フジサワ マキコ
  藤澤 満貴子
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   助教
言語種別 日本語
発表タイトル 抗凝固療法施行中の循環器合併症を有する胃癌手術症例に対する検討
会議名 第67回日本消化器外科学会総会
学会区分 国内学会
発表形式 口頭
講演区分 一般
発表者・共同発表者◎天野久仁彦, 瀬下明良, 松岡あづさ, 松尾夏来, 金島研大, 春日満貴子, 三宅邦智, 荒武寿樹, 亀岡信悟
発表年月日 2012/07/19
開催地(都市, 国名) 富山
学会抄録 日本消化器外科学会雑誌 46(別冊),532 2012
概要 【目的】抗凝固療法施行中の胃癌患者手術症例における臨床病理学的特徴及び周術期の合併症、安全性を検討する。【対象】当科において、1998年から2009年までに胃癌手術を施行した初発胃癌12例。【結果】 性差は男性10例、女性2例。平均年齢は67.8歳。すべての症例で術前にワルファリンカリウムが投与されており、術前に中止しヘパリン化されていた。ヘパリンは手術6時間前に中止され、術後再開の後にワルファリンカリウムへ移行した。抗凝固療法の理由としては弁置換術が3例、心房細動が8例、深部静脈血栓症が1例に認められた。UICCのステージ分類はそれぞれⅠ 7例、Ⅱ 2例、Ⅲ 2例、Ⅳ 1例であった。幽門側胃切除術が7例、噴門側胃切除術が2例、胃全摘が2例に施行されていた。平均手術時間はそれぞれ220分、288分、201分、術中出血量はそれぞれ337ml、225ml、225ml、術後平均在院日数は22.3日、21日、18.5日であった。術後出血例は認められなかったが、DGR群に1例術後肺炎及びイレウスの発症を認め、PGR群に1例吻合部狭窄を認めた。これらは当科において施行した全胃癌手術の成績と比較しても明らかな差を認めなかった。【結論】抗凝固療法施行中の胃癌患者に対する手術は、ガイドラインに基づき、凝固系をモニターしながら慎重な術後管理をすることで比較的安全に施行することが可能と考えられた。