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シガ トモコ
SHIGA Tomoko
志賀 智子 所属 看護学部 看護学科 職種 教授 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発表タイトル | 機械学習を用いた包括的解析による膵嚢胞の予知因子としての検討 |
| 会議名 | 第67回日本人間ドック・予防医療学会学術大会 |
| 学会区分 | 全国規模の学会 |
| 発表形式 | 口頭 |
| 講演区分 | 一般 |
| 発表者・共同発表者 | ◎日向有紀子, 志賀智子, 林奈優佳, 村﨑かがり |
| 発表年月日 | 2026/09/05 |
| 開催地 (都市, 国名) |
熊本 |
| 開催期間 | 2026/09/04~2026/09/05 |
| 学会抄録 | 日本人間ドック・予防医療学会 41(2) 2026 |
| 概要 | 【背景・目的】
2024年の人口動態統計において、わが国の死因第1位は悪性新生物である。中でも膵癌は初期症状に乏しく、診断時にステージIVまで進行しているケースも多くみられ予後不良として知られている。死亡率も上昇傾向にあり早期発見の確立が喫緊の課題となる。そこで本研究では、膵癌の前癌病変とされる膵嚢胞性病変に着目した。人間ドック受診者の大規模データを用い、機械学習によって臨床背景や検査数値との関連を包括的に解析することで、膵癌の早期診断および発症予防に寄与する新たな予測指標を検討することを目的とする。 【対象・方法】 2016年6月1日から2025年7月31日までに、当院人間ドックを受診した延べ12026件(経年受診者を含む)を対象とした。問診、身体計測、各種検査結果等をデーターベース化した結果を用いて、腹部超音波検査所見で膵嚢胞と診断された症例と各種検査結果等との関連を機械学習で解析した。機械学習はソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社による解析ソフトウェアであるPrediction One (https://predictionone.sony.biz/) を用いて行った。 【結果】 (1)対象とした人間ドック受診者は、男性7392人(平均年齢70.1歳)、女性4634人(平均年齢69.6歳)であった。 (2)機械学習による解析の結果、膵嚢胞に寄与する因子として、膵管拡張、眼底の細動脈硬化性変化、慢性腎臓病、眼底の高血圧性変化、年齢、高感度PSA、HbA1c、PWV、ABI、LAPが挙げられた。 【結論】 膵嚢胞は膵管拡張をはじめ、とりわけ動脈硬化性変化とも関連していることが機械学習を用いて示された。機械学習は、複数の要因を同時に分析することでそれらの関係を調査し、関連の強い要因の評価により、膵嚢胞の早期発見に役立つツールとなる可能性がある。 |