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コバヤシ シズカ
KOBAYASHI Shizuka
小林 静佳 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 助教 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発表タイトル | ATTR wildtypeアミロイドーシスに併発した分節性NELL-1陽性膜性腎症の一例 |
| 会議名 | 第55回日本腎臓学会東部学術大会 |
| 学会区分 | 全国規模の学会 |
| 発表形式 | 口頭 |
| 講演区分 | 一般 |
| 発表者・共同発表者 | ◎加藤 悠花, 潮 雄介, 中居 杏奈, 関 桃子, 小林 静佳, 真壁 志帆, 眞部 俊, 片岡 浩史, 井藤 奈央子, 種田 積子, 本田 一穂, 星野 純一 |
| 発表年月日 | 2025/09/28 |
| 国名 | 日本 |
| 開催地 (都市, 国名) |
横浜 |
| 開催期間 | 2025/09/27~2025/09/28 |
| 学会抄録 | 日本腎臓学会誌 67(6-E),802 2025 |
| 概要 | 【症例】82歳男性【既往歴】完全房室ブロック【現病歴】X-3年11月からATTRwt心アミロイドーシスに対してタファミジスを内服し, 安定して経過していた. X年2月まで尿所見陰性だったが, 4月に尿蛋白2+, 9月には尿蛋白は3.87 g/gCr, Alb 2.8 g/dL, Cr 1.30 mg/dLまで増悪したため精査目的に当科入院した. 浮腫は認めなかった. 生検ではPAM染色で分節性に点刻像とスパイク形成を認めた. 蛍光抗体法ではIgG, C3が分節性に係蹄に顆粒状陽性で, IgGサブクラスはIgG1, IgG2, 膜性腎症原因抗原としてはNELL-1が分節性に陽性となった. 一方でCongo Red染色, トランスサイレチン染色は腎臓内では陰性, 周囲の脂肪組織に陽性であり, ネフローゼ症候群への関与は否定的だった. 以上より抗NELL-1抗体陽性分節性膜性腎症と診断した. その後, ACE阻害薬とSGLT2阻害薬で加療を行い, 尿蛋白は0.28 g/gCrまで改善した.【結語】ATTRwtアミロイドーシスにネフローゼ症候群を合併することは稀である. 本症例では腎生検により予後良好であることが知られている分節性NELL-1陽性膜性腎症と診断したことで保存的治療を選択することが可能であった. |