教員情報

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上部消化管外科学

概要	当該年度の研究費受入状況	社会における活動
学術雑誌	学会発表

教授：
細田　桂

准教授：
成宮　孝祐

講師：
工藤　健司
谷口　清章

助教：
   伊藤　俊一
   小川　杏平
   鈴木　和臣
   芹澤　朗子
   武市　智志
   前田　新介

■ 概要

上部消化管外科
近年の上部消化器がん領域では、食道胃接合部がん（食道と胃の境界領域のがん）症例の増加、胸腔鏡や腹腔鏡手術やロボット支援下手術（da Vinci）などの低侵襲手術の導入、化学放射線療法の発達など治療戦略の多様化が顕著です。上部消化管外科では食道外科グループと胃外科グループから構成されます。食道がん手術の世界的権威であった中山恒明教授による開設以来、食道外科では、現在まで約3200例の食道がん切除手術を行ってまいりました。鍛練された手術手技、術後管理を徹底し、ハイリスク患者さんに対してもあらゆる並存疾患の専門家と共同で治療にあたります。胃がんに対する低侵襲手術では腹腔鏡下手術はもとよりロボット支援下手術は当科スタッフが認定指導者（プロクター）を取得しこれまでに３０例を超え都内でも有数の経験を誇っています。また、GISTに代表される胃粘膜下腫瘍に対しても開腹すること無く腹腔鏡手術と内視鏡手術を組み合わせたLECSを行なっています。さらに、2020年保険適応となった肥満に対する減量手術も開始し、あらゆる先端治療を実践しております。＜特徴＞迅速、正確な診断治療を目指しています。当科の特徴的な点は外科、内科、内視鏡科、放射線科が一体となって診断治療にあたっていることで、病状に合わせて最も適切な医療が速やかに行われていることです。＜検査・治療＞上部消化管のすべての疾患を網羅し検査、治療を行っています。・検査はレントゲン、内視鏡、超音波（エコー）、CT、MRIなどを主に行っています。・治療では内科的、外科的治療の他、ESD等の内視鏡治療や腹腔鏡手術やロボット支援手術も積極的に行っています。＜治療方法への取り組み＞腹腔鏡手術やロボット支援手術による低侵襲手術と放射線化学療法や、免疫療法などの集学的治療、栄養管理などにも力を入れています。上部消化管外科
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■ 当該年度の研究費受入状況

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■ 社会における活動

1.	伊藤俊一,細田　桂,小川杏平,前田新介,工藤健司,成宮孝祐	第865回外科集談会　ロボット支援下手術を施行し得た残胃癌の1例
2.	工藤健司	第76回日本食道学会総会　（ポスター9　がん－手術2）司会
3.	細田　桂	≪WEBセミナー≫上部消化管を極める　(口演2)食道胃接合部癌に対する治療戦略
4.	細田　桂	第31回消化器疾患病態治療研究会　（一般演題2　胃2）座長
5.	細田　桂	第35回日本内視鏡外科学会総会　（一般演題（口演）97　上部　ロボット支援手術1）司会
6.	細田　桂	第77回日本消化器外科学会総会　（要望演題12　【上部】進行消化管(GIST)に対する長期的治療選択）座長
7.	細田　桂	地域で支えるがん診療～切れ目のない治療を行う為に～　（講演Ⅰ）当院における胃癌。食道癌に対するロボット手術
8.	小柳和夫,細田　桂	第189回日本胸部外科学会関東甲信越地方会　（食道）座長
9.	成宮孝祐,奥村知之	第76回日本食道学会総会　（優秀演題口演3　外科系）司会
10.	成宮孝祐,吉田直矢	第75回日本胸部外科学会定期学術集会　（JATS Case Presentation Awards食道　食道外科）座長
11.	成宮孝祐,前田寿美子	第188回日本胸部外科学会関東甲信越地方会　（肺、食道：学生、研修医発表）座長
12.	前田新介,成宮孝祐,工藤健司,伊藤俊一,小川杏平,細田　桂	第31回消化器疾患病態治療研究会　食道胃接合部癌の組織型と術後再発形式に関する検討
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■ 当該年度研究業績数一覧表

