<<< 前 2014年度 2015年度 2016年度 | 2017年度 | 2018年度 次 >>>
 産科(母子総合医療センター)
概要 当該年度の研究費受入状況 学術雑誌
著書 学会発表


教授:
   楠田 聡
准教授:
   内山 温
講師:
   石谷 健
   中西 秀彦
助教:
   戸津 五月
   石田 宗司
   今井 憲
   大野 秀子
   小保内 俊雅
   小濵 雅則
   金野 潤
   首里 京子
   杉田 依里
   竹下 暁子

   土山 史佳
   西田 俊彦
   橋本 誠司
   増本 健一
   三ツ橋 偉子
   山崎 千佳
   山中 聡子
■ 概要
当センターはハイリスク妊婦および新生児の高度専門医療を24時間体制で実践するところです。そのため、母体・胎児集中治療室(MFICU)と新生児集中治療室(NICU)を、それぞれ、9床および15床備えています。さらにこれらの集中治療室の後方病床も整備されています。また、国の周産期医療対策整備事業に則り、総合周産期母子医療センターに東京都から認定されています。そして、東京都外も含め、多くの母体および新生児の紹介入院を受け入れています。当センターの最大の特色は、母体および新生児の全ての疾患および合併症に対応できることです。これは東京女子医科大学病院のメディカルセンターとしての機能を最大限に活かしたもので、全国でも類を見ない機能を備えた周産期センターです。特に母体に糖尿病、腎疾患、膠原病、心疾患等を合併した症例数はわが国でトップクラスです。また、その予後も他施設に比べ良好で、その優秀さが海外の教科書に紹介されたことがあります。

