ツヅキ シユンスケ
Tsudzuki Shiyunsuke
都築 俊介 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 助教 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 術中フローサイトメトリー(iFC)を用いたIDH変異星細胞腫におけるCDKN2A/B変異の検出 |
会議名 | 第39回日本脳腫瘍学会学術集会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | シンポジウム・ワークショップ パネル(公募) |
発表者・共同発表者 | ◎郡山峻一, 村垣善浩, 塩山高広, 鈴木あかね, 新田雅之, 小森隆司, 増井憲太, 都築俊介, 福井敦, 桑野淳, 川俣貴一 |
発表年月日 | 2021/12/06 |
開催地 (都市, 国名) |
神戸 |
開催期間 | 2021/12/05~2021/12/07 |
学会抄録 | 第39回日本脳腫瘍学会学術集会 プログラム・講演抄録集 87 |
概要 | 【背景】2016 年 WHO 分類以降、神経膠腫の診断において遺伝子情報が必須となった。またその後も予後や grade に関与する有力な遺伝子情報の存在が報告されている。cIMPACT-NOW 5 によれば、比較的予後の良いとされていた IDH 変異型星細胞腫のうち、CDKN2A/2B の homozygous deletion を有する星細胞腫を新たに Grade 4 と位置付けるように推奨され、今後この変異が WHO 分類の新たな診断基準として取り込まれていく可能性が示唆されている。我々の施設では 2008年より術中フローサイトメトリー(iFC)を用いた glioma の悪性度や摘出断端の評価を行っており、Lower Grade Gliomaにおいて aneuploidy が認められる症例で有意に予後が悪いことを報告しており(Clin Neurol Neurosurg, 2017)、予後を規定する他の遺伝子因子との相関が考えられる。今回 IDH 変異型星細胞腫において CDKN2A/2B の homozygous deletionが iFC の DNA ploidy 解析で検出可能か評価した。
【方法】当院で MLPA 法を用いて CDKN2A/2B の評価を行った症例のうち、iFC で DNA ploidy の評価を行った症例において両者の相関を評価した。 |