キンジヨウ タカヒコ   KINJIYOU Takahiko
  金城 貴彦
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   助教
言語種別 日本語
発表タイトル ATP感受性を示したAtriopulmonaly Fontan手術後の心房頻拍に対してカテーテルアブレーションを施行した一例
会議名 第28回 小児心電図学会学術集会
主催者 日本小児心電図学会
学会区分 全国規模の学会
発表形式 口頭
講演区分 一般
発表者・共同発表者◎金城貴彦, 竹内大二, 豊原啓子, 竹蓋清隆, 酒井哲理, 西村智美, 稲井慶, 庄田守男
発表年月日 2024/11/29
国名 日本
開催地
(都市, 国名)
三重県津市
開催期間 2024/11/29~2024/11/30
概要 Atriopulmonaly Fontan(AP-Fontan)手術遠隔期には心房性不整脈が問題になり、その多くが心房内リエントリー性頻拍である。35歳男性。生後1 ヶ月で両大血管右室起始、心室中隔欠損症、僧帽弁両室挿入と診断された。左室容量が小さく、姑息術の後、7歳時にAP-Fontan手術が施行された。術後28年で上室頻拍を発症した。ATP 20mg静注で房室ブロックに遅れて頻拍が停止した。再発性でありカテーテルアブレーションを施行した。心房頻回刺激で周期 485msの頻拍が誘発された。洞調律時および頻拍中に室房伝導を認めなかった。Activation mapは拡大した右房後壁からのCentrifugal patternを呈し、最早期興奮部位の上方に洞結節およびDouble potentialを認め、分界稜起源の心房頻拍(AT)と診断した。最早期興奮部位への通電によりATは停止した。心房頻回刺激で心房中隔のパッチ周囲を旋回するAT(周期 210ms)が誘発されたが、パッチ下端への通電で停止し、以後誘発不能となった。今後、心外導管への変換(TCPC conversion)を予定している。ATP感受性を示すATはAP-Fontan術後の患者では稀だが、TCPC conversionやMaze手術では治療困難だった可能性があり、術前電気生理検査の重要性が示唆された。