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 足立医療センター 脳神経外科
概要 Keywords 当該年度の研究費受入状況
教授・准教授・講師・助手の公的役職 教授・准教授・講師・助手の学会・研究会の役員 学術雑誌
著書 学会発表


教授:
   糟谷 英俊
   山本 昌昭
講師:
   笹原 篤
助教:
   大渕 英徳
   兼子 尚久
   谷 茂
   萩原 信司
   広田 健吾
■ 概要
講座概要
東医療センター脳神経外科は日本脳神経外科学会が認定する全国109のプログラムのひとつです。全国の地域中核病院・大学病院・小児病院・各専門病院と協力して脳神経外科を万遍なく学べるプログラムとなっております。当科の特徴をいくつかあげます。1)都内3次救急患者搬送件数第一位を誇る救急医療体制を基盤とした24時間対応の脳神経外科治療を行っています。特に重症の脳神経外傷、脳卒中を多く扱っており、手術ばかりでなく患者管理にも力を入れています。2)当科は東京都脳卒中連携協議会の区東北部事務局となり、軽症から重症の脳卒中患者を受け入れています。3)頭部外傷も同様で、特に小児頭部外傷を多く扱っています。4)良性脳腫瘍(髄膜腫、下垂体腫瘍、 前庭神経シュワン細胞腫など)では機能温存手術を心がけ、患者さんの長期QOLを考えた治療を行っております。5)機能性疾患(顔面痙攣、三叉神経痛)を得意分野としております。6)ガンマナイフ患者を受け入れています。臨床研究では、脳卒中画像、くも膜下出血管理、脳血管攣縮治療、小児頭部外傷、髄膜腫の長期成績、神経減圧術の手術手技・長期成績を課題としています。また、基礎的研究では、統合医科学研究所、世界の遺伝子研究施設と協力し、脳動脈瘤、もやもや病の遺伝子解析の研究を行い、成果をあげてきました。一方、教育では、研修医教育に力を入れ、当初から、医療はチームワークであること、「患者さんを自分の家族と思って接する」ことを徹底しています。学生は本学のみならず、他大学からも受け入れています。Teaching is the best learning tool.をモットーに、若いうちから積極的に教育にも参加していきます。
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■ Keywords
脳腫瘍, くも膜下出血, 脳内出血, 脳梗塞, 頭部外傷, 三叉神経痛, 顔面痙攣, 水頭症
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■ 当該年度の研究費受入状況
1.  科学研究費補助金 (基盤研究(C))  (研究課題番号:23592108)
 研究課題:脳動脈瘤家系のパーソナルゲノムの全塩基配列決定:特にゲノム構造多型の解析  (研究代表者:糟谷英俊、恩田英明、米山琢、赤川浩之)
 研究補助金:1,800,000円  (代表)
2.  科学研究費補助金 (基盤研究(C))  (研究課題番号:23592109)
 研究課題:次世代高速シーケンサーを用いたエクソーム塩基配列決定による家族性もやもや病の解析  (研究代表者:恩田英明、糟谷英俊、米山琢、赤川浩之)
 研究補助金:1,000,000円  (代表)
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■ 教授・准教授・講師・助教の公的役職
1.  糟谷英俊 :徳島大学医学部講師・臨床教授, 東京女子医科大学統合医科学研究所(TIIMS)教授兼務
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■ 教授・准教授・講師・助教の学会・研究会の役員
1.  糟谷英俊 :日本脳神経外科学会代議員, スパズムシンポジウム世話人, 日本脳卒中の外科学会代議員, 日本脳卒中学会評議員, 日本神経減圧術学会世話人, 脳血管シンポジウム世話人
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■ 当該年度研究業績数一覧表
学術雑誌 著書 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
筆 頭Corresponding
Author
共 著筆 頭Corresponding
Author
共 著 筆 頭共 著筆 頭共 著 演 者共 演演 者共 演 演 者共 演
 4 2 0 6 0 4  0 1 0 0  36 1  4 0  10 0
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■ 学術雑誌
原著
1. SUZUKI Kazufumi*, TANAKA Noriko, MORITA Satoru, MACHIDA Haruhiko, UENO Eiko, KASUYA Hidetoshi:  Active bleeding in acute subarachnoid hemorrhage observed by multiphase dynamic enhanced computed tomography.  American Journal of Neuroradiology  33 :1374-79 , 2012.8
2. Liu C, Schulte C, Kasuya H, Akagawa H, Nishizawa T, Yoneyama T, Okada Y, Khan N, Tatagiba M, Berg D, Krischek B:  Analysis of TGFB1 in European and Japanese Moyamoya disease patients.  European journal of medical genetics  55 :531-534 , 2012.5   DOI:10.1016/j.ejmg.2012.05.002
3. 秋山真美, 小関宏和, 大渕英徳, 萩原信司, 谷茂, 田中典子, 藤林真理子, 久保長生, 糟谷英俊*:  tPA使用後脳浮腫が1カ月以上遷延した脳梗塞の一例.  BRAIN and NERVE: 神経研究の進歩  64 :70-84 , 2012
4. 木附宏, 兼子尚久, 糟谷英俊:  脳神経外科領域神経内視鏡の進歩.  東京女子医科大学雑誌  82 :295-301 , 2012
5. 糟谷英俊:  再発髄膜腫手術例の長期成績.  脳腫瘍の外科  15 :27-33 , 2012
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■ 著書
1. 糟谷英俊, 小川龍, 島崎修次, 飯野靖彦, 五十嵐隆, 福島亮治:  第2部 発育・高齢化と経静脈治療 IV高齢者 2.中枢神経障害患者.  経静脈治療オーダーマニュアル  475-480.  メディカルレビュー社,  東京, 2012
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■ 学会発表
1. ◎Kasuya H: Modified techniques of microvascular decompression in patients with trigeminal neuralgia: Recent encounters with 80 consecutive patients.  EANS2012,  Bratislava,  2012/10
2. ◎Kasuya H: Modified techniques of microvascular decompression in patients with trigeminal neuralgia: Recent encounters with 80 consecutive patients.  80th AANS,  Miami,  2012/04
3. ◎Kasuya H: Active bleeding in acute subarachnoid hemorrhage observed by multiphase dynamic enhanced computed tomography.  80th AANS,  Miami,  2012/04
4. ◎Kasuya H: Modified techniques of microvascular decompression in patients with trigeminal neuralgia: Recent encounters with 80 consecutive patients.  Krembil Neuroscience Centre Grand Rounds,  Toronto,  2012/04
5. ◎横佐古卓, 木村仁, 林盛人, 佐藤健一郎, 中山晴雄, 石井匡, 岩間淳哉, 伊藤圭介, 伊豆蔵英明, 櫻井貴敏, 青木和哉, 岩渕聡: アスピリン服用していたにもかかわらず、非心原性脳梗塞を発症した患者の検討.  第38回日本脳卒中学会総会 Stroke 2013,  東京、日本,  2013/03
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  :Corresponding Author
 :筆頭者
◎:発表者