コオリヤマ シユンイチ
Kooriyama Shiyun'ichi
郡山 峻一 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 助教 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 神経膠腫手術における術後感染因子の検討 |
会議名 | 第39回日本脳腫瘍学会学術集会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | ポスター掲示 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎桑野淳, 丸山隆志, 新田雅之, 齋藤太一, 都築俊介, 福井敦, 郡山峻一, 生田聡子, 川俣貴一, 村垣善浩 |
発表年月日 | 2021/12/05 |
開催地 (都市, 国名) |
神戸 |
開催期間 | 2021/12/05~2021/12/07 |
学会抄録 | 第39回日本脳腫瘍学会学術集会 プログラム・講演抄録集 143 |
概要 | 21:30~22:00 ポスター 7 成人臨床 1:グリオーマ周術期管理
座長 山口 秀 P1-37 Keyword: 神経膠腫, 術後感染, 再手術 【はじめに】脳神経外科領域における術後感染は予後に関わる重要な因子である。脳神経外科全般の術後感染に対する報告は散見されるが、神経膠腫手術に限定した術後感染の報告は限られる。今回当施設での神経膠腫における術後感染の背景因子について検討した。 【方法・対象】2013 年11 月から2016 年12 月までに、当施設で神経膠腫に対して開頭腫瘍摘出術を施行した438 例を対象とし、再手術を要した術後感染症例の背景因子(年齢、性別、緊急手術、手術時期、手術回数、先行する放射線治療の有無、手術時間など)について検討を行った。 【結果】症例全体では男性252 例、女性186 例、平均年齢45.4 歳(15~79 歳)であった。初回手術261 例、2 回目の手術127例、3 回目以降の手術50 例であった。感染症例は全体の4.1%にあたる18 例(皮膚潰瘍、脳膿瘍、皮下膿瘍、創部離開、硬膜外膿瘍、脳室炎など)であった。単変量解析において、3 回目以上の手術であること(P=0.0127)、先行する放射線治療があること(P=0.0015)が感染の危険因子であった。一方、術中MRI は感染の危険因子とはならなかった。 【結論・考察】神経膠腫手術において、術後感染の危険因子は3 回目以上の手術であること、先行する放射線治療があることであった。危険因子と術後感染の相関について検討する。 |