イワドウ カズヒロ   IWADOH Kazuhiro
  岩藤 和広
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   非常勤講師
言語種別 日本語
発表タイトル 人工血管感染症からMRSA敗血症となり、左鎖骨下動脈破裂・食道穿破で死亡した症例の考察
会議名 第8回臓器不全患者に対する外科・管理研究会
学会区分 全国規模の学会
発表形式 口頭
講演区分 一般
発表者・共同発表者◎岩藤 和広, 廣谷 紗千子, 甲斐 耕太郎, 富田 祐介, 今泉 里枝, 白井 博之, 三木 克幸, 関島 光浩, 工藤 真司, 石井 保夫, 三宮 彰仁, 村上 徹, 小山 一郎, 中島 一朗, 渕之上 昌平
発表年月日 2011/11/12
開催地
(都市, 国名)
東京都
学会抄録 医薬の門 52(5),74 2012
プログラム 3
概要 【背景】bare metal stent感染は過去20年で35件程の症例報告しかないが予後不良の合併症である。
【症例】妊娠腎で透析歴21年の53歳女性。人工血管発赤を認め二日後に当科受診。外来で緊急手術施行しグラフト部分抜去。術後にCRP26mg/dlと判明し他院に入院するも、高熱・意識障害・感染悪化があり6日後に当科転院。その翌日にグラフトA、V吻合部抜去。MRSAによる敗血症がありVancomycin投与するもCRP漸増したため、転院10日目に遺残グラフト全抜去。薬疹のため転院13日目にLinezolidに代えるとCRPは低下に転じた。全身状態改善したが、転院27日目に突然吐血。緊急上部内視鏡施行するも出血源不明。その3日後に再度吐血し出血性ショックで逝去。剖検にて3ヶ月前に左鎖骨下動脈に留置したステント周囲に感染性血腫があり、鎖骨下動脈が食道に穿破したと判明。
【考察】MRSA敗血症はLinezolidで制御されたがステント感染は制御できなかった。早期グラフト抜去とstentも感染し得るという認識が重要と考えられた。