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 東洋医学研究所
概要 当該年度の研究費受入状況 学術雑誌
著書 学会発表


教授:
   田中 容子
助教:
   大谷 かほり
   岡林 麻子
   髙橋 厚子
   津嶋 伸彦
   宮川 亨平
   森永 明倫
   吉住 奈緒子
■ 概要
概要
「東洋医学研究所クリニック」では漢方治療(保険)を7 ブース体制、「東洋医学研究所鍼灸臨床施設」は鍼灸治療(自費)を6 ベッド体制で行っています。鍼灸治療では、運動器系(腰痛、肩こり、手足のしびれ、関節痛)、月経に伴う不調、頭痛、不眠、耳鳴、めまい、胃腸症状のほか、顔面神経麻痺、挙児希望、冷え症で受診される方が多いのが特徴です。
外来患者数は年間約41,000人以上(漢方部門約36,000人、鍼灸部門約5,500人)と全国の大学施設で最多の患者数です。
東洋医学の治療は、心身全体のバランスを整えることを目的にしています。当研究所では、西洋医学の診察だけでなく、心身のどこにアンバランスがあるのかを漢方医学の診察によって診断(証)します。
東洋医学は慢性疾患を抱える患者さんの症状緩和や生活の質向上、さらに健康増進や加齢に伴う症状の改善に貢献してきました。「人生100年」といわれる時代の到来を前に、誰もが自分らしく寿命をまっとうできる社会の実現へ向けて、東洋医学への期待は今後ますます大きくなると考えます。
また、近年では医療技術の進歩とともに、がん治療後の体力回復や再発予防、精神的ストレスなどに対する心身全体へのアプロ-チが求められる傾向にあり、西洋医学の診療科と連携する機会が増えています。
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■ 当該年度の研究費受入状況
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■ 当該年度研究業績数一覧表
学術雑誌 著書 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
筆 頭Corresponding
Author
共 著筆 頭Corresponding
Author
共 著 筆 頭共 著筆 頭共 著 演 者共 演演 者共 演 演 者共 演
 8 0 3 1 0 0  0 1 0 0  10 0  1 0  0 0
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■ 学術雑誌
原著
1. 宮川亨平, 木村容子:  不眠症に対して帰脾湯を用いた31症例の検討.  漢方と最新治療  32 (2) :141-146 , 2023.5
総説及び解説
1. TAKAYAMA Shin, MICHIHARA Seiwa, KIMURA Yoko, MORINAGA Akinori, MIYAKAWA Kyohei, TSUSHIMA Nobuhiko, OTANI Kahori, JINNAI Atsuko, ASO Yuko, OKABAYASHI Asako, ARITA Ryutaro, NOGAMI Tatsuya, INUI Akio:  Review of frequently used Kampo prescriptions: Part 4, Ninjin'yoeito.  TRADITIONAL KAMPO & MEDICINE  :1-29 , 2023.10   DOI:10.1002/tkm2.1387
症例報告
1. 河尻澄宏, 杵渕彰, 伊藤隆, 木村容子:  強迫症状に苓桂朮甘湯が有効であった2例.  日本東洋医学雑誌  75 (1) :34-38 , 2024.1
2. 石田和之, 木村容子:  新 女子医大雑話 頭痛の漢方治療.  漢方の臨床  70 (11) :1287-1298 , 2023.11
3. 滝沢健司, 木村容子, 津嶋伸彦, 大谷かほり, 陣内厚子, 森永明倫, 宮川亨平, 岡林麻子:  新 女子医大雑話 四物湯加減方が有効であった関節リウマチの2症例.  漢方の臨床  70 (6) :641-644 , 2023.6
4. 新桂一, 木村容子, 津嶋伸彦, 大谷かほり, 陣内厚子, 宮川亨平, 森永明倫, 岡林麻子:  新・女子医大雑話 補脾が治療の要になった症例について.  漢方の臨床  70 (5) :491-501 , 2023.5
5. 山﨑麻由子, 木村容子, 津嶋伸彦, 陣内厚子, 宮川亨平, 森永明倫, 岡林麻子:  新 女子医大雑話 消化器症状以外に六君子湯が有効であった3症例.  漢方の臨床  70 (4) :417-424 , 2023.4
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その他
1. 木村容子:  美容皮膚科領域で活用できる随証治療.  Bella Pelle  9 (1) :14-18 , 2024.2
2. 須賀康, 木村容子, 野本真由美:  【美容と漢方】美容医療で漢方をどう活かすか.  Bella Pelle  9 (1) :6-12 , 2024.2
3. 石田和之, 木村容子, 玉嶋貞宏:  政策提言委員会報告~漢方フレイルスコア.  日本東洋医学雑誌  75 (1) :75-82 , 2024.1
4. 蛯子慶三:  耳鳴・難聴・めまいに対する鍼灸治療の最前線-病態からみた鍼灸治療戦略- めまい・難聴の鍼灸治療 メニエール病を中心に.  現代鍼灸学  23 (1) :93-97 , 2023.11
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■ 著書
1. 森永明倫, 木村容子:  第3章 リハビリテーションで出される薬剤とその副作用  7 漢方薬.  PT・OT・STのためのリハビリテーション薬剤 生活機能をより高める“リハ薬剤”  144-151.  医歯薬出版株式会社,  日本, 2024.3
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■ 学会発表
1. ◎Miyakawa Kyohei: Practical indicators for treatment with rokumigan based on clinical experience.  2023 National Conference of Oriental Medicine (Seoul Metropolitan Area),  ソウル, 大韓民国,  2023/12
2. ◎高橋海人, 蛯子慶三: 顔面神経麻痺の病的共同運動に対する鍼治療の効果 瞼裂比に対して鍼が有効であった1症例.  第72回全日本鍼灸学会学術大会,  兵庫,  2023/06
3. ◎岡林麻子, 木村容子: 肩こりに半夏白朮天麻湯が有効であった3例.  第73回日本東洋医学会学術総会,  福岡,  2023/06
4. ◎宮川亨平: 君の虎の穴は何処だ?~全国漢方医養成プログラム~.  第73回日本東洋医学会学術総会,  福岡,  2023/06
5. ◎森永明倫, 木村容子: 金匱要略奔豚湯により悪夢を伴う睡眠障害が改善した一例.  第73回日本東洋医学会学術総会,  福岡,  2023/06
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  :Corresponding Author
 :筆頭者
◎:発表者