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 八千代医療センター 緩和ケア内科
概要 当該年度の研究費受入状況


准教授:
   竹下 信啓
■ 概要
設置されたばかりの新しい科のため医局員も私一人という状況でのスタートとなりますが、将来的にがん拠点病院取得を視野に入れてがんセンター部門整備の一環として大切な役割を果たすべく新設された診療科であると認識しております。まだ、着任して5か月程度ではありますが、これまでの診療状況について少しお話をさせていただきます。八千代医療センターでは、緩和ケアチームが作られてからまだ間もなく約2年前にようやく立ち上げられたと聞いております。これまでの実績としては、月に3~4件の依頼に対して週1回の緩和ケアチームによるラウンドを行っていた状況でした。本年4月に緩和ケアチーム専従医師として着任してから診療体制を変更し、週1回だった緩和ケアチームラウンドを私と看護師の二人で毎日行うようにしました。患者の状態を毎日把握することで対応も迅速に行えるうえに担当診療科の医師との連携もとれるようになりました。現在の実績としては月に7~8件程度と少しずつですが依頼人数も増えつつある状況です。これまで、がん診療の中心は主に外科医が担ってきました。未だに外科病棟には手術を受ける患者のみならず、がんに関連した様々な苦痛に対する緩和を目的として入院している患者も少なからずいるのが実情です。外科医不足が深刻な問題とされる現状では、更なる医療業務の負担増となる可能性が高く医療現場における重要な課題の一つであると思います。近年では、患者個々のニーズにあわせた医療を提供できるように各分野に精通した専門医を配置する体制がとられるようになってきました。緩和医療の分野でも緩和ケア専門外来を設けたり、入院患者に対しては緩和ケア専従医師、精神科医師、専従・専任看護師や薬剤師などからなる緩和ケアチームを中心として各診療科横断的に対応できるような診療体制作りが行われています。これから本格的な高齢化社会を迎えるにあたりがん患者数はますます増加の一途をたどっていることから今まで以上に緩和医療の必要性が増してくることは明らかであります。緩和医療において最も重要なことは、患者さんとのコミュニケーションを密にし、患者さんの訴えを傾聴することにあります。そのうえで、必要であれば薬物療法を行い少しでも患者様の身体的苦痛や精神的苦痛が軽減できるように対応していくことにあります。今まで培ってきた医療技術を駆使して、日々、悩みながらも患者さんとともに進んでいく所存です。精一杯頑張りますのでご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。
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■ 当該年度の研究費受入状況
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■ 当該年度研究業績数一覧表
学術雑誌 著書 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
筆 頭Corresponding
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共 著筆 頭Corresponding
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共 著 筆 頭共 著筆 頭共 著 演 者共 演演 者共 演 演 者共 演
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