イセキ ヒロシ
Iseki Hiroshi
伊関 洋 所属 医学研究科 医学研究科 (医学部医学科をご参照ください) 職種 特任顧問 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 術中電気刺激情報を軸とした標準脳機能アトラスの投影による次世代覚醒下手術の提案 |
会議名 | 日本脳神経外科学会第78回学術総会 |
主催者 | 一般社団法人 日本脳神経外科学会 |
学会区分 | 国際学会及び海外の学会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | シンポジウム・ワークショップ パネル(指名) |
発表者・共同発表者 | ◎田村学, 佐藤生馬, 丸山隆志, 大島一真, MANGINJean-Francois, 新田雅之, 齋藤太一, 山田浩之, 南伸二, 正宗賢, 伊関洋, 藤野雄一, 川俣貴一, 村垣善浩 |
発表年月日 | 2019/10/11 |
開催地 (都市, 国名) |
大阪 |
学会抄録 | 日本脳神経外科学会第78回学術総会 8 2019 |
概要 | シンポジウム17
次世代の医療-脳神経外科とハイテクノロジー- 2019 年10 月11 日(金) 16:40-18:40 A 会場½ 大阪国際会議場5F 大ホール 座長:伊達勲(岡山大学脳神経外科) 座長:松村明(筑波大学脳神経外科) 【目的】当院では 2000 年以降、術中 MRI を 1950 例超に活用しており、加えて 2004 年以降、覚醒下機能マッピング時の術中ナビゲーション画像や電気刺激及び患者反応の情報を同時記録したビデオ記録(IEMAS)を 450 症例超に行っている。これら可視化プロセスは手術経験という暗黙知にとどまらない科学的評価、そして意志決定プロセスとして重要である。さらに、電気刺激したアナログ位置情報をログ情報で記録し、患者の脳機能情報を術中 MRI に付加することでデジタル化データベース構築を行う。この標準脳機能アトラスを患者脳に画像変換し、術中ナビゲーションに投影した臨床応用を目的とした。【方法】覚醒下神経膠腫摘出手術施行時、マッピング時の刺激電極装置(ユニークメディカル社)の位置情報をログとして取得し、術中 MRI ナビゲーション(BrainLab 社)と連動させ、画像解析ソフト(3D-slicer)上で電気刺激部位のデジタル情報を得た。得られた術中 MRI 上の反応点は術前 MRI 及び標準脳上に有限要素法で変換すると共に、画像変換に伴う精度を算出した。標準脳を患者脳に逆変換し術中応用をシミュレーションした。【結果】刺激による脳表ログ情報の得られた 20 例で解析を行い、言語停止、言語遅延、運動及び感覚での反応点(合計 52)が得られ、術中 MRI上の反応点ログ情報を術前 MRI 及び日本人用標準脳 MRI に変換できた。従来のビデオ記録だけでは不確定な刺激位置情報の同定や、brain shift の判定に有用であった。反応点の画像変換精度について、3 症例に対し近隣脳溝 17 点を基準に計測し、術前 MRI へは 2.6 |