カワマタ タカカズ   Kawamata Takakazu
  川俣 貴一
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   教授・基幹分野長
言語種別 日本語
発表タイトル テント上神経膠芽腫開頭術後の交通性水頭症症例のMRI画像所見の検討
会議名 日本脳神経外科学会第77回学術総会
学会区分 全国規模の学会
発表形式 口頭
講演区分 一般
発表者・共同発表者◎福井敦, 村垣善浩, 丸山隆志, 新田雅之, 齋藤太一, 生田聡子, 川俣貴一
発表年月日 2018/10/11
開催地
(都市, 国名)
仙台市
学会抄録 日本脳神経外科学会第77回学術総会 プログラム・抄録集 25
概要 一般口演 54
グリオーマ:画像 2
【背景】神経膠芽腫(以下 GBM)術後の水頭症に対する脳室―腹腔シャント(以下 VP シャント)の有効性を支持する後方視的研究がふえている。発生のリスク因子に関しては脳室解放、放射線照射後の手術などが報告されている。しかし、その MRI 画像所見を解析した研究は少なく、我々は脳室開放部位と第 3 脳室の形状に着目し解析を行った。【方法】 2004~2012 年の当院で開頭術後にテント上 GBM と診断された 153 例を対象とした。交通性水頭症で VP シャント術を施行した患者群と、VP シャント術を行っていない群を比較した。術前の MRI 画像から GBM の主な占拠部位, 第 3 脳室の前方と後方の大きさの最大径を計測した。さらに脳室開放部位を術後の MRI 画像から前角と後角を中心に前方開放群と後方開放群、脳室非開放群に分けて解析を行った。【結果】 153 例中 8 例が交通性水頭症で VP シャントをおこなった。シャント症例群:非シャント症例群の比較では、第 3 脳室の前方の最大径(mean