マサムネ ケン
Masamune Ken
正宗 賢 所属 医学研究科 医学研究科 (医学部医学科をご参照ください) 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | ガイドライン作成を通じた医療機器普及に向けた取り組み ‐ホールスライドイメージング(WSI)ガイドラインの現状調査- |
会議名 | 第14回レギュラトリーサイエンス学会学術大会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎田村学, 谷口康広, 正宗賢 |
発表年月日 | 2024/09/13 |
開催地 (都市, 国名) |
東京都 |
開催期間 | 2024/09/13~2024/09/14 |
学会抄録 | レギュラトリーサイエンス学会誌 14(Supp),88 2024 |
概要 | 【緒言】 2023年9月に開催されたレギュラトリーサイエンス学会において,革新的医療機器の保険収載プロセスにおける企業と医学関連学会との連携実態を可視化し,その必要性について報告した(田村, 松本, 正宗)。特に医療機器と医師の技術は一体で効果を発現するものである点を論議した際, 保険収載の目的以外に, 適正使用のためのトレーニング,実施医や施設基準の策定いわゆるガイドライン策定等の活動も社会実装のためには必要不可欠ではないかと改めて認識するに至った。
これまで術中MRIガイドライン策定に関わった経験から, ガイドライン作成のためのエピデンス収集作業などの学会関与の経緯を通じ,医療機器普及に向けた課題は多く残されていると認識している。総じて産官学連携の観点での学会連携, 医師を含めた医療者教育の観点でのトレーニング,医療機器の利用基準や一定の効果獲得の観点でのガイドライン作成はこうした医療機器普及の主軸活動とも言える。こうしたガイドライン作成ならびに普及に向けた課題にどう取り組むべきか, 確立した手順は存在しない。今回我々は,遠隔病理診断に関するガイドラインついて課題抽出を行い, さらに今後取り組むべき課題を整理することに注目した。遠隔病理診断普及の鍵を担うホールスライドイメ ージング (WSI) システムについてガイドライン発行の現状調在とガイドライン作成に向けた課題の整理を行ったので報告するとともに, より一層の医療機器開発促進に向け, 求められる産学連携について提言することをめざす。 |