学術雑誌

著書

学会発表

その他
発表

和文

英文

和文

英文

国内

国際

筆頭

Corresponding
Author

共著

筆頭

Corresponding
Author

共著

筆頭

共著

筆頭

共著

演者

共演

演者

共演

演者

共演

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■ 学術雑誌

原著
1.	TOYOSHIMA Yukinori, NARUMIYA Kosuke*, KUDO Kenji, EGAWA Hiroto, HOSOAD Kei： Comparative analysis of the outcomes of gastrectomy vs. endoscopic mucosal resection or endoscopic submucosal dissection for the treatment of gastric tube cancer after esophagectomy. Global health & medicine 5 (1) ：40-46 , 2023.2 DOI:10.35772/ghm.2022.01059
2.	SUZUKI Takashi, YAJIMA Satoshi, OKAMURA Akihiko, YOSHIDA Naoya, TANIYAMA Yusuke, MURAKAMI Kentaro, OHKURA Yu, NAKAJIMA Yasuaki, YAGI Koichi, FUKUDA Takashi, OGAWA Ryo, HOSHINO ISAMU, KUNISAKI Chikara, NARUMIYA Kosuke, TSUBOSA Yasuhiro, YAMADA Kazuhiko, SHIMADA Hideaki,： Prognostic impact of carcinoembryonic antigen in 1822 surgically treated esophageal squamous cell carcinoma: multi-institutional study of the Japan Esophageal Society. Diseases of the esophagus : official journal of the International Society for Diseases of the Esophagus 35 (12) ：doac029 , 2022.12 DOI:10.1093/dote/doac029
3.	ISHIOKA Nobuki, SUZUKI Takashi, YAJIMA Satoshi, MURAKAMI Kentaro, OHKURA Yu, FUKUDA Takashi, YAGI Koichi, OKAMURA Akihiko, HOSHINO Isamu, KUNISAKI Chikara, NANAJIMA Yasuaki, NARUMIYA Kosuke, OGAWA Ryo, SHIMADA Hideaki： Prognostic Impact of Pretreatment Serum CYFRA Status in 1047 Patients with Esophageal Squamous Cell Carcinoma Who Underwent Radical Resection: A Japan Esophageal Society Promotion Research. Annals of thoracic and cardiovascular surgery : official journal of the Association of Thoracic and Cardiovascular Surgeons of Asia 28 (3) ：163-170 , 2022.6 DOI:10.5761/atcs.oa.21-00195
総説及び解説
1.	小俣智郁^†, 光星翔太, 荻原　哲, 青島宏枝, 松本卓子, 井坂珠子, 工藤健司, 江川裕人, 神崎正人*：食道癌術後胃管気管瘻に対し気管ステント留置術を奏効した1例. 東京女子医科大学雑誌 92 (4) ：138-143 , 2022.8
症例報告
1.	小川杏平^†, 樋口亮太, 谷澤武久, 植村修一郎, 出雲　渉, 古川　徹, 長嶋洋治, 山本雅一, 江川裕人：大腸癌術後の遠位胆管転移の1例. 日本消化器外科学会雑誌 55 (11) ：675-683 , 2022.11
その他
1.	伊藤俊一^†：（全国消化器外科紹介）東京女子医科大学消化器・一般外科. 消化器外科 45 (10) ：1161-1163 , 2022.10
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■ 学会発表

