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 臨床工学科
概要 Keywords 当該年度の研究費受入状況
教授・准教授・講師・助手の公的役職 教授・准教授・講師・助手の学会・研究会の役員 学術雑誌
著書 学会発表


教授:
   峰島 三千男
助教:
   崎山 亮一
■ 概要
臨床工学科
わが国の臨床医学系では初めて設置された診療科で、工学的基盤技術を新たに創出して、実際の臨床に応用することを目指しています。臨床工学部と密に連携を図り、院内における臨床工学関連業務を安全かつ確実に遂行することを目的としています。また教育・研究については、人工臓器、BME(Biomedical Engineering)を含む臨床工学全般を専門分野と考えており、基礎研究から他診療科と連携による臨床応用まで一貫した研究体制を敷くことができることが、本科の最大の特長と言えます。また、先端生命研(TWIns)や早稲田大学との協同研究も進めており、新しい医療技術の創出につながる基礎・応用研究に着手しています。
研究内容
1. 血液浄化におけるダイアライザ等の溶質除去特性
2. 血液浄化における除去効率のモニタリング(ナビゲーションシステム)の開発
3. 血液透析濾過(HDF)における操作条件の検討
4. 血液透析濾過(HDF)フィルターの最適設計
5. CHDFにおける各種ヘモダイアフィルターのサイトカイン除去特性
6. I-HDFの除去特性
7. 腹膜傷害改善の細胞シート工学の応用
8. 腹膜傷害改善のHGFの改善効果とそのin vitro評価法の確立
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■ Keywords
臨床工学, BME, 人工臓器
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■ 当該年度の研究費受入状況
1.  NEDO, 環境・医療分野の国際研究開発・実証プロジェクト, 先進的医療機器システムの国際研究開発及び実証
 研究課題:現地国事情に適した高品位透析治療を達成する透析水清浄化システムの研究開発・実証  (研究分担者:峰島 三千男)
 研究補助金:720,000円  (分担)
2.  科学研究費助成事業、基盤研究(B)
 研究課題:タンパク分画用低ファウリング膜の開発と応用  (研究分担者:峰島 三千男)
 研究補助金:1,000,000円  (分担)
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■ 教授・准教授・講師・助教の公的役職
1.  峰島 三千男 :臨床工学技士国家試験委員会委員
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■ 教授・准教授・講師・助教の学会・研究会の役員
1.  峰島 三千男 :日本透析医学会(理事), 日本アフェレシス学会(理事), 日本医工学治療学会(理事), ISFA(Board member), 日本人工臓器学会(評議員), 日本急性血液浄化学会(評議員)、日本生体医工学会(代議員), 日本血液浄化技術学会(顧問)
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■ 当該年度研究業績数一覧表
学術雑誌 著書 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
筆 頭Corresponding
Author
共 著筆 頭Corresponding
Author
共 著 筆 頭共 著筆 頭共 著 演 者共 演演 者共 演 演 者共 演
 6 5 14 0 0 4  0 9 0 0  7 25  3 6  12 0
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■ 学術雑誌
原著
1. Kamei Daigo*, Tsuchiya Ken, Miura Hitomi, Nitta Kosaku, Akiba Takashi:  Inter-Method Variability of Ferritin and Transferrin Saturation Measurement Methods in Patients on Hemodialysis.  Therapeutic apheresis and dialysis : official peer-reviewed journal of the International Society for Apheresis, the Japanese Society for Apheresis, the Japanese Society for Dialysis Therapy  21 (1) :43-51 , 2017.2   DOI:10.1111/1744-9987.12479
2. 石森勇, 村上淳, 金子岩和, 木全直樹, 峰島三千男, 土谷健, 新田孝作, 秋葉隆:  透析装置が原因と考えられる過除水トラブルの経験.  日本血液浄化技術学会会誌  24 (2) :307-309 , 2016.12
3. 安部貴之, 大谷祐美, 木村翼, 岡島友樹, 徳井好恵, 石森勇, 村上淳, 金子岩和, 大坪茂, 木全直樹, 花房規男, 峰島三千男, 新田孝作, 秋葉隆, 土谷健:  透析患者における末梢動若閉塞性疾患に対するABIとSPPを用いた検出感度のカットオフ値の検討 指導管理加算の値との比較.  日本血液浄化技術学会会誌  24 (2) :307-309 , 2016.12
4. 鈴木雄太, 菅原智子, 安部貴之, 加藤紀子, 石森勇, 木全直樹, 村上淳, 金子岩和, 花房規男, 峰島三千男, 土谷健, 新田孝作:  当院における透析装置メンテナンス教育の取り組み.  日本血液浄化技術学会会誌  24 (2) :396-398 , 2016.12