さらなる特色としては、MFICU、NICUとも多くの医療機器が所狭しと並んでいますが、実践している医療は「人のこころ」を基本としているところです。母体と新生児をケアするセンターとして特に配慮している点です。
ページの先頭へ
■ 当該年度の研究費受入状況
ページの先頭へ
■ 当該年度研究業績数一覧表
学術雑誌 著書 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
筆 頭Corresponding
Author
共 著筆 頭Corresponding
Author
共 著 筆 頭共 著筆 頭共 著 演 者共 演演 者共 演 演 者共 演
 1 0 31 0 0 5  0 4 0 0  18 19  0 0  0 0
ページの先頭へ
■ 学術雑誌
原著
1. Ogawa M, Matsuda Y, Nakai A, Hayashi M, Sato S, Matsubara S:  Standard curves of placental weight and fetal/placental weight ratio in Japanese population: difference according to the delivery mode, fetal sex, or maternal parity.  European journal of obstetrics, gynecology, and reproductive biology  :1-6 , 2016.10   DOI:doi: 10.1016/j.ejogrb.2016.09.004
2. Nishiyama M, Sekizawa A, Ogawa K, Sawai H, Nakamura H, Samura O, Suzumori N, Nakayama S, Yamada T, Ogawa M, Katagiri Y, Murotsuki J, Okamoto Y, Namba A, Hamanoue H, Ogawa M, Miura K, Izumi S, Kamei Y, Sago H.:  Factors affecting parental decisions to terminate pregnancy in the presence of chromosome abnormalities: A Japanese multicenter study.  Prenatal diagnosis  :1-5 , 2016.10   DOI:DOI:10.1002/pd.4947
3. 服部元史*, 秋岡祐子, 近本裕子, 石塚喜世伸, 富井祐治, 神田祥一郎, 薮内智朗, 金子直人, 滝澤慶一, 三浦健一郎, 多田憲正, 中野栄治, 濱浩隆, 中西秀彦, 楠田聡:  ミルクアレルギーを発症し、栄養管理に苦慮した乳児腹膜透析患児の1例.  日本小児腎不全学会雑誌  36 :257-259 , 2016.8
4. Suzumori N, Ebara T, Yamada T, Samura O, Yotsumoto J, Nishiyama M, Miura K, Sawai H, Murotsuki J, Kitagawa M, Kamei Y, Masuzaki H, Hirahara F, Saldivar JS, Dharajiya N, Sago H, Sekizawa A; Japan NIPT Consortium (Endo T, Hukushima A, Nanba S, Osada H, Kasai Y, Watanabe A, Katagiri Y, Takesita N, Ogawa M, Okai T, Izumi SI, Hamanoue H, Haino K, Hamajima N, Nishizawa H, Okamoto Y, Nakamura H, Kanekawa T, Yoshimatsu J, Tairaku S, Naruse K, Masuyama H, Hyodo M, Kaji T, Maeda K, Matsubara K, Ogawa M, Yoshizato T, Ohba T, Kawano Y.:  Fetal cell-free DNA fraction in maternal plasma is affected by fetal trisomy.  Journal of Human Genetics  61 (7) :647-652 , 2016.7   DOI:doi: 10.1038/jhg.2016.25.
5. 末永英世, 内山温, 岡村朋香, 大野秀子, 杉田依里, 今井憲, 増本健一, 戸津五月, 中西秀彦, 楠田聡:  ラスブリカーゼが一過性骨髄異常増殖症の高尿酸血漿に著効したダウン症候群の早産児例.  日本新生児成育医学会雑誌  28 (2) :291-295 , 2016.6
全件表示(6件)
総説及び解説
1. 松井英雄, 小川正樹:  【周産期医学必修知識第8版】産科編 絨毛性疾患.  周産期医学  46 (増刊) :226-228 , 2016.12
2. 小川正樹、橋本誠司:  【合併症妊娠における情報提供】腎移植後.  周産期医学  46 (10) :1273-1276 , 2016.10
3. 小川正樹:  【ハイリスク妊娠の外来診療パーフェクトブック】13.胎児発育不全.  産婦人科の実際  65 (10) :1319-1327 , 2016.9
4. 楠田聡:  目で見る胎児・新生児の病態 未熟児網膜症(図説).  Fetal & Neonatal Medicine  8 (2) :55-56 , 2016.8
5. 増本健一:  注目のTopics 早産児晩期循環不全 早産児晩期循環不全 循環動態とその対応(解説).  Fetal & Neonatal Medicine  8 (2) :80-83 , 2016.8
全件表示(14件)
症例報告
1. 池田 真理子, 三谷 穣, 橋本 誠司, 小川 正樹, 松井 英雄:  妊娠24週で診断された大腸癌、肝転移、腹膜播種の1例.  東京産科婦人科学会会誌  65 (2) :311-314 , 2016.4
その他
1. 中西秀彦:  【周産期医学必修知識第8版】 母子保健編 周産期医療体制 新生児科.  周産期医学  46 (増刊) :1202-1205 , 2016.12
2. 今井憲:  【周産期医学必修知識第8版】 母子保健編 周産期のエモーショナルサポート(解説/特集).  周産期医学  46 (増刊) :1211-1213 , 2016.12
3. 楠田聡:  【周産期医学必修知識第8版】 資料統計・用語編 母子保健統計(解説/特集).  周産期医学  46 (増刊) :1240-1248 , 2016.12
4. 大野 秀子:  【周産期医学必修知識第8版】資料統計・用語編 新生児の薬物療法と薬用量.  周産期医学  46 (増刊) :1258-1259 , 2016.12
5. 戸津五月:  【周産期医学必修知識第8版】 新生児編 糖尿病母体から出生した児(解説/特集).  周産期医学  46 (増刊) :552-553 , 2016.12
全件表示(16件)
ページの先頭へ
■ 著書
1. 小川正樹:  Ⅱ.医学的ハイリスク妊娠抽出に関する研究 3.医学的ハイリスク妊娠の産後フォロー期間に関する単一施設における後方視的検討.  平成28年度厚生労働科学研究費補助金成育疾患克服等次世代育成基盤研究事業
「妊婦健康診査および妊娠届を活用したハイリスク妊産婦の把握と効果的な保健指導のあり方に関する研究」  149-156.  不明,  大阪市, 2017.3
2. 増本健一:  大血管転位でプロスタグランジンを使うのはなぜ?.  ステップアップ新生児循環管理  174-177.  メディカ出版,  東京, 2016.8
3. 増本健一:  プロスタグランジンの副作用は?.  ステップアップ新生児循環管理  178-180.  メディカ出版,  東京, 2016.8
4. 増本健一:  欠損孔の部位と大きさで心室中隔欠損の管理は変わる?.  ステップアップ新生児循環管理  181-184.  メディカ出版,  東京, 2016.8
ページの先頭へ
■ 学会発表
1. ◎藤間千尋, 高橋伸子, 小平賢介, 菅野俊幸, 秋澤叔香, 中林章, 橋本和法, 松井英雄: 終末期子宮頸癌患者の消化器症状に対し精神科治療が有効であった1例.  第381回東京産科婦人科学会例会,  東京,  2017/02
2. ◎松島奈穂, 工藤恵道, 大谷ゆい, 舟塚真, 伊藤進, 衛藤薫, 竹下暁子, 橋本泰子, 平澤恭子, 小国弘量, 永田智: 古典型ケトン食療法が著効したLennox-Gastaut症候群(LGS)の1例.  第634回日本小児科学会東京都地方会講話会,  東京,  2017/02
3. ◎志真奈緒子, 長谷川三希子, 内尾優, 和田太, 猪飼哲夫, 大野秀子, 内山温, 楠田聡: 人工呼吸器管理を要する重症児の在宅移行において親の自己決定を重視し理学療法介入した1例.  第19回新生児呼吸療法モニタリングフォーラム,  長野,  2017/02
4. ◎齊藤翠, 長谷川三希子, 志真奈緒子, 内尾優, 鈴木隼人, 猪飼哲夫, 和田太, 大野秀子, 内山温, 楠田聡: 極低出生体重児で出生した先天性強直性ジストロフィーの理学療法の経験.  第19回新生児呼吸療法モニタリングフォーラム,  長野,  2017/02
5. ◎中西秀彦,楠田聡, 内山温, 末永英世: 早産児における新生児遷延性肺高血圧症が慢性肺疾患の短期・長期予後に及ぼす影響(会議録).  第52回日本周産期・新生児医学会総会および学術集会,  富山,  2016/12
全件表示(37件)
ページの先頭へ
  :Corresponding Author
 :筆頭者
◎:発表者