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2020年度
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2022年度
足立医療センター 検査科
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■ 概要
当科の特徴
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病院中央検査部門として、検体検査、生理検査、内視鏡検査および治療(光学診療部)を統括している。臨床検査専門医2名、消化器内視鏡専門医4名を含む医師と臨床検査技師により、臨床検査医学教育、臨床検査の精度管理、各種超音波検査消化器内視鏡検査および治療までを行っている。
迅速で正確な検査を通じて東医療センターの臨床を支援していると同時に、消化器内視鏡治療を含む消化器疾患関連の診療も行っている日本でも数少ない部署である。
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最新の臨床、研究の実践
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1)大腸腫瘍に対する内視鏡的診断と治療。先進医療として行った大腸ESDは、全国でも限られた施設のみで、本学では当科だけであった。最新機器を使用し、診断能力も高い。
2)カプセル内視鏡(CE)に関する臨床および研究。CE導入後数年が経過したが、これまで診断がつかなかったり、治療に難渋していた例の手助けとなっており、地域病院からの紹介も増えてきている。
3)大腸内視鏡検査(CS)の前処置、挿入法に関する研究。CSは、多くの施設で行われているものの、いまだに前処置や挿入が容易とは言い難い。患者さんにとっていかに苦痛なく、しかも正確な検査ができるように工夫を重ねている。
4)髄液細胞の自動分析に関する研究。
5)細菌自動分析に関する研究。
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臨床検査科としての取り組み
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1)当科は、光学診療部門(内視鏡、超音波)と、臨床検査部門(細菌検査、一般検査、生理検査、生化学検査)に大別されるが、他施設の多くでは2部門が独立しているのに対し、当科では1つの診療部として密接に連携しているという特徴がある。臨床検査科として、2部門を関連づけた題材を研究テーマにしている。
2)昨年度に国際基準であるISO‐15189を取得し、検査の精度管理に努めている。また、院内検査において、特に重要性の高いと考えられる異常データについては速やかに臨床へ連絡し、連携を図るよう努めている。
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当科独自の教育システムの確立
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初期研修医の教育では、2年次に臨床検査医学と消化器内視鏡医学を学ぶことができる。
後期研修医の教育では、基幹施設として臨床検査専門医のカリキュラムが用意されている。3年間のカリキュラムで試験に合格すると臨床検査専門医の称号が得られる。
臨床検査技師にj関する教育は、若テ技師のローテーション研修の必要性から、当科独自の教育システムの構築し、2011年より実施している。(当システムについては第58回日本臨床検査医学会総会にて発表した)
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■ 当該年度の研究費受入状況
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■ 当該年度研究業績数一覧表
学術雑誌 |
著書 |
学会発表 |
その他 発表 |
和文 | 英文 |
和文 | 英文 |
国内 | 国際 |
筆 頭 | Corresponding Author | 共 著 | 筆 頭 | Corresponding Author | 共 著 |
筆 頭 | 共 著 | 筆 頭 | 共 著 |
演 者 | 共 演 | 演 者 | 共 演 |
演 者 | 共 演 |
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■ 学会発表
1.
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◎古市 好宏、佐藤 浩一郎、加藤 博之:
Direct acting antivirals による治療後の食道静脈瘤発生に関わる予見因子.
第114回日本消化器内視鏡学会関東支部例会,
東京,
2022/06
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2.
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古市好宏:
消化管静脈瘤と肝細胞癌に対する新規治療.
足立区医療連携会,
東京女子医科大学附属足立医療センター,
2022/06
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3.
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◎加藤博之:
大腸癌の検診から治療まで.
第37回がん治療懇話会,
福島県 郡山市,
2022/05
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