カワマタ タカカズ   Kawamata Takakazu
  川俣 貴一
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   教授・基幹分野長
言語種別 日本語
発表タイトル 小児悪性脳腫瘍に対する光線力学療法 (Photodynamic Therapy: PDT)
会議名 日本脳神経外科学会第81 回学術総会
主催者 一般社団法人 日本脳神経外科学会
学会区分 全国規模の学会
発表形式 口頭
講演区分 一般
発表者・共同発表者◎千葉謙太郎, 藍原康雄, 村垣善浩, 川俣貴一
発表年月日 2022/09/28
開催地
(都市, 国名)
横浜(Web併催)
開催期間 2022/09/28~2022/10/01
学会抄録 日本脳神経外科学会第81回学術総会 プログラム・抄録集 497
概要 [はじめに]小児悪性脳腫瘍の予後は不良である。その原因の一つとして、摘出後に摘出腔周囲に残存する腫瘍細胞からの高い局所再発 (50-85%)が挙げられる。一方で、過度な摘出は術後の神経脱落症状を来し患児のQOLを著しく低下させる。Photodynamic therapy: PDTは再発率の低減と最大限の機能温存を可能とする新規の治療の選択肢として期待される。しかし、これまでに小児に対するTalaporfin sodiumを用いたPDTの報告はない。当施設では成人の脳腫瘍に対するPDTの多くの治療実績を踏襲し、有効性および安全性に関する知見も十分に有することから倫理委員会(平成29年9月)審査承認を得て、小児(6歳以上20歳未満)悪性脳腫瘍(初発、再発)に対するPDTが開始された。