イワドウ カズヒロ   IWADOH Kazuhiro
  岩藤 和広
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   非常勤講師
言語種別 日本語
発表タイトル 腎移植患者における悪性腫瘍の発生
会議名 第55回日本透析医学会学術集会
学会区分 全国規模の学会
発表形式 口頭
講演区分 一般
発表者・共同発表者◎岩藤 和広, 渕之上 昌平, 村上 徹, 小山 一郎, 中島 一朗, 服部 元史, 田邊 一成, 寺岡 慧
発表年月日 2010/06/18
開催地
(都市, 国名)
神戸
学会抄録 日本透析学会雑誌 43(442),2010 
概要 【目的】腎移植後の悪性腫瘍について調査した。【方法】1971年から1995年までに当センターで腎移植を受けた患者1128例を対象とし、癌の種類、発癌率、危険因子、生命予後等を調べた。【結果】6.56%にあたる74例で発癌が見られ、大腸癌と自己腎が共に14例、胃癌7例、肝癌5例、子宮癌5例、皮膚癌5例、膀胱癌4例、乳癌4例等だった。発癌時の移植後経過年数と発癌年齢の中央値は、それぞれ14.5年と50.1歳。Cancer Free Ratioは5年98.9%、10年98.0%、15年94.4%、20年88.1%、30年68.5%で、累積発癌率は5年1.12%、10年2.04%、15年5.75%、20年12.6%、30年37.0%。発癌の有意な危険因子は、移植時の年齢と移植回数とABO不適合移植だった。また、発癌後の生存率は、3年83.0%、5年78.7%、10年71.4%だった。【考察】発癌の好発時期は移植後約15年、好発年齢は50歳前後であった。しかし、発癌後の生存率は早期癌に準ずるものであり、腎移植後の悪性腫瘍の早期発見早期治療の可能性と必要性が示された。