5. Kamei Daigo, Tsuchiya Ken, Nitta Kosaku, Akiba Takashi:  Inter-Method Variability of Ferritin and Transferrin Saturation Measurement Methods in Patients on Hemodialysis.  Ther Apher Dial  :online , 2016.12   DOI:10.1111/1744-9987.12479
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総説及び解説
1. 峰島三千男:  透析液の組成はどのように決められたのですか?.  臨牀透析  33 (2) :204-205 , 2017.2
2. 村上淳, 金子岩和, 木全直樹, 峰島三千男, 秋葉隆:  溢水によるうっ血性心不全の状態がBV計を用いたバスキュラーアクセス(VA)再循環測定時の動脈側波形に及ぼす影響.  腎と透析 別冊2016, ハイパフォーマンスメンブレン'16  81 :27-30 , 2016.11
3. 村上淳, 金子岩和, 木全直樹, 峰島三千男, 秋葉隆:  BV計によるバスキュラーアクセス(VA)再循環測定時の動脈側波形の変動と動脈血酸素飽和度の関係.  腎と透析 別冊2016, ハイパフォーマンスメンブレン'16  81 :31-34 , 2016.11
4. 峰島三千男, 川西秀樹, 阿瀬智暢, 友雅司, 中元秀友:  委員会報告 2016年版透析液水質基準.  日本透析医学会雑誌  49 (11) :697-725 , 2016.11
5. 峰島三千男:  血漿分離の原理、日本アフェレシス学会 実践アフェレシス技術マニュアル2016.  日本アフェレシス学会雑誌  36 (3) :171-175 , 2016.10
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その他
1. 峰島三千男:  各種治療指標(Kt/V, TAC, EKR)の特徴と求め方.  臨牀透析  35 (2) :613-617 , 2016.5
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■ 著書
1. 亀井 大悟:  【CKD貧血ガイドライン-二度の改訂を巡って】 Clinical Question 鉄補充療法の開始基準は何か?上限(投与終了時点)は設定すべきか?.  臨床透析  169-174.  (株)日本メディカルセンター,  日本, 2017.2
2. 峰島三千男:    臨床工学技士標準テキスト  1-786.  金原出版,  東京, 2016.12
3. 峰島三千男:  血液浄化装置.  臨床工学技士標準テキス  383-416.  金原出版,  東京, 2016.12
4. 峰島三千男:  透析療法におけるモニタリング技術の進歩.  透析運動療法 健康長寿を実現するために  284-293.  医薬ジャーナル社,  大阪, 2016.11
5. 安部貴之:  インピーダンス心拍出量計を用いた循環関連モニタ.  Clinical Engineering  1011-1020.  学研メディカル秀潤社,  日本, 2016.11
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■ 学会発表
1. ◎安部貴之, 石森勇, 村上淳, 金子岩和, 大坪茂, 花房規男, 峰島三千男, 新田孝作, 土谷健: 臨床工学技士による透析患者のPAD管理~早期発見への取り組みとアフェレシス治療~.  第15回日本フットケア学会年次学術集会,  岡山,  2017/03
2. Mineshima Michio, Abe Takayuki, Murakami Jun, Tsuchiya Ken: Evaluation of solute clearance in Intermittent Infusion Hemodiafiltration (I-HDF).  37th Annual Dialysis Conference,  Long Beach. U.S.A.,  2017/03
3. MINESHIMA Michio, EGUCHI Kei: Clinical effectiveness of Intermittent Infusion Hemodiafiltration (IIHDF) using backfiltration of ultrapure dialysis fluid compared with Predilution On-line Hemodiafiltration: A prospective, multicenter and controlled trial.  American Society of Nephrology 2016 Renal Week,  Chicago, U.S.A.,  2016/11
4. OKAJIMA Tomoki, ISHIMORI Isamu, MURAKAMI Jun, KANEKO Iwakazu, KIMATA Naoki, HANAFUSA Norio, MINESHIMA Michio, TSUCHIYA Ken, Nitta Kosaku: The Necessity of Inlet Pressure Monitoring at Blood
Side in the Post-dilution HDF.  34th Congress of the International Society of Blood Purification,  HIROSHIMA, Japan,  2016/09
5. MINESHIMA MICHIO: Optimal Design Concept of Dialyzers.  34th Congress of the International Society of Blood Purification,  HIROSHIMA, JAPAN,  2016/09
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  :Corresponding Author
 :筆頭者
◎:発表者