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 足立医療センター 救急医療科
概要 当該年度の研究費受入状況 教授・准教授・講師・助手の公的役職
当該年度の主催学会・研究会 学術雑誌 著書
学会発表


教授:
   磯谷 栄二
准教授:
   須賀 弘泰
   高橋 政照
講師:
   佐藤 孝幸
助教:
   出口 善純
   植木 穣
   牛澤 洋人
   髙橋 宏之
   増田 崇光
   吉川 和秀
■ 概要
当救命救急センターは年間約1,300名の重症患者を収容する城東地区(荒川区、足立区、葛飾区)唯一の救命救急センターである。当科は3次救急医療に特化しており、24時間体制で東京消防庁のホットラインや近隣の医療施設から転送となった重症患者の受け入れを行っている。内因性疾患(心・脳血管疾患)に加え、外傷、中毒、熱傷など豊富な症例が集結するのが特徴であるが、そのうち特に外傷が多いのも特徴の一つであり、外傷医を目指す救急医にとっては格好の修練施設である。
当センターのスタッフは各々サブスペシャリティーを有しており、それぞれの専門性を生かして重症患者の治療に当たっている。都内にある26カ所の救命救急センターの中では最もアクティビティーの高い施設の一つであり、コメディカルスタッフとともに最善の救急医療を実践していると自負する。救命救急センターに属するICU病床が20床あり、初期対応のみならず、集中治療にも力を置いている。当院は地域災害医療拠点中核病院に指定されており,約20名の東京DMAT隊員を有し、地域災害医療のリーダー的役割を担っている。
また、当院は大学病院としての機能を有することから、研究,教育にも力を入れており,研究面では、敗血症における基礎的研究、DICに関する研究などでは、オピニオンリーダーとなっている。一方、教育では、研修医教育に力を入れている他、東京消防庁救急救命士の教育施設、ならびに各救命士養成施設の研修機関となっており、高いレベルの教育を実践している。当科のモットーは「チームで支える救急医療・災害医療」でチーム一丸となって、日々患者さんの立場に立った、最前線の医療の実践に努めている。
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■ 当該年度の研究費受入状況
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■ 教授・准教授・講師・助教の公的役職
1.  庄古知久 :東京都地域災害医療コーディネーター
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■ 当該年度の主催学会・研究会
1.  城東救急・集中治療研究会(達人に学ぶ)  ( 救急医療科 )    2015/04
2.  城東救急医療研究会  ( 救急医療科 )    2015/12
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■ 当該年度研究業績数一覧表
学術雑誌 著書 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
筆 頭Corresponding
Author
共 著筆 頭Corresponding
Author
共 著 筆 頭共 著筆 頭共 著 演 者共 演演 者共 演 演 者共 演
 0 0 18 0 0 5  0 8 0 1  2 46  0 3  0 0
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■ 学術雑誌
原著
1. 鈴木 嵩, 赤池 麻奈美, 安丸 諒, 網城 詩織, 内田 麻耶, 船川 千明, 小林 利道, 高橋 宏之, 磯谷 栄二:  呼吸療法サポートチームによる積極的な体位変換療法の有効性についての検討.  日本救急医学会関東地方会雑誌  36 (2) :182-186 , 2015.12
2. 安藤 大吾, 小林 利道, 栗山 桂一, 高橋 宏之, 植木 穣, 吉川 和秀, 高橋 政照, 磯谷 栄二:  院外心肺停止患者の搬入時EtCO2と蘇生率 初期波形ごとの解析.  日本救急医学会関東地方会雑誌  36 (2) :204-205 , 2015.12
3. 池田 成美, 篠原 美紀, 井上 季咲, 長岡 秀都, 三枝 梨沙, 渡辺 真紀, 岡本 愛, 永田 律子, 原田 志保, 菅 智行, 吉川 和秀, 磯谷 栄二:  救命ICU・NSTチームの活動 ICU入室患者に対する早期経腸栄養管理.  日本救急医学会関東地方会雑誌  36 (2) :208-211 , 2015.12
4. 加藤 渚, 安藤 大吾, 坂梨 洋, 高橋 政照, 植木 譲, 吉川 和秀, 高橋 宏之, 増田 崇光, 栗山 桂一, 磯谷 栄二:  研修医・救急救命士・医学部学生の臨床参加型実習の融合.  日本救急医学会関東地方会雑誌  36 (2) :222-224 , 2015.12
5. 山賀 彩花, 増田 崇光, 栗山 桂一, 高橋 宏之, 吉川 和秀, 植木 穣, 高橋 政照, 磯部 栄二:  重症多発刺創外傷により門脈および胆嚢損傷から敗血症に至った1例.  日本救急医学会関東地方会雑誌  36 (2) :252-254 , 2015.12
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総説及び解説
1. 村田智, 田島廣之, 小野澤志郎, 安井大祐, 上田達夫, 杉原史恵, 三樹いずみ, 山口英宣, 嶺貴彦, 黄川田弥生, 鈴木健一, 坂本篤宏, 汲田伸一郎:  治療におけるインターベンベンショナル・ラジオロジー:閉鎖循環下化学療法.  腎臓内科・泌尿器科  1 (4) :363-368 , 2015
症例報告
