イセキ ヒロシ
Iseki Hiroshi
伊関 洋 所属 医学研究科 医学研究科 (医学部医学科をご参照ください) 職種 特任顧問 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 術中MRIの社会実装に向けた産学連携
―保険収載を例に― |
会議名 | 第32回日本コンピュータ外科学会大会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | シンポジウム・ワークショップ パネル(公募) |
発表者・共同発表者 | ◎田村学, 正宗賢, 伊関洋, 吉光喜太郎, 村垣善浩 |
発表年月日 | 2023/12/01 |
開催地 (都市, 国名) |
鹿児島市 |
開催期間 | 2023/12/01~2023/12/03 |
学会抄録 | 日本コンピュータ外科学会誌 25(3),** 2023 |
概要 | 上級演題①どうする社会実装 9:10~10:20
座長 安藤岳洋(朝日サージカルロボティクス株式会社) 村垣善浩(神戸大学未来医工学研究開発センター/大学院医学研究科) 要約:手術室で利用される術中MRI撮影の主目的は, 実質臓器に存在する腫瘍等の病変摘出のコントロールであ る. さらに, 手術合併症の術中同定も大きな目的であり, 使用医師にとって機器の有用性を示した学術報告も多 い. 日本で2000年初号機導入後, 34施設(2022年現在)を数えるが, MRI磁場強度は異なり, 画像データ登録を 含め施設運用が統一されていない. このため, 術中MRIガイドラインに基づき, 適正使用のためのトレーニング, 実施医や施設基準の策定等の学会主導の働きかけを通じ, 外科治療全体が与える社会的効果の向上が重要であ る. 加えて, 術中MRI開発企業側の保険収載に向けた積極的な取り組みもあり, 2021年一部機種での保険収載が 実現した. 現在より多くの機種と適応疾患の拡大に向けた取り組みが望まれている段階であるが, 保険収載をは じめとする医療機器の社会実装に向け, 企業と医学関連学会との適正な連携がより求められる. キーワード:術中MRI, 産学連携, 保険収載 |