マナベ シユン   MANABE Shiyun
  眞部 俊
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   講師
言語種別 日本語
発表タイトル トシリズマブ投与中のPD患者に発症した急性虫垂炎の1例
会議名 第70回日本透析医学会学術集会・総会
学会区分 全国規模の学会
発表形式 口頭
講演区分 一般
発表者・共同発表者◎川口 祐輝,加藤 悠花,野村 華那,陶守 仁子,中居 杏奈,関 桃子,潮 雄介,小林 静佳,真壁 志帆,眞部 俊,片岡 浩史,星野 純一
発表年月日 2025/06/29
国名 日本
開催地
(都市, 国名)
大阪
開催期間 2025/06/27~2025/06/29
学会抄録 日本透析医学会雑誌 58(Suppl.1),1800 2025
概要 症例は63歳の男性.X-24年にキャッスルマン病の診断となり加療し,X-6年よりトシリズマブでの維持療法へ変更となった.腎機能は徐々に悪化し,X-1年にはCr:5.62mg/dLとなったため,X年4月よりPDを開始した.X年6月,APDの注液中に腹痛を自覚し,徐々に増悪傾向となったため救急外来を受診した.採血でCRP上昇はないが,排液混濁と排液細胞数増加を認めたため,PD関連腹膜炎として緊急入院となった.翌日に強い腹痛があり腹部単純CTを撮影したところ,腫大した虫垂を認め急性虫垂炎の診断となった.CEZ+CAZで治療を開始していたが診断後はMEPMへ変更し,腹痛と炎症反応は改善傾向となり退院した.トシリズマブはIL-6を抑える薬剤でCRPの上昇を抑えるため,感染症悪化の判断を難しくする可能性がある.また,PD患者の虫垂炎は診断が困難なことも多く,予後不良となる可能性がある.良好な転帰をたどった症例であり文献的考察を含め報告する.