<<< 前 2012年度 2013年度 2014年度 | 2015年度 | 2016年度 次 >>>
 足立医療センター 救急医療科
概要 Keywords 当該年度の研究費受入状況
教授・准教授・講師・助手の公的役職 当該年度の主催学会・研究会 学術雑誌
著書 学会発表


教授:
   磯谷 栄二
准教授:
   須賀 弘泰
   高橋 政照
講師:
   佐藤 孝幸
助教:
   出口 善純
   植木 穣
   髙橋 宏之
   増田 崇光
   吉川 和秀
■ 概要
当救命救急センターは年間約1,300名の重症患者を収容する城東地区(荒川区、足立区、葛飾区)唯一の救命救急センターである。当科は3次救急医療に特化しており、24時間体制で東京消防庁のホットラインや近隣の医療施設から転送となった重症患者の受け入れを行っている。内因性疾患(心・脳血管疾患)に加え、外傷、中毒、熱傷など豊富な症例が集結するのが特徴であるが、そのうち特に外傷が多いのも特徴の一つであり、外傷医を目指す救急医にとっては格好の修練施設である。
当センターのスタッフは各々サブスペシャリティーを有しており、それぞれの専門性を生かして重症患者の治療に当たっている。都内にある26カ所の救命救急センターの中では最もアクティビティーの高い施設の一つであり、コメディカルスタッフとともに最善の救急医療を実践していると自負する。救命救急センターに属するICU病床が20床あり、初期対応のみならず、集中治療にも力を置いている。当院は地域災害医療拠点中核病院に指定されており,約20名の東京DMAT隊員を有し、地域災害医療のリーダー的役割を担っている。
また、当院は大学病院としての機能を有することから、研究,教育にも力を入れており,研究面では、敗血症における基礎的研究、DICに関する研究などでは、オピニオンリーダーとなっている。一方、教育では、研修医教育に力を入れている他、東京消防庁救急救命士の教育施設、ならびに各救命士養成施設の研修機関となっており、高いレベルの教育を実践している。当科のモットーは「チームで支える救急医療・災害医療」でチーム一丸となって、日々患者さんの立場に立った、最前線の医療の実践に努めている。
ページの先頭へ
■ Keywords
3次救急, 救命救急センター, 災害医療(DMAT)
ページの先頭へ
■ 当該年度の研究費受入状況
ページの先頭へ
■ 教授・准教授・講師・助教の公的役職
1.  磯谷 栄二 :東京都地域災害医療コーディネーター
ページの先頭へ
■ 当該年度の主催学会・研究会
1.  城東救急・集中治療研究会(達人に学ぶ)  
2.  城東救急医療研究会  (救急医療科教授 : 磯谷 栄二 )    2014/12
ページの先頭へ
■ 当該年度研究業績数一覧表
学術雑誌 著書 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
筆 頭Corresponding
Author
共 著筆 頭Corresponding
Author
共 著 筆 頭共 著筆 頭共 著 演 者共 演演 者共 演 演 者共 演
 1 0 18 0 0 6  0 1 0 0  13 23  2 2  2 2
ページの先頭へ
■ 学術雑誌
原著
1. Satoru Murata, Shiro Onozawa, Fumie Sugihara, Atsuhiro Sakamoto, Tatsuo Ueda, Hidenori Yamaguchi, Daisuke Yasui, Takahiko Mine, Shinichiro Kumita:  Feasibility and Safety of Negative-Balance Isolated Pelvic Perfusion in Patients with Pretreated Recurrent or Persistent Uterine Cervical Cancer.  Annals of Surgical Oncology  22 (12) :3981-3989 , 2015.3   DOI:10.1245/s10434-015-4494-3
2. 須賀 弘泰, 中川 隆雄, 佐藤 孝幸, 出口 善純, 堀江 良彰, 磯谷 栄二:  骨盤骨折を伴う重症多発外傷におけるダメージコントロールとしてのTAEの有用性について 凝固線溶系、可溶性E-selectinを用いた評価.  東京女子医科大学雑誌  85 (臨増1) :E1-E5 , 2015.3
3. 小島 光暁, 加地 正人, 村田 希吉, 相星 淳一, 大友 康裕:  【食道破裂、穿孔の診断と治療における戦略と工夫】特発性食道破裂14例の検討 治療成績と術式の工夫.  日本腹部救急医学会雑誌  35 (1) :47-53 , 2015.1
4. 亀井 拓哉, 宮腰 龍弥, 網城 詩織, 原田 志保, 磯谷 栄二:  救命ICUにおける重症支援システム導入後の現状と考察.  日本救急医学会関東地方会雑誌  35 (2) :187-191 , 2014.12
5. 杉本 龍, 吉川 和秀, 高橋 宏之, 増田 崇光, 高橋 政照, 磯谷 栄二:  喀血で発症した甲状腺クリーゼの1例.  日本救急医学会関東地方会雑誌  35 (2) :245-248 , 2014.12
全件表示(16件)
総説及び解説
1. 上田達夫, 林宏光, 平沼千明, 山口英宣, 小林由子, 玉井仁, 山本彰, 汲田伸一郎:  特集急性大動脈症の診療の新展開:急性大動脈症放射線診断の進歩.  ICUとCCU  38 (6) :369-378 , 2014
2. 嶺貴彦, 村田智, 小野澤志郎, 上田達夫, 山口英宣, 杉原史恵, 安井大祐, 宮内雅人, 田島廣之, 汲田伸一郎:  出血性上部消化管潰瘍に対するNBCA塞栓術-循環への関与と粘膜治癒過程.  腹部救急医学会誌  34 (7) :1289-1293 , 2014
3. 嶺貴彦, 安井大祐, 村田智, 小野澤志郎, 上田達夫, 山口英宣, 杉原史恵, 川俣博志, 田島廣之, 汲田伸一郎:  消化管出血に対するNBCAを用いた塞栓術.  臨床画像  29 (3) :243-251 , 2014
4. 嶺貴彦, 田島廣之, 村田智, 小野澤志郎, 山口英宣, 上田達夫, 汲田伸一郎:  四肢骨盤部動静脈奇形に対する血管内治療.  臨床画像  30 (5) :524-533 , 2014
