イセキ ヒロシ   Iseki Hiroshi
  伊関 洋
   所属   医学研究科 医学研究科 (医学部医学科をご参照ください)
   職種   特任顧問
言語種別 日本語
発表タイトル 磁気誘導ドラックデリバリーシステム(MDDS)の検討
会議名 第77回 2007年度秋季低温工学・超電導学会
学会区分 全国規模の学会
発表形式 口頭
発表者・共同発表者◎西嶋茂宏, 武田真一, 村垣善浩, 伊関洋, 田畑泰彦, 山本雅哉, 佐々木明, 窪田純, 佐保典英
発表年月日 2007/11/20
開催地
(都市, 国名)
仙台市
学会抄録 第77回低温工学・超電導学会講演概要集 29
概要 1.はじめに
適量の薬品を患部へ正確に搬送するシステム(DDS)を利
用すると、従来の投薬手法よりも、投薬量の低減や副作用の
軽減が期待できるのみならず、外科的アプローチの困難な部
位の治療が可能となり、難治性疾患に対する有効な治療法を
実現するものと考えられる。我々は、この DDS に磁気力による
粒子運動制御の技術を応用することにした。本手法では強磁
性微粒子で磁気種付けした(担磁)薬剤を用い、体外に配置
した超伝導磁石の磁気牽引力を利用する。この磁気牽引力
により、血管に投入した担磁薬剤を患部まで到達させる、能
動的標的指向型磁気標的 DDS(MDDS)を検討している。
MDDS では目的患部への高い薬物濃度の実現や、正常組織
への薬剤による毒性の軽減が実現の可能性があり、有望な
DDSの一つである。本研究ではMDDSの可能性についてシミ