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 足立医療センター 耳鼻咽喉科
概要 当該年度の研究費受入状況 学術雑誌
著書 学会発表


教授:
   須納瀬 弘
准教授:
   余田 敬子
講師:
   八尾 亨
助教:
   石田 孝
   金子 富美恵
   木下 慎吾
   小板橋 美香
■ 概要
当科では耳科領域に特化した専門性の高い医療を目指しており、とくに慢性中耳炎や真珠腫性中耳炎、錐体部真珠腫などの中耳・側頭骨良性疾患の手術件数は現在全国有数です。他施設で手術ができない全身麻酔困難な症例や難易度の高い症例にも対応しており、関東の広い範囲から患者さんをお迎えし、また全国から耳科手術を志す数多くの若手医師に見学に来て頂いています。顔面神経麻痺やめまいなど神経耳科学的疾患の症例数も多く、それぞれの疾患を専門とする医師が常勤として患者さんに対応しています。
当科が伝統的に得意とする口腔咽頭の感染症がもう一つの臨床の柱です。とくに口腔咽頭性感染症の領域では全国的に知名度が高く、疫学的、細菌学的な臨床的研究においても他をリードしています。
2012年11月より鼻科手術を専門とするスタッフが加わったため、慢性副鼻腔炎や鼻腔の良性腫瘍で高度な副鼻腔手術手技を要とする患者さんにも対応可能となります。一方、当院では放射線治療が出来ないため、悪性腫瘍に対する治療は行っておりません。
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■ 当該年度の研究費受入状況
1.  平成24年度厚生労働科学研究 新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究事業  (研究課題番号:H24-新興-一般-004)
 研究課題:性感染症に関する特定感染症予防指針に基づく対策の推進に関する研究  (研究分担者:余田 敬子)
 研究補助金:700,000円  (分担)
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■ 当該年度研究業績数一覧表
学術雑誌 著書 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
筆 頭Corresponding
Author
共 著筆 頭Corresponding
Author
共 著 筆 頭共 著筆 頭共 著 演 者共 演演 者共 演 演 者共 演
 6 0 3 1 1 1  0 3 0 0  11 4  0 0  0 0
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■ 学術雑誌
原著
1. Aoki Sachiko, Takei Yasuhiko, Suzuki Kazufumi, Masukawa Ai, Arai Yasuko:  Planer orientation of the bilateral semicircular canals in dizzy patients.  Auris Nasus Larynx  39 (5) :451-454 , 2012.10   DOI:http://dx.doi.org/10.1016/j.anl.2011.07.020
2. 伊藤まり, 相馬啓子, 三並美香, 佐藤永通子, 林裕次郎:  補聴器によるTRT(Tinnitus Retraining Therapy)におけるプログラムを設定した1症例.  Audiology Japan  55 (4) :218 , 2012.8
3. 余田敬子, 金子富美恵, 須納瀬弘*, 貞安令:  急性副鼻腔炎から頭蓋内合併症を来した一例.  日本耳鼻咽喉科感染症研究会会誌  30 (1) :27 , 2012.5
4. 本間博友, 八尾亨, 斉藤達矢, 楠威志, 池田勝久:  再発性前頭洞病変に対する手術法の自験例.  耳鼻咽喉科臨床  105 (4) :345 , 2012.4
総説及び解説
1. 須納瀬弘:  【よくわかる鼓室形成術】 手術手技とコツ canal wall up法による乳突削開.  JOHNS  29 (2) :185 , 2013.2
2. 須納瀬弘:  【これだけは知っておきたい麻酔の知識】 局所麻酔下手術のポイント 耳手術.  JOHNS  28 (11) :1701-1704 , 2012.11
3. 余田敬子:  【性感染症診断・治療ガイドライン2011を読んで】 淋菌の咽頭感染、クラミジアの咽頭感染に関する更新、改訂について.  泌尿器外科  25 (09) :1783 , 2012.9
4. 福嶋 宗久, 宮口 衛:  【腫れをみたとき考えること-鑑別診断とピットフォール】中咽頭の腫れ.  JOHNS  28 (7) :1053-1057 , 2012.7
5. 須納瀬弘:  手術手技 私が愛用する手術器具 メリハリのきいた耳科手術のための器具 耳科手術用極微細鉗子・剪刀・ハイスピードドリル・バイポーラー.  JOHNS  28 (5) :830 , 2012.5
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症例報告
1. SHIBATA Koichi, MATSUI Kazuhiro, ITO Hiroyuki, ITO Eiichi, NISHIMURA Yoshiko, KONDO Hiromi, SUNOSE Hiroshi, OTSUKA Kuniaki:  Bilateral intracranial vertebral artery dissection presenting as sudden bilateral hearing loss.  Clinical Neurology and Neurosurgery  114 (9) :1266-1269 , 2012.9   DOI:10.1016
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■ 著書
1. 余田敬子:    臨床病態学 小児編  488 497.  ヌーヴェル ヒロカワ,  日本, 2012.12
2. 余田敬子:    実戦的耳鼻咽喉科検査法
ENT臨床フロンティア  181 189.  中山書店,  東京, 2012.5
3. 余田敬子:    実戦的耳鼻咽喉科検査法
ENT臨床フロンティア  190 193.  中山書店,  東京, 2012.5
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■ 学会発表
1. ◎三並美香, 須納瀬弘: 鼓室型グロムス腫瘍の4症例.  第23回日本頭頸部外科学会総会・学術講演会,  鹿児島,  2013/01
2. ◎谷茂, 須納瀬弘, 萩原信司, 笹原篤, 大渕英徳, 広田健吾, 新井直幸, 黒井康博, 花大洵, 吉村知香, 糟谷英俊: MVD前後のオージオグラム所見と術中ABRの検討.  第15回日本脳神経減圧術学会,  岡山,  2013/01
3. ◎余田敬子: 難治性に経過したクラミジア性上咽頭炎の一例.  日本性感染症学会第25回学術大会,  岐阜,  2012/12
4. ◎三並美香, 須納瀬弘, 西田超, 新井寧子, 山田正男: 頭位のわかる赤外線眼振記録装置の開発.  第71回日本めまい平衡医学会総会・学術講演会,  東京,  2012/11
5. ◎余田敬子: 耳鼻咽喉科感染症 深頸部膿瘍の診断と治療 口腔咽頭の性感染症.  第60回日本化学療法学会西日本支部総会,  福岡,  2012/11
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  :Corresponding Author
 :筆頭者
◎:発表者