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 集中治療科
概要 当該年度の研究費受入状況 学術雑誌
著書 学会発表


教授:
   市場 晋吾
   野村 岳志
准教授:
   鵜川 豊世武
   中川 雅史
講師:
   出井 真史
   太田 圭
   佐藤 暢夫
   吉田 拓生
助教:
   清野 雄介
   石川 淳哉
   加藤 匡人
   幸野 真樹
   庄野 健太
   星野 あつみ
   松本 麻里花
   宮地 麻衣
   宮原 瑤子
   吉田 拓也
■ 概要
東京女子医科大学集中治療科概要
東京女子医科大学集中治療科は重症患者さんに、安全に最善の高度集学的医療を責任もって提供するため、それまでセンター別に分散してあった集中治療室を合併し一体運用が始まる2017年度に新設されました。現在、33床の集中治療室(ICU)を管理し、年間約3,000例を超えるICU入室患者の治療にあたっております。

 集中治療の目的は、外科系・内科系疾患を問わず呼吸、循環、代謝、脳神経などの重篤な急性臓器障害に対して、適切に集学的治療とケアを行うことにより臓器機能の回復を促し重症患者さんを救うことです。

 大学病院集中治療科は、高度治療を行うこととともに教育や研究もその重要な役割となります。当院ICUは日本集中治療医学会の専門医研修施設として、専門医の育成を担います。集中治療医学は多くのエビデンス(根拠)を基本にして治療を行います。ただ最重症の患者さんにおいては、このエビデンスに当てはまらない患者さんもおられます。そのため、多くの医療従事者の治療への関与が重要になります。日々変化する患者さんの病態を、毎朝適時行う多職種カンファレンス(医師、看護師、薬剤師、理学療法士、臨床工学部、栄養管理部、他のスタッフ)で検討し、治療計画を決定・共有しております。

 日本の大学での集中治療科はまだ産声を上げたばかりです。これから、多くの大学病院に集中治療科が開設されるよう、その模範となれる集中治療科として看護師、他の多くの医療スタッフと活動してまいりたいと思います。そして、日本唯一の女子医科大学のICUとして、現在日本で少ない女性集中治療専門医を多く育成し、集中治療を担う女性医師リーダーを輩出していきたいと思います。
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■ 当該年度の研究費受入状況
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■ 当該年度研究業績数一覧表
学術雑誌 著書 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
筆 頭Corresponding
Author
共 著筆 頭Corresponding
Author
共 著 筆 頭共 著筆 頭共 著 演 者共 演演 者共 演 演 者共 演
 1 1 2 0 0 2  0 2 0 0  0 1  0 0  0 0
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■ 学術雑誌
原著
1. Takuya Yoshida, Masayuki Ozaki, Akihiro Kozuka, Masafumi Idei, Yusuke Seino*, Takeshi Nomura:  Effect of multidisciplinary team rounds on postoperative recovery and nutrition therapy for patients after cardiac surgery in intensive care unit: a single-center, retrospective, observational study.  Tokyo Women's Medical University Journal  26 :* , 2022.7   DOI:10.24488/twmuj.2022006
2. 佐藤暢夫, 野村岳志:  人工呼吸中の患者への睡眠評価と睡眠援助ー調査分析に基づく検討ー.  東京女子医科大学雑誌  92 (3) :92-96 , 2022.6   DOI:10.24488/jtwmu.92.3_92
3. Masafumi Idei, Yusuke Seino, Nobuo Sato, Takuya Yoshida, Yumi Saishu, Kimiya Fukui, Masahiro Iwabuchi, Junya Ishikawa, Kei Ota, Daigo Kamei, Masashi Nakagawa, Takeshi Nomura:  Validation of the patient State Index for monitoring sedation state in critically ill patients: a prospective observational study.  Journal of clinical monitoring and computing  :* , 2022.6   DOI:10.1007/s10877-022-00871-9
総説及び解説
1. 安部 貴之, 石森 勇, 村上 淳, 花房 規男, 市場 晋吾, 星野 純一:  【タスクシフトに伴う臨床工学技士による医療安全の最前線】臨床工学技士における動脈表在化への穿刺と透析関連で使用する超音波診断装置に関する安全対策.  医療と安全  (15) :38-47 , 2022.9
2. 市場晋吾, 服部英敏, 山田有希子, 清野雄介:  経皮的循環補助の生理学(ECMO/IMPELLA/IABP).  Intensivist  14 (2) :331-348 , 2022.5
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■ 著書
1. 清野雄介:  周術期に用いる薬剤の基礎〜循環作動薬の使い方から術後鎮痛まで〜.  徹底ガイド 心臓血管外科術後管理・ケア 第2版  40-53.  総合医学社,  東京,日本, 2022.5
2. 清野雄介:  人工心肺が身体に及ぼす影響と合併症〜人工心肺を使うと何が悪いの?〜.  徹底ガイド 心臓血管外科術後管理・ケア 第2版  54-60.  総合医学社,  東京,日本, 2022.5
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■ 学会発表
1. ◎服部英敏, 菊池規子, 春木伸太郎, 南雄一郎, 山口淳一, 市原有起, 齋藤聡, 新浪博, 市場晋吾, 布田伸一: Impellaを含めた補助循環による重症心不全治療.  第267回日本循環器学会関東甲信越地方会,  東京都千代田区,  2023/02
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  :Corresponding Author
 :筆頭者
◎:発表者