<<< 前
2023年度
2024年度
2025年度
耳鼻咽喉科・頭頸部外科
|
■ 概要
|
<B>ミクリッツ病・IgG4関連疾患の病理学的検討</B>
|
|
IgG4関連疾患として理解されつつあるミクリッツ病、キュットナー腫瘍の臨床ならびに基礎的研究を行っています。
|
|
<B>木村病の病態解明と新しい治療法</B>
|
|
木村病の発症機序解明のため、次世代シークエンサーを用いて遺伝子解析を行いTSLP、TSLPRの関与について検討。抗IgE抗体を用いた新しい治療法に挑戦する。
|
|
<B>アレルギ-性鼻炎病態形成にける上皮細胞の役割について</B>
|
|
アレルギ-性鼻炎の病態形成には、鼻粘膜の上皮細胞は重要な働きをしています。Nasal brushingの手法を用い、季節性アレルギ-性鼻炎の吸入抗原暴露を受けているときと、受けていないときの、上皮細胞におけるサイトカイン、ケモカインなどの発現の経時的変化を検討しています。
|
|
<B>好酸球性副鼻腔炎治療指針の作成</B>
|
近年増加している型で好酸球の浸潤が顕著にみられます。病因解明の基礎的研究を行いながら、ステロイド点鼻薬、抗ロイコトリエン薬などの有効性を検討し、内視鏡下副鼻腔手術を含め、重症度に合わせた治療指針の作成を行っています。 好酸球性中耳炎の病態解明と有効な治療法の検討
昨年、好酸球性中耳炎の研究グル-プの1人として好酸球性中耳炎の診断基準を作成しました。好酸球性中耳炎には、軽症なものから重症なものまであり、その違いはどうしておこるのか検討しています。
|
|
<B>鼻・副鼻腔線維芽細胞の特殊性と慢性副鼻腔炎病態形成における役割の解明</B>
|
|
近年、線維芽細胞は自然免疫や獲得免疫に深く関わっていることが分かってきています。特に最近では、鼻・副鼻腔線維芽細胞は、慢性副鼻腔炎の病態形成に重要な種々のtoll like receotprs (TLRs)に反応することを解明しました。現在は、人の複雑な生体反応に重要な働きをしていますnon coding RNAの、鼻・副鼻腔線維芽細胞における発現を検討しています。
|
|
ページの先頭へ
|
|
■ 当該年度の研究費受入状況
|
■ 当該年度研究業績数一覧表
| 学術雑誌 |
著書 |
学会発表 |
その他 発表 |
| 和文 | 英文 |
和文 | 英文 |
国内 | 国際 |
| 筆 頭 | Corresponding Author | 共 著 | 筆 頭 | Corresponding Author | 共 著 |
筆 頭 | 共 著 | 筆 頭 | 共 著 |
演 者 | 共 演 | 演 者 | 共 演 |
演 者 | 共 演 |
| 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
0 | 0 | 0 | 0 |
0 | 2 |
0 | 0 |
0 | 0 |
|
|
ページの先頭へ
|
|
■ 学術雑誌
|
原著
|
|
1.
|
山口瑛子, 稲井俊太*, 山村幸江, 中溝宗永, 野中学:
頸部リンパ節生検施行例における悪性症例の臨床的特徴.
東京女子医科大学雑誌
95
(5)
:143-148
, 2025.10
DOI:https://doi.org/10.24488/jtwmu.95.5_143
|
|
2.
|
MUKAI Masayoshi†*, NAKANISHI Haruka, MATSUI Kanako, SATO Emiri, NONAKA Manabu, YANAGISAWA Naoko:
Clinical and pathological characteristics of CRS with nasal polyps in patients with asthma-COPD overlap.
Auris Nasus Larynx
52
(6)
:744-749
, 2025.10
DOI:10.1016/j.anl.2025.10.007
|
|
総説及び解説
|
|
1.
|
山村幸江†:
口腔乾燥症とその対応.
臨床栄養
147
(5)
:632-637
, 2025.10
|
|
2.
|
山村幸江:
COVID-19による味覚障害の特徴と薬局での対応.
調剤と情報
31
(13)
:58-61
, 2025.10
|
|
ページの先頭へ
|
|
■ 学会発表
|
1.
|
稲井俊太, 向井昌功, 中居えみり, 松居可奈子, 中本実沙, 八木詩央, 中溝宗永:
p16陽性と陰性の違いによる中咽頭癌の頸部リンパ節転移の特徴.
第49回日本頭頸部癌学会総会・学術講演会,
札幌,
2025/06
|
|
2.
|
稲井俊太, 中溝宗永, 富田英莉香, 野島知人, 向井昌功, 佐藤えみり, 松居可奈子, 中本実沙, 八木詩央, 野中学:
舌下腺摘出術を施行したガマ腫症例.
第126回日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会総会・学術講演会,
横浜,
2025/05
|
|
ページの先頭へ
|
|