キンジヨウ タカヒコ   KINJIYOU Takahiko
  金城 貴彦
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   助教
言語種別 日本語
発表タイトル ファロー四徴症術後に対する心房頻拍アブレーション後遠隔期に新たに生じた発作性心房細動・心房頻拍に対するアブレーション戦略
会議名 第27回日本成人先天性心疾患学会総会・学術集会
主催者 日本成人先天性心疾患学会
学会区分 全国規模の学会
発表形式 口頭
講演区分 シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)
発表者・共同発表者◎金城貴彦, 竹内大二, 稲井慶, 庄田守男
発表年月日 2026/01/09
国名 日本
開催地
(都市, 国名)
神戸市
開催期間 2026/01/09~2026/01/10
概要 症例は52歳男性。ファロー四徴症に対し3歳時に心内修復術、20歳時に完全房室ブロックに対するペースメーカ(PM)植込術を施行された。42歳時に心房粗動に対しアブレーションを施行。45歳頃より発作性心房頻拍(AT)/心房細動(AF)を認めIII群薬内服やPMの心房抗頻拍ペーシングにより制御されていたが、50歳以降はAT/AF頻度と持続が増加し、再度アブレーションを計画した。年齢や既往を踏まえ、肺静脈起源AFに加え非典型的ATや右心房AF基質の関与を考慮した戦略を立案した。最初にパルスフィールドアブレーション(VARIPULSE®, Johnson & Johnson)により肺静脈隔離を施行。続いてCavo-tricuspid isthmus(CTI)ブロックを確認後、誘発された右心房Precaval bundleを狭部とする非典型的ATに対し、高周波カテーテルアブレーション(QDOT MICRO™)を施行し治療に成功した。ACHDでは心房性不整脈の発症が高率で、若年期は右房のCTIや心房切開線関連ATが多いが、加齢とともにAFが増加し心不全や塞栓症リスクを高める。ACHD術後AFでは通常の肺静脈隔離のみならず右心房のAT/AF基質に対する配慮も必要である。特に初回ATアブレーション後遠隔期に出現するAT/AFでは非典型ATや肺静脈以外のAF起源も念頭に置いた治療戦略が重要となる。