<<< 前 2019年度 2020年度 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 次 >>>
 看護学部母性看護学
概要 当該年度の研究費受入状況 学術雑誌
著書 学会発表


教授:
   小川 久貴子
講師:
   飯塚 幸恵
   竹内 道子
   山本 江里子
助教:
   田幡 純子
   藤方 小弥香
■ 概要
1.教育(学部)
学部教育は、2年の母性看護学概論と3年の母性看護学各論の講義にアクティブラーニングを導入し、新カリキュラムの元で行っている。また、3年では母性各論実習を担当し、4年では統合実習Ⅰ・Ⅱおよび卒業論文指導を行っている。平成20年度から導入された医学部との協働教育に基づき、実習に医学部生と看護学部生との合同カンファレンスを行い、将来のチーム医療連携を視野に入れた学習を行っている。平成23年度から講義と演習・実習を一貫した学びとなるよう、母性看護教員で教材「母性講義資料集」を作成し、円滑な活用を推進している。
2.教育(大学院)
大学院博士前期課程実践看護学Ⅱでは、ウーマンズヘルス特論Ⅰ~特論Ⅳ、ウーマンズヘルス演習Ⅰ~演習Ⅱ、ウーマンズヘルス実習、ウーマンズヘルス課題研究を行っている。また、助産選択科目においては、助産学特論Ⅰ~Ⅳでエビデンスに基づいた助産診断と助産技術等の講義を展開している。演習Ⅰは、院生の実践力を高めるため、超音波画像診断・会陰切開部縫合術を産科医鈴木助教、金野講師の指導の基で演習する。また、昨年度に引き続き、新生児科の協力の元、新生児蘇生講習会Aコースを受講可能にし、高度実践力の伴った助産師の育成に努めている。演習Ⅱでは、事例に基づくロールプレーを用いた分娩介助演習や集団学級の実践を行い、助産所実習を含めた助産学実習を行う。このように修士号取得だけではなく助産師国家試験受験資格、新生児蘇生の資格が取れるカリキュラムを、助産選択科目では組み込んでいる。
大学院博士後期課程では、ウーマンズヘルス論文の指導を行っている。
3.研究
平成30年度文部科学省科学研究費基盤研究(C)において、小川教授が「若年母の肯定感を高めるICT活用支援プログラムの開発」の助成金を獲得し、教室を含めたメンバーで取り組んでいる。HP「ティーンズママルーム」や「ティーンズママメール」の更新維持と、「支援者養成講座」を兵庫県と東京都で開催する。本研究成果を、適宜、学会発表する。また、土江田准教授のラクテ―ション研究、田幡助教の産後疲労の研究をはじめ、各自が研究テーマを掲げ、取り組んでいる。
4.社会貢献
母性看護学教室の全員が助産師の資格があり、ウーマンズヘルスやりプロダクティブ・ヘルスに関する社会貢献をを多く行っている。 教員免許更新講習(8月)では、抜田先生が実行委員となり、小川教授が思春期に関する講義を担当する。また、東京都荒川区や静岡県掛川市の中学生向けのいのちの講座(11月、12月)も行う予定である。 教室全体がさまざまな社会貢献活動に参画し、看護学の発展に寄与しているものと考える。
ページの先頭へ
■ 当該年度の研究費受入状況
ページの先頭へ
■ 当該年度研究業績数一覧表
学術雑誌 著書 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
筆 頭Corresponding
Author
共 著筆 頭Corresponding
Author
共 著 筆 頭共 著筆 頭共 著 演 者共 演演 者共 演 演 者共 演
 3 0 1 1 0 1  0 1 0 0  1 7  0 0  0 0
ページの先頭へ
■ 学術雑誌
原著
1. ◎小川久貴子,比嘉佐和子,金澤貴子.中嶋彩,内田朋子,田幡純子,抜田博子,竹内道子,清水洋子,三輪生子,坂田成輝:  若年妊婦の肯定感に作用するICT活用プログラムの前後比較.  日本母子看護学会誌  15 (2) :36-45 , 2022.3
2. ◎小川久貴子,:  若年妊婦の肯定感を高めるICT活用プログラムの効果₋自己肯定感と心理的ストレス反応の年齢比較₋.  日本母子看護学会誌  15 (2) :46-55 , 2022.3
3. Kiyoko Miyauchi, Kaoru Fujimoto, Takayuki Abe, Masami Takei, Kukiko Ogawa:  Cross-sectional assessment of sleep and fatigue in middle-aged Japanese women with
primary Sjogren syndrome or rheumatoid arthritis using self-reports and wrist actigraphy . Medicine ,1-7,www.md-journal,com,2021.  Medicine  :1-7 , 2021.9
総説及び解説
1. ◎小川久貴子:  助産教育におけるプレコンセプションケア.  アドバンス助産師雑誌  10 :3-3 , 2022.3
2. ◎小川久貴子:  若年妊婦への支援.  東京母性衛生学会誌  38 (1) :1-3 , 2022.3
3. Eriko YAMAMOTO, Masuko SAITO, Reiko HIRATA:  Conceptual Analysis of Menstrual Disorders in Young Women.  Asian Journal of Human Services  (21) :73-90 , 2021.10   DOI:10.14391/ajhs.21.73
ページの先頭へ
■ 著書
1. 小川久貴子:  第4章 褥婦のウエルネスに基づく看護計画.  母性看護:看護診断のための気づきとアセスメント  241-252.  中央法規,  東京、日本, 2022.2
ページの先頭へ
■ 学会発表
1. ◎下睦子、小川久貴子: 心理的ストレスモデルを用いたEPDSの検証.  第36回日本助産学会学術集会,  オンライン,  2022/03
2. ◎大川聡子、真壁美香、金谷志子、小川久貴子、上野昌江、甲田勝康: 未就学児育児中の母親における過去の逆境的小児期体験(ACE)スコアと自尊心の関連.  第80回日本公衆衛生学会学術集会,  東京,  2021/11
3. ◎竹原祥子、佐藤康仁、清水洋子、坂本倫美、小川久貴子、松岡雅人: 看護学生の新型たばこに対する認識.  第80回日本公衆衛生学会学術集会,  東京,  2021/11
4. ◎田幡純子, 髙橋眞理: 産褥期の子育て支援をする祖母の疲労に対する主観的・客観的評価による検討.  第19回日本更年期と加齢のヘルスケア学会学術集会,  WEB,  2021/10
5. 山本江里子: 月経異常の概念分析.  第62回日本母性衛生学会,  ライブ、オンデマンド配信,  2021/10
全件表示(8件)
ページの先頭へ
  :Corresponding Author
 :筆頭者
◎:発表者