|
タケダ シホ
TAKEDA Shiho
武田 志帆 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 助教 |
|
| 言語種別 | 日本語 |
| 発表タイトル | 高安病による腎動脈狭窄により呈したネフローゼ症候群にPTRAを施行し寛解導入となった一例 |
| 会議名 | 第55回日本腎臓学会東部学術大会 |
| 学会区分 | 全国規模の学会 |
| 発表形式 | 口頭 |
| 講演区分 | 一般 |
| 発表者・共同発表者 | ◎塩谷 晃一郎, 潮 雄介, 関 桃子, 小林 静佳, 真壁 志帆, 眞部 俊, 片岡 浩史, 井藤 奈央子, 種田 積子, 本田 一穂, 星野 純一 |
| 発表年月日 | 2025/09/28 |
| 国名 | 日本 |
| 開催地 (都市, 国名) |
横浜 |
| 開催期間 | 2025/09/27~2025/09/28 |
| 学会抄録 | 日本腎臓学会誌 67(6-E),802 2025 |
| 概要 | 【症例】18歳女性【既往歴】なし【現病歴】X-1年11月から発熱が持続し12月に当院膠原病内科を受診した. 高安病と診断され12月からステロイドパルスが行われ, その後PSLとアザチオプリンで後療法が行われた. 収縮期血圧170 mmHg, Cr 1.3 mg/dL, 尿蛋白0.2 g/gCrであった. X年1月にAlb 2.7 g/dL, 尿蛋白7 g/gCrを認め, X年3月に当科入院となった. 右腎萎縮を認めていたことから左開放腎生検を行い, cellular variantの巣状分節性糸球体硬化症(FSGS)と診断した. 右腎動脈は著明に狭小化し, 左腎動脈も背側枝に狭小化を認め, 生検部位の過剰血流がFSGSの原因と疑われた. 右腎は既に萎縮していたため左腎動脈に経皮的腎動脈形成術(PTRA)を行い, 血流予備量比(FFR)は治療前の0.20から0.95に改善した. 収縮期血圧は130mmHgまで改善し, X年4月にはAlb 4.1 mg/dL, Cr 0.96 mg/dL, 尿蛋白 0.9 g/gCrに改善した. ARBを導入し尿蛋白 0.2 g/gCrと安定して経過した. 【結語】ネフローゼレベルの蛋白尿を呈したFSGSにPTRAを行い, 蛋白尿が著明に改善した症例を経験した. FSGSに対してPTRAが有効だった報告は稀であり文献的考察を踏まえ報告する. |