セキグチ ハルキ   Sekiguchi Haruki
  関口 治樹
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   助教
言語種別 日本語
発表タイトル 慢性心不全に対する塩分制限:日本人に対する塩分制限6gと3gの比較(ランダム化前向き介入試験)
会議名 第66回日本心臓病学会学術集会
主催者 日本心臓病学会
学会区分 全国規模の学会
発表形式 ポスター掲示
講演区分 一般
発表者・共同発表者◎木村眞樹子, 関口治樹, 福島立也, 菊池規子, 鈴木敦, 志賀剛, 萩原誠久
発表年月日 2018/09/07
開催地
(都市, 国名)
大阪市
概要 *一般演題(e-ポスター) 06 / 心不全 予後
背景:慢性心不全に対する食事療法として、塩分制限があげられるが、ガイドラインでは、米国、日本では基準が異なる。また本邦においては、塩分制限を規定する研究はなく、米国のガイドラインを元に日本人の塩分摂取量を考慮して決められている。今回我々は、慢性心不全のガイドラインに記載されている軽症心不全での7gと重症心不全での3g以下の効果を検討することを目的とした。
方法:当科に入院した慢性心不全の診断で入院した患者で、急性期に絶食、静注薬、機械的サポートを必要とした者を除外し、文章での同意をとれた者を登録した。入院当日に無作為に通常塩分制限食(塩分6g)群と強化塩分制限食(塩分3g)群に割り付け、入院時と入院7日後にClinical Congestion score(CCS)、バイオマーカー、in bodyによる体液量などを評価した。目標登録人数は200名とした。
結果:84名登録時点で、中間解析を行った。6g群は44名、3g群は40名であり、両群の患者背景に違いはなかった。NYHAはⅡが一番多く、Ⅲ、Ⅰ、Ⅳの順であった。NT-proBNPは6g群:1546pg/dl→1290pg/dl、3g群:1704→928g/dlと両群とも減少を認めたが、両群間での有意差は認められなかった(P=0.096)。In bodyでの体液量は6g群、3g群ともに0.397→0.391と減少は認めたものの、両群間での有意差は認められなかった。CCSは6g群:3.9→1.9、3g群:3.4→1.8と両群ともに減少は認められたものの有意差は認められなかった。
結語:今回の中間解析では、通常塩分制限群、強化塩分制限群ともに入院後7日目においては、CCS、NT-proBNP、体液量のいずれも両群間での有意差は認められなかった。今後も症例数を増やし、検討する予定である。