<<< 前 2019年度 2020年度 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 次 >>>
 足立医療センター 麻酔科
概要 当該年度の研究費受入状況 学術雑誌
学会発表


教授:
   小森 万希子
准教授:
   有山 淳
   市川 順子
助教:
   小髙 桂子
   安藤 一義
   上田 圭子
   久保 拓之
   田畑 春菜
   藤本 依里
■ 概要
診療
手術時麻酔症例は、年間約3300例で他科の医師や看護師、臨床工学士、その他のスタッフと協力して、術前・術中・術後と一貫して管理している。ICUでは約700例/年の集中治療管理を行っている。重症患者の術後呼吸循環管理、侵襲の大きい手術(心臓血管外科手術、肺外科手術、食道手術、肝臓手術、脳外科手術など)の術後呼吸循環管理、急性呼吸不全、循環不全、脳血管障害の急性期の集中治療を集中治療専門医および専任の臨床工学士が行っている。ペインクリニック治療は約240例/月である。ペインクリニック専門医が、専従し、外来治療を行っている。
教育
手術麻酔では安全な麻酔管理の指導を行い、ICUでは最新の人工呼吸器モードを駆使して臨床データを解析し、呼吸不全の治療に貢献している。ペインクリニックでは神経ブロックを基本に難治性疼痛に対する脊髄刺激電極など多種類の治療を行い、高い治療成績を維持している。
後期臨床研修医に対しては、多くの麻酔症例、重症全身管理を経験させ、学会発表および論文作成指導も行っている。また、他科の医師の短期研修も積極的に受け入れ、臨床医に必要な全身管理や救急蘇生の指導を行っている。
主要教育活動
(1)テュートリアル教育
(2)学生臨床実習における麻酔管理の実習、救急蘇生の講習。
(3)学生の講義
(4)卒後教育
(5)看護学校の麻酔講義
研究
主要研究分野
(1)急性肺傷害の肺保護療法による改善機序の研究
(2)ショック治療の基礎的研究
(3)生体侵襲時の微小循環動態に関する評価
(4)血管成長因子を用いた創傷治癒に対する血管新生の速度
(5)疼痛時の組織血流量
(6)種々の麻酔薬における脳波の研究
(7)エコーガイド下神経ブロックの麻酔および術後鎮痛効果
(8)心臓血管外科手術における血液凝固評価装置を用いた術中の血液凝固制御
(9)静脈麻酔薬の薬物動態学
ページの先頭へ
■ 当該年度の研究費受入状況
ページの先頭へ
■ 当該年度研究業績数一覧表
学術雑誌 著書 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
筆 頭Corresponding
Author
共 著筆 頭Corresponding
Author
共 著 筆 頭共 著筆 頭共 著 演 者共 演演 者共 演 演 者共 演
 4 0 0 2 0 0  0 0 0 0  7 3  0 0  0 0
ページの先頭へ
■ 学術雑誌
原著
1. KumikoTaira1*, Tomonori Kawakami2 , Sujithra KaushaliyaWeragoda3 , H. M.Ayala S. Herath2 , Yoshinori Ikenaka4,5, Kazutoshi Fujioka6 , Madhubhani Hemachandra7 , Nirmalie Pallewatta8 , YoshikoAoyama9 , Mayumi Ishizuka4 , Jean Marc Bonmatin10 & Makiko Komori1:  Urinary concentrations of neonicotinoid insecticides were related to renal tubular dysfunction and neuropsychological complaints in Dry zone of Sri Lanka.  nature portfolio  11 :1-12 , 2021.11   DOI:https://doi.org/10.1038/s41598-021-01732-2
総説及び解説
1. 小森万希子、小髙桂子、岡村圭子:  鍼治療および光線療法が微小循環に与える影響.  Precision Medicine  5 (2) :98-101 , 2022.2
2. 小森万希子、小高桂子、岡村圭子:  生体侵襲と微小循環.  BIO Clinica  36 (12) :60-63 , 2021.12
3. 安藤一義、小森万希子:  局所麻酔薬の基本的知識とアクシデントへの対策.  ENTONI  20 (264) :1-8 , 2021.11
4. 小森万希子、岡村圭子、小高桂子:  ショック、侵襲時の微小循環障害.  Precision Medicine  4 (4) :46(340)-49(343) , 2021.4
症例報告
1. Kodaka K, Komori M:  Effective high-frequency spinal cord stimulation for neurosarcoidosis-induced lower back and limb pain: a case report.  日本ペインクリニック学会誌  29 (1) :1-4 , 2022.1
ページの先頭へ
■ 学会発表
1. 甲田昌紀、有山淳、岡村圭子、小森万希子: ポーランド症候群を合併した患者のロボット支援下腹腔鏡下手術の麻酔経験.  日本臨床麻酔学会第41回大会,  札幌,  2021/11
2. 山本英梨奈、岡村圭子、有山淳、小森万希子: ① 挿管チューブが片側性に膨張しカフリークを生じた1例.  日本臨床麻酔学会第41回大会,  札幌,  2021/11
3. 小高 桂子、小森 万希子: 神経サルコイドーシスによる腰下肢痛に高頻度脊髄刺激法が著効した一例.  日本ペインクリニック学会第55回大会,  富山市,  2021/07
4. 大串 雅子、有山 淳、椋棒 由紀子、茅野 孝明、小森 万希子: プレガバリンの長期投与に下肢浮腫が出現しネフローゼ症候群と診断された一例.  日本ペインクリニック学会第55回大会,  富山市,  2021/07
5. 有山 淳、小森 万希子、椋棒 由紀子、大串 雅子、茅野 孝明: 補中益気湯投与が線維筋痛症患者に及ぼす影響.  日本ペインクリニック学会第55回大会,  富山市,  2021/07
全件表示(10件)
ページの先頭へ
  :Corresponding Author
 :筆頭者
◎:発表者