キタハラ シユウジ
Kitahara Shiyuuji
北原 秀治 所属 医学研究科 医学研究科 (医学部医学科をご参照ください) 職種 特任准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | ピアサポートのDX 化による新しい当事者参画医療社会モデルの構築にむけて |
会議名 | 第31回日本コンピュータ外科学会大会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | ポスター掲示 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎北原秀治, 吉田智美, 楠田佳緒, 三木,則尚, 細田満和子, 宿野部武志, 葉山靖明, 水口迅, 枷場博文 |
発表年月日 | 2022/06/09 |
開催地 (都市, 国名) |
東京(Web併催) |
開催期間 | 2022/06/09~2022/06/10 |
学会抄録 | 日本コンピュータ外科学会誌 24(2),105 2022 |
概要 | セッション9/ポスター
12:00~12:15 座長:村上耕一郎(畷生会脳神経外科病院),盛川浩志(東京工科大学) 22(9)‒6 手術や疾患経験のある患者・当事者同士(ピア)が相互扶助を行う「ピアサポート(Peer Support 以下, PS)」1)は,患者・医療者間のコミュニケーションの溝を埋め,病気への向き合い方やセルフケアのアドバイスを 与えるなど2)3),その有効性が確認されている.また海外の先行研究では医療が十分に行き届かない地域のPS は有効な手段4)として認識されている.近年,仮想空間(VR)でのコミュニケーションが盛んになりつつあり,従 来のコミュニケーション手段も変化しつつある.さらにコロナ禍において当事者同士の活動も直接の接触を制 限されている.VR とPS を結合した先行的実装研究を研究者と当事者が協働で実施した.そのVR での現状及 び調査・分析をすることで,今後のDX における課題を報告する.VR 空間におけるコミュニケーションは,テキストや現在普及している音声画像システムとは異なり,当事者に生まれる自己効力感が見られた一方で,抽出された課題としては①PC スキル及びネットワークに関連するシステム上の要素と,②障がいに関連する器質的なものが挙げられた.①に起因するものは,ヘルプデスク機能の強化,操作以外のマニュアルの充実が必要であった.②は周辺機器開発の必要性や高次機能障害由来の酔いなどがあった.失語症などは環境調整で対応可能かどうか引き続き検討する必要があった. |