1.	HOSODA Kei： (Workshop4 For zero-complication in alimentary tract reconstruction during esophago-gastric junctional cancer surgery)Thoracoscopic double-flap reconstruction for esophagogastric junction cancer. Asian-Pacific Congress of Robotic Laparoscopic Surgery 2022 (ACRLS 2022), NAGOYA, 2022/12
2.	NARUMIYA Kosuke, KUDO Kenji, YAGAWA Yosuke, MAEDA Shinsuke, OGAWA Kyohei, TOYOSHIMA Yukinori, IDE Hiroko, OSUGI Harushi, HOSODA Kei： The strategy of the surgical treatment for esophageal neuroendocrine carcinoma. The 18th ISDE World Congress for Esophageal Diseases, Virtual, 2022/09
3.	◎伊藤俊一, 小川杏平, 前田新介, 工藤健司, 成宮孝祐, 細田　桂： StageⅣ胃癌に対するConversion Surgery症例の検討. 第95回日本胃癌学会総会, 静岡, 2023/02
4.	谷口清章, 鈴木和臣, 泉家　匠, 四万村司, 朝倉武士, 伊藤俊一, 細田桂：幽門狭窄を伴う進行胃癌に対する治療選択. 第95回日本胃癌学会総会, 静岡, 2023/02
5.	◎小川杏平, 伊藤俊一, 前田新介, 工藤健司, 成宮孝祐, 細田桂：生体肝移植術後の早期胃癌に対して腹腔鏡下噴門側胃切除術を施行した1例. 第35回日本内視鏡外科学会総会, 名古屋, 2022/12
6.	◎谷口清章, 鈴木和臣, 伊藤俊一, 細田　桂：残胃癌に対するロボット支援下残胃全摘術の経験. 第35回日本内視鏡外科学会総会, 名古屋, 2022/12
7.	◎鈴木和臣, 谷口清章, 伊藤俊一, 細田　桂：術前化学療法後に幽門側胃切除術を施行された進行胃癌に対する鏡視下手術の有用性. 第35回日本内視鏡外科学会総会, 名古屋, 2022/12
8.	伊藤俊一, 細田　桂, 小川杏平, 前田新介, 工藤健司, 成宮孝祐：（ワークショップ32　残胃癌に対する低侵襲手術:手技の工夫と成績）当院で施行した、残胃癌に対するロボット支援下および腹腔鏡下胃切除術症例の検討. 第35回日本内視鏡外科学会総会, 名古屋, 2022/12
9.	小濱和貴, 柴崎　晋, 久森重夫, 須田康一, 小嶋一幸, 瀧口修司, 木下敬弘, 内藤　剛, 細田　桂, 白石憲男：（ガイドライン聴講会）JSESガイドライン2023・胃領域　CQの設定とエビデンスの確実性および推奨度. 第35回日本内視鏡外科学会総会, 名古屋, 2022/12
10.	山本果奈, 高山敬子, 林　涼子, 新田裕樹, 鈴木和臣, 伊藤俊一, 谷口清章, 江川裕人, 中村真一, 徳重克年：進行胃癌治療，終末期医療におけるCOVID-19感染症の影響. 第64回日本消化器病学会大会（JDDW2022）, 福岡, 2022/10
11.	◎前田新介, 成宮孝祐, 工藤健司, 小川杏平, 細田　桂：食道胃接合部癌の組織型と術後再発形式に関する検討. 第75回日本胸部外科学会定期学術集会, 横浜, 2022/10
12.	◎筧　慎吾, 成宮孝祐, 小川杏平, 大塚有希子, 石井有理, 三浦美奈子, 工藤健司, 前田新介, 大杉治司, 若林秀隆：食道癌術前化学療法中におけるプレリハビリテーションが身体機能に及ぼす影響. 第76回日本食道学会学術集会, 東京, 2022/09
13.	◎伊藤俊一, 成宮孝祐, 谷口清章, 鈴木和臣, 泉家　匠, 小川杏平, 豊島幸憲, 前田新介, 工藤健司, 江川裕人：当院における胃神経内分泌腫瘍切除症例の検討. 第77回日本消化器外科学会総会, 横浜, 2022/07
14.	◎小川杏平, 工藤健司, 矢川陽介, 前田新介, 豊島幸憲, 石井有理, 大塚有希子, 筧　慎吾, 三浦美奈子, 成宮孝祐：食道癌術前化学療法施行患者を対象とした当科における多職種チームよる取り組み. 第122回日本外科学会定期学術集会, 熊本, 2022/04
15.	◎小川杏平, 成宮孝祐, 伊藤俊一, 前田新介, 矢川陽介, 工藤健司, 細田　桂：胃平滑筋腫直上に発生し診断に苦慮した食道胃接合部粘膜腺癌の1例. 第189回日本胸部外科学会関東甲信越地方会, 東京, 2022/06
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^＊：Corresponding Author
^†：筆頭者
◎：発表者