イワドウ カズヒロ
IWADOH Kazuhiro
岩藤 和広 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 非常勤講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 腎移植後の腎機能の評価 |
会議名 | 日本透析医学会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎岩藤和広, 甲斐耕太郎, 三宮彰仁, 村上徹, 小山一郎, 北島久視子, 中島一朗, 渕之上昌平 |
発表年月日 | 2013/06/23 |
開催地 (都市, 国名) |
福岡 |
概要 | 【目的】移植前と移植時のデータより腎移植後のCr値の推測を試みた。
【方法】2007〜2012年に施行した成人の生体腎移植470例のうち術後経過良好なRecipient 202名を選び、Donorの年齢・性別・体重・Cr値・2hrCcr・グラフト重量とReの年齢・性別・体重・透析期間・血液型適合性・全/温阻血時間・初尿時間より、7PODのCr値を推測する数式を統計的に算出し検討した。【結果】Donorの年齢・Cr値・腎重量とRecipientの年齢・性別・体重がCr値の決定により重要な因子で、それらを変数とする推定式によるCrの推定値と実際の観測値の誤差の平均は—0.012±0.30mg/dlだった。推定Cr値は腎重量とRecipientの年齢に負の相関が、他の4因子には正の相関が見られた。【考察】移植後Cr値の推定式では、Donorの体重よりも腎重量が、2hrCcrよりもCr値の方がより重要な因子で、透析期間・2hrCcr・阻血時間・血液型適合性等の関与は低かった。 |