イシド ミキコ
Ishido Mikiko
石戸 美妃子 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 心臓移植後Cardiac Allograft Vascurpathyにエベロリムスを導入した2例 |
会議名 | 第27回日本小児心筋疾患学会学術集会 |
主催者 | 日本小児心筋疾患学会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎石戸美妃子, 森浩輝, 杉山央 |
発表年月日 | 2018/10/13 |
開催地 (都市, 国名) |
東京都千代田区 |
学会抄録 | 第27回日本小児心筋疾患学会学術集会 プログラム・抄録集 14, 34 |
概要 | Cardiac Allograft Vascurpathy(CAV)は心臓移植後の重大な合併症である。mTOR 阻害剤エベロリムスは冠動脈内皮増生の抑制作用がある事が知られている免疫抑制剤であるが、心臓移植後の免疫抑制剤として欧米では使われる事が少なく、小児での経験は限られている。CAVに対しエベロリムスを導入した2例について報告する。
症例1 16歳男児 拡張型心筋症で14歳時に心臓移植を施行された。免疫抑制は、タクロリムスとセルセプトの2剤で、拒絶の既往はなかった。移植後2年に心電図変化を伴う胸痛が出現し、心臓カテーテル検査で冠動脈狭窄を認めた。エベロリムス導入し、1年後に改善を認めた。 症例2 6歳女児 拘束型心筋症で2歳時に心臓移植を施行された。免疫抑制は、タクロリムスとセルセプトの2剤で、拒絶の既往はなかった。移植後3年の定期検査で冠動脈狭窄を指摘されエベロリムス導入し、1年後に改善を認めた。 |