ムラガキ ヨシヒロ   Muragaki Yoshihiro
  村垣 善浩
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   客員教授
言語種別 日本語
発表タイトル がん治療における超音波治療の現状
会議名 第31回日本コンピュータ外科学会大会
学会区分 全国規模の学会
発表形式 口頭
講演区分 シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
発表者・共同発表者◎山口登志宏, 北原秀治, 楠田佳緒, 堀瀬友貴, 岡本淳, 正宗賢, 村垣善浩, 吉光喜太郎
発表年月日 2022/06/09
開催地
(都市, 国名)
東京(Web併催)
開催期間 2022/06/09~2022/06/10
学会抄録 日本コンピュータ外科学会誌 24(2),48 2022
概要 セッション1/手術デバイス
8:40~10:00 座長:清水一秀(東京医科歯科大学),中川桂一(東京大学)
がん治療を取り巻く状況は目まぐるしく変化しており,この病気に対する根治療法は未だ確立されてい
ない.現在までに,外科手術,放射線治療,化学療法,それらを組み合わせた集学的治療など,様々な治療法
が検討され臨床応用されてきた.近年,超音波を用いたがん治療に関して,遺伝子導入に関わる技術や,マイ
クロバブル・ナノバブル製剤の開発も進み,臨床応用は急速に発展してきた.その中でも,超音波を音響レン
ズにより集束させて,患部を加熱焼灼する集束超音波治療(HIFU: High Intensity Focused Ultrasound)の臨床応用
が進んでいる.HIFU は,超音波トランスデューサより発生させた超音波を体内の対象部位に集束させ,超音波
エネルギーの一部が吸収され熱となり,HIFU 焦点領域において著しく温度が上昇し,組織の加熱が行われる.
本稿では,そのわれわれの研究の一端を最新の動向を踏まえて考えてみたいと思う.