アマノ クニヒコ
AMANO KUNIHIKO
天野 久仁彦 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 非常勤講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 左鼠径部に発生したextraorbital giant cell angiofibromaの一例 |
会議名 | 第74回日本臨床外科学会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎天野久仁彦, 瀬下明良, 三宅邦智, 亀岡信悟 |
発表年月日 | 2012/11/29 |
開催地 (都市, 国名) |
東京 |
学会抄録 | 日本臨床外科学会雑誌 73(増刊),729 2012 |
概要 | giant cell angiofibromaは眼瞼ないし眼窩に発生する稀な腫瘍であるが、他の部位に発生した報告は極めて少ないため、文献報告を交えて報告する。症例は59歳女性。既往症として18年前に胃癌手術、13年前に子宮筋腫に対し子宮、左卵巣摘出術の既往があり、骨粗鬆症に対し服薬治療中であった。約1ヶ月前から左鼠径部に直径約5cmの表面平滑、可動性の腫瘍を認め当科を初診となった。体表超音波検査、骨盤造影CT、MRI検査にて左鼠径部の間葉系腫瘍を疑われ、手術目的に入院となった。全身麻酔下に腫瘍摘出術を施行した。腫瘍は左鼠径部皮下に存在し、4.8X3X2cmで重量は18gであった。術後経過は良好で第3病日に退院した。病理所見にて巨細胞が目立ち、粘液腫状基質を有していた。核分裂像は乏しく、免疫染色ではS100、EMA、MUC387、脂肪染色陰性であり、CD34、bcl-2陽性であった。extraorbital giant cell angiofibromaと診断された。 |