲学に位置づけられる木村素衞教育哲学により再解釈し、ナイチンゲール看護思想の超越性を含む新たな側面を読み解く。
3.看護師の職務上の自律性
新人看護師から高度な看護を実践する専門職業人に至るまでの職業経歴において、専門職としての自律性がどのように形成され変容していくのかを探索している。
4.臨床実践におけるナイチンゲールの「三重の関心」の可能性
複雑さを増す臨床実践において即時の判断を求められる看護師の経験をナイチンゲールの「三重の関心」の視点で分析し、「三重の関心」の現代における可能性を検討する
5.訪問看護師の実践とIPW(Interprofessional Work)
訪問看護師の実践をIPW(多職種連携実践)の観点を踏まえて考察し、保健医療福祉連携実践に向けたIPE(Interprofessional Education)を模索する
臨床でよく実施される看護技術であっても、心身に働きかける機序や効果はまだ明確になっていないものが多くある。健康な成人を対象とした実験研究や、臨床における介入研究を通して、主に温罨法の効果を検証している。
看護師は看護という仕事を通して、人間的な成長を続けていくと考える。一人ひとりの看護師が自分の経験を意味づけすること、自分なりの看護を見いだしていくことに関心がある。
全件表示(7件)
ページの先頭へ
■ Keywords
安楽, 看護実践者, 自律性, ナイチンゲール, 看護技術, 看護学生, IPW(Interprofessional Work)
ページの先頭へ
■ 当該年度の研究費受入状況
1.  科学研究費補助金 若手研究(B)  (研究課題番号:19791670)
 研究課題:看護技術によって生じる主観的快と自律神経活動の関連  (研究代表者:加藤京里)
 研究補助金:780,000円  (代表)
2.  平成22年度掛川市吉岡彌生記念館健康調査業務委託料  (研究課題番号:なし)
 研究課題:地域住民は温泉に何を求めているか:掛川市内温泉施設利用者への意識調査  (研究分担者:加藤京里)
 研究補助金:400,000円  (分担)
3.  平成23年度掛川市吉岡彌生記念館健康調査業務委託料  (研究課題番号:なし)
 研究課題:掛川市内の訪問看護師が関っている在宅療養者の健康問題と在宅ケアの実際-在宅における看護技術の実施状況を中心に-  (研究代表者:守屋治代, 見城道子, 伊藤景一)
 研究補助金:315,000円  (代表)
ページの先頭へ
■ 教授・准教授・講師・助教の学会・研究会の役員
1.  加藤京里 :日本看護学会論文選考委員
ページの先頭へ
■ 当該年度の主催学会・研究会
1.  東京女子医科大学看護学会第6回学術集会  (教授 学術集会長 : 山元由美子 )  ,東京女子医科大学看護学部大東キャンパス  2010/10
ページの先頭へ
■ 当該年度研究業績数一覧表
学術雑誌 著書 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
筆 頭Corresponding
Author
共 著筆 頭Corresponding
Author
共 著 筆 頭共 著筆 頭共 著 演 者共 演演 者共 演 演 者共 演
 3 1 6 0 0 0  0 1 0 0  2 10  0 0  0 0
ページの先頭へ
■ 学術雑誌
原著
1. 山元由美子, 下平唯子:  掛川市民の緑茶の食養生に関する研究(2).  掛川市健康調査報告書(平成22年度)  平成22年度 :19-28 , 2011.3
2. 大澤 幸子, 山本 美砂子, 見城 道子*:  療養型医療施設における終末期患者を抱える家族への援助を考える-看護記録,カンファレンス記録,遺族訪問記録を通して-.  第41回日本看護学会論文集: 老年看護2010  :99-102 , 2011.3   DOI:2011240585
3. 田中瞳, 山田照, 野口恵子, 山元由美子:  臨床経験5年の看護師が捉える「食への援助」とそれに対する思い.  東京女子医科大学看護学会誌  6 (1) :61-69 , 2011.3
4. 田中瞳, 山元由美子:  看護師が実施する「食への援助」を測定する尺度の開発(第1報) 調査用紙の開発にむけた調査.  東京女子医科大学看護学会誌  6 (1) :71-79 , 2011.3
5. 守屋 治代:  看護理論の系譜にみる身体観の3類型.  医学哲学・医学倫理  28 :73-82 , 2010
全件表示(7件)
総説及び解説
1. 山元由美子:  自律を支える看護.  東京女子医科大学看護学会誌  6 (1) :99-105 , 2011.3
その他
1. 見城 道子, 守屋 治代, 大金 ひろみ, 伊藤 景一:  掛川市内の訪問看護師が関わっている在宅療養者の健康問題と在宅ケアの実際-在宅における看護技術の実施状況を中心に-.  掛川市健康調査報告書(平成22年度)  :1-10 , 2011.3
2. 守屋 治代:  看護ケア実践の構造-木村素衞の「表現的自覚」論を拠り所にして-.  京都大学GCOE2010年度研究開発コロキアム論文集 人間形成における「超越性」の問題-自己変容・ケア・関係性-(Ⅱ)  :103-111 , 2011.3
ページの先頭へ
■ 著書
1. 守屋 治代:  生まれる、生む 到来するいのちが問いかけてくること.  ホリスティックに生きる 目に見えるものと見えないもの  10-26.  せせらぎ出版,  大阪市, 2011.3
ページの先頭へ
■ 学会発表
1. 山元由美子, 藤田八重子, 諸澤直子, 佐々木百合子: 看護における「安楽」の概念に関する研究 看護実践者の「安楽」の概念の明確化(その4).  第30回日本看護科学学会学術集会,  北海道,  2010/12
2. 山田照, 山元由美子: 消化器系のがん患者が受け止める食生活への援助に関する実態調査.  第30回日本看護科学学会学術集会,  北海道,  2010/12
3. 田中瞳, 山元由美子: 看護職の「食への援助」の実施度を測定する尺度の開発とその信頼性・妥当性の検討.  第30回日本看護科学学会学術集会,  北海道,  2010/12
4. ◎加藤京里, 加藤祥子, 酒井礼子, 田上恭子, 田中美智子, 留畑寿美江, 野月千春, 細野恵子, 丸山朱美, 山崎好美, 菱沼典子: 排便パターンの調査研究(第1報).  日本看護技術学会第9回学術集会,  愛知県,日本,  2010/10
5. ◎加藤 京里: 後頚部温罨法の睡眠を促す効果.  日本看護技術学会第9回学術集会,  愛知県,日本,  2010/10
全件表示(12件)
ページの先頭へ
  :Corresponding Author
 :筆頭者
◎:発表者