1. 堀江良彰, 須賀弘泰, 堀江栄子:  高度の食道裂肛ヘルニアに対して経皮内視鏡的胃瘻創設術が有効であった心停止後症候群の1例.  東京女子医科大学雑誌  85 (1) :E6-E9 , 2015
2. 須賀弘泰, 中川隆雄, 佐藤孝幸, 出口善純:  出血性ショックから心肺停止を来した出血性胃潰瘍の一完全復帰例.  日本救命医療学会雑誌  29 :55-60 , 2015
3. Takahashi Hiroyuki, Kuriyama Keiichi, Yoshikawa Kazuhide, Ueki Yutaka, Takahashi Masateru, Isotani Eiji:  Efficacy of recomninant thrombomodulin and antithrombin combination therapy in sepsis-induced DIC.  Criti Care Med 2015 43(12) 256.  :43-43 , 2015
その他
1. Obata Y, Takeda J, Sato Y, Ishikura H, Matsui T, Isotani E.
A multicenter prospective cohort study of volume management after:  A multicenter prospective cohort study of volume management after subarachnoid hemorrhage: circulatory characteristics of pulmonary edema
after subarachnoid hemorrhage.  J Neurosurg  :1-10 , 2015.11
2. 磯谷栄二、米田 浩、堀江信貴、渡邊顕弘、佐藤洋平:  くも膜下出血後のGoal Directed Therapy.  脳血管攣縮。Vol.30, 2014  :20-23 , 2015
3. 1.H. Ushizawa, Y. Yahata, T. Endo, T. Iwashima, M. Misawa, M. Sonobe, T.
Yamagishi, H. Kamiya, K. Nakashima, T. Matsui, M. Matsui, S. Suzuki, K.
Shibayama, M. Doi, F. Irie, S. Yamato, Y. Otomo, and K. Oishi: An:  Epidemiological Investigation of a Nosocomial Outbreak of
Multidrug-resistant Acinetobacter baumannii in a Critical Care Center in
Japan.  Japanese Journal of Infectious Diseases.  :1 , 2015
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■ 著書
1. 牛澤洋人:  「意識障害」「呼吸困難」「咳・痰」「急性呼吸不全」「急性感染症」.  レジデントのための診療ハンドブック  1.  ナツメ社,  日本, 2015.12
2. 磯谷栄二:  救急医療 達人に学ぶ Vol.3.  救急医療 達人に学ぶ Vol.3  1.  真興交易出版,  日本, 2015.10
3. 磯谷栄二:  1、頭が痛いです.  そのまま使える問診カンタンガイド  14-18.  Emergency care,  日本, 2015.5
4. 磯谷栄二:  2、めまいがします.  そのまま使える問診カンタンガイド  20-24.  Emergency care,  日本, 2015.5
5. 磯谷栄二:  Ⅱ. 脳神経障害 くも膜下出血の周術期管理.  重症病態を診る!モニタリングの魅力 川前金幸 編。救急・集中治療 vol27 No 5・6  361-366.  2015 総合医学社,  日本, 2015
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■ 学会発表
1. Eiji Isotani.: Goal Directed Therapy after subarachnoid hemorrhage.  MEMCVIII.,  Rome.,  2015/09
2. Eiji Isotani.: Goal Directed Therapy after subarachnoid hemorrhage.  AANS Annual Scientific Meeting,  Washington,  2015/05
3. H. Ushizawa, A. Shiraishi, Y. Ueki, Y. Nakajima, Y. Otomo: The Characteristics of the Mortality of Great East Japan Earthquake in 2011.  The 19th World Congress of Disaster and Emergency Medicine.,  South Africa.,  2015/04
4. ◎菅智行, 原田志保, 磯谷栄二: 救命ICUにおける糖尿病患者の経管栄養の選択 -インスローとその他栄養剤の比較-.  第31回日本静脈経腸栄養学会学術集会,  福岡県, 日本,  2016/02
5. ◎菅智行, 原田志保, 磯谷栄二: 救命ICUにおける糖尿病患者の経管栄養の選択 -インスローとその他栄養剤の比較-.  第43回日本集中治療医学会学術集会,  兵庫県, 日本,  2016/02
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  :Corresponding Author
 :筆頭者
◎:発表者