ヨシミツ キタロウ
YOSHIMITSU Kitaro
吉光 喜太郎 所属 医学研究科 医学研究科 (医学部医学科をご参照ください) 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 「どうする医工学連携」のテーマ裏に隠れている課題から目を背けないことにしよう |
会議名 | 第32回日本コンピュータ外科学会大会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | シンポジウム・ワークショップ パネル(指名) |
発表者・共同発表者 | ◎吉光喜太郎 |
発表年月日 | 2023/12/02 |
開催地 (都市, 国名) |
鹿児島市 |
開催期間 | 2023/12/01~2023/12/03 |
学会抄録 | 日本コンピュータ外科学会誌 25(3),** 2023 |
概要 | 上級演題⑤
座長 内藤 剛(北里大学医学部 下部消化管外科学) 小林英津子(東京大学大学院 工学系研究科) どうする医工学連携JSES/JSCAS Joint Session 9:00~11:00 東京女子医科大学では、1970年代より基礎医学から臨床医学、先端工学までを体系的・包括的に学ぶ1年間通じて教育するBMCを開講しており、多くの医療機器研究開発人材を輩出してきている。また、2001年には先端医療機器開発を率先して行う先端工学外科学講座が開設され,医療従事者だけでなく,ロボット工学や情報工学等の工学者からなる医工連携・医工融合を実現してきている。さらに、2010年には、医療技術のみならず社会実装を目指した実践的な研究として医薬品・医療機器のレギュラトリーサイエンスを学び考える女子医大・早稲田大の共同大学院(先端生命医科学専攻)を創設し、医師・企業のみならず各省庁、PMDA等の行政からも人材を集め、多くの人材を輩出してきている。 本拠点は、医学部のみならず工学系研究者、医療機器メーカーの技術者をスタッフや社会人大学院生として組み入れ、臨床で役立ちかつ上市を見据えた研究開発のノウハウを蓄積してきた基盤に基づいた事業であることを大きな特色としている。 現在はAMED支援のもと、「世界産品創出のために医工融合Finisherを練成する新結合拠点整備事業」としてBMCと大学院の中間にある、医療機器産業をより活発化させるために必要な実践的な知識を得て、またそれを実行できうる人材を育成するための体系的な取り組みを実施中である。当事業では「形式知」と「実践知」の統合を目指しより多くの人材に医療機器開発の本質を掴み世界で販売できる医療機器を開発する医工融合Finisherを創出する基盤構築を目指している。 本発表では「どうする医工学連携」のテーマの裏に隠れていると考えられる課題を共有することで、今後の医工学連携のために直視しなければならないアクションアイテムを供覧する。 |