コオリヤマ シュンイチ   KORIYAMA Shunichi
  郡山 峻一
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   助教
言語種別 日本語
発表タイトル SCOT プロジェクトにおける OPeLiNK を活用した情報誘導手術の有用性
会議名 第39回日本脳腫瘍学会学術集会
Conference Type Nationwide Conferences
Presentation Type Speech
Lecture Type Panelist at Symposium/Workshop (Appointed)
Publisher and common publisher◎齋藤太一, 村垣善浩, 丸山隆志, 新田雅之, 都築俊介, 福井敦, 田村学, 郡山峻一, 川俣貴一
Date 2021/12/05
Venue
(city and name of the country)
神戸
Holding period 2021/12/05~2021/12/07
Society abstract 第39回日本脳腫瘍学会学術集会 プログラム・講演抄録集 79
Summary 014 年から AMED(国立研究開発法人日本医療研究開発機構)のプロジェクト「未来医療を実現する先端医療機器・システム研究開発/安全性と日本医療効率の向上を両立するスマート治療室の開発」で目指した次世代治療室 SCOT(Smart Cyber Operating Theater)開発の key product として OPeLiNK は開発された。2016 年に Basic SCOT が広島大学で世界で初めて稼働し、その後 2019 年に最上位モデルとして Hyper SCOT が東京女子医科大学に導入された。OPeLiNK は手術室で使用されている通信規格の異なる様々な既存の医療機器のデータを時間同期して記録・自由な表現方法で提示・リアルタイムに配信することを可能にした手術室の情報融合プラットフォームである。様々な手術室内の機器(治療機器診断画像装置、手術室設備、医療情報システムなど)の情報を一元管理し、機器の連携を可能にすることで、統合的に状況を把握しながら手術を遂行することが可能となる。手術室外に設置された戦略デスクを介して熟練医師と情報共有することで、俯瞰的な立場からも、より最適な術中の意思決定を模索するが可能となり、治療の効率性や安全性の向上も期待できる。また従前では保存されずにいた機器情報を時間同期して保存する仕組みを搭載しており、術後に手術の改善や解析に活用することも可能である。さらにそれらの情報をデータベースとして蓄積していけば将来的に AI 解析等を用いた意思決定ナビゲーションの実用化も期待される。2019年10月、東京女子医科大学病院に Hyper SCOT が導入されてから2021 年の 8 月までに 190 例を超える手術が施行されてきた。いずれも大きなトラブルなく安全に手術が行われている。本演題では OPeLiNK の概要を紹介するとともに、実際の症例を提示し OPeLiNK が有用であった事象を紹介し、その有用性、発展性について考察を加える。