オカモト ジユン   OKAMOTO Jun
  岡本 淳
   所属   研究施設 研究施設
   職種   特任准教授
言語種別 日本語
発表タイトル 術中情報統合を実現するミドルウェアを用いた新しい手術室「スマート治療室(StandardSCOT)」
会議名 日本脳神経外科学会第77回学術総会
学会区分 全国規模の学会
発表形式 口頭
講演区分 一般
発表者・共同発表者◎藤井雄, 後藤哲哉, 岡本淳, 村垣善浩
発表年月日 2018/10/10
開催地
(都市, 国名)
仙台市
学会抄録 日本脳神経外科学会第77回学術総会 プログラム・抄録集 22
概要 一般口演 8
グリオーマ:覚醒下手術
【目的】従来の手術室ではさまざまな医療機器が存在するものの、それぞれが独立しておりデータの連携がなされなかったため、情報の統合が困難であった。そこで我々は、日本医療研究開発機構(AMED)の主導のもと、手術室内の医療機器を選定し、ネットワークで接続する新しい手術室「スマート治療室(Smart Cyber Operating Theater: SCOT)」の共同開発を進めている。SCOT は段階的に進化し、当院では術中 MRI を中心に、手術台や麻酔器、ナビゲーションシステムなどの医療機器を「OPeLiNK」と呼ばれるミドルウェアで接続する「StandardSCOT」を導入した。OPeLiNK に集められた情報は時間同期され、記録保存しいつでもどこでも再生が可能である。今回当院における Standard SCOT 導入に向けての取り組みを報告する。【方法】 Standard SCOT での手術で集積された術中情報はOPeLiNK に蓄積され選択することができる。術中情報は術者だけでなく、「戦略デスク」の熟練医が解析し、術者と相互通信を行って最適な手術工程を術中に検討することが可能となる。【結果】当院では OPeLiNK で情報管理された Standard SCOTの運用を開始した。戦略デスクは脳神経外科医局に設置され、Standard SCOT と光ケーブルで接続している。戦略デスクでは熟練医が 70 インチの 4K モニターに統合表示された術中情報を解析し、術者と相互通信を行うことが可能である。【結論】当院における OPeLiNK で情報統合した新しい手術室、Standard SCOT の導入について報告した。OPeLiNK でのデータ蓄積・解析により、最適な手術工程の効率化や術中の危険予測の実現が期待される。