症例報告
1. 馬渕 沙希子, 吉川 和秀, 高橋 宏之, 増田 崇光, 高橋 政照, 磯谷 栄二:  治療に難渋したCa拮抗薬の過量服薬の1例.  日本救急医学会関東地方会雑誌  35 (2) :329-331 , 2014.12
2. Tagami Takashi, Tosa Ryoichi, Omura Mariko, Fukushima Hidetada, Kaneko Tadashi, Endo Tomoyuki, Rinka Hiroshi, Murai Akira, Yamaguchi Junko, Yoshikawa Kazuhide, Saito Nobuyuki, Uzu Hideaki, Kase Yoichi, Takatori Makoto, Izumino Hiroo, Nakamura Toshiaki, Seo Ryutarou, Kitazawa Yasuhide, Sugita Manabu, Takahashi Hiroyuki, Kuroki Yuichi, Irahara Takayuki, Kanemura Takashi, Yokota Hiroyuki, Kushimoto Shigeki:  Effect of a selective neutrophil elastase inhibitor on mortality and ventilator-free days in patients with increased extravascular lung water: a post hoc analysis of the PiCCO Pulmonary Edema Study.  Journal of intensive care  2 (1) :67 , 2014.12   DOI:10.1186/s40560-014-0067-y
3. Horie Nobutaka, Iwaasa Mitsutoshi, Isotani Eiji, Ishizaka Shunsuke, Inoue Tooru, Nagata Izumi:  Impact of clipping versus coiling on postoperative hemodynamics and pulmonary edema after subarachnoid hemorrhage.  BioMed research international  2014 :807064 , 2014   DOI:10.1155/2014/807064
4. 出口善純, 佐藤孝幸, 須賀弘泰, 中川隆雄, 磯谷栄二:  消化管出血による出血性ショックをきたした小腸gastrointestinal stromal tumor (GIST)の1例.  日本消化 器外科学会誌  :1-1 , 2014
5. Kaneko Tadashi, Kawamura Yoshikatsu, Maekawa Tsuyoshi, Tagami Takashi, Nakamura Toshiaki, Saito Nobuyuki, Kitazawa Yasuhide, Ishikura Hiroyasu, Sugita Manabu, Okuchi Kazuo, Rinka Hiroshi, Watanabe Akihiro, Kase Yoichi, Kushimoto Shigeki, Izumino Hiroo, Kanemura Takashi, Yoshikawa Kazuhide, Takahashi Hiroyuki, Irahara Takayuki, Sakamoto Teruo, Kuroki Yuichi, Taira Yasuhiko, Seo Ryutarou, Yamaguchi Junko, Takatori Makoto,:  Global end-diastolic volume is an important contributor to increased extravascular lung water in patients with acute lung injury and acuterespiratory distress syndrome: a multicenter observational study.  Journal of intensive care  2 (1) :25 , 2014   DOI:10.1186/2052-0492-2-25
ページの先頭へ
■ 著書
1. 佐藤孝幸:    あーん、お口も拝見  55-56.  群馬県医師会報,  日本, 2014
ページの先頭へ
■ 学会発表
1. ◎ Hidenori Yamaguchi: Outcome of Transcatheter Arterial Embolization for Postoperative Bleeding after Pancreaticoduodenectomy.  IASGO 2014,  Vienna, Austria,  2014/12
2. ◎Isotani Eiji: Goal Directed Therapy after subarachnoid hemorrhage.  AANS Annual Scientific Meeting 2014,  czech republic,  2014/10
3. ◎Isotani Eiji: Goal Directed Therapy after subarachnoid hemorrhage.  ESICM 2014,  spain barcelona,  2014/09
4. ◎ Hidenori Yamaguchi: Strategy for the treatment of Spontaneous Isolated Visceral Artery Dissection.  CIRSE 2014,  Glasgow, UK,  2014/09
5. 磯谷栄二, 米田浩, 堀江信貴, 渡邊顕弘, 小幡佳輝: シンポジウム3くも膜下出血の周術期循環管理 くも膜下出血後の Novel Goal Directed Therapy.  第31回スパズムシンポジウム,  広島,  2015/03
全件表示(44件)
ページの先頭へ
  :Corresponding Author
 :筆頭者
◎:発表者