イシイ テツコ
Ishii Tetsuko
石井 徹子 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 非常勤講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | CP Stent留置術 |
会議名 | 第54回日本小児循環器学会総会・学術集会 |
主催者 | 日本小児循環器学会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | シンポジウム・ワークショップ パネル(指名) |
発表者・共同発表者 | ◎杉山央, 石井徹子, 森浩輝 |
発表年月日 | 2018/07/06 |
開催地 (都市, 国名) |
横浜市 |
概要 | *シンポジウム10
Taped Case2 2015年4月から1年間 CP stentの医師主導型治験が行われた。症例は30歳男性、 C型単心室( S,D,D)、肺動脈閉鎖、心室中隔増設術、 Rastelli型手術術後左肺動脈狭窄。挿管全身麻酔下の影響もあり、 septation術後で右室機能が低下している等の理由で右室収縮期圧22mmHgと低く左肺動脈-主肺動脈圧較差は8mmHgと圧較差では治験適応応基準に達しなかったが、狭窄部径7.2mm、参照血管径14.4mmで狭窄率は50%と適応となった。0.035インチ スーパスティッフガイドワイヤーの先端を左肺動脈末梢に置き、12Fr Mullins long sheathを右房まで進めた。体外で BIBバルーン 14mmx3cmのバルーンに CP stent 8Z28を用手的にマウントして十分圧着したのち、Half -way front loading法によりシース・バルーン・ステントを一体にして左肺動脈狭窄部を超えるところまで進めた。シースからバルーン・ステントを露出し、シースから位置確認の造影を行った後、 innnar balloon 次いで outer balloonの順で拡張し、ステントを留置した。狭窄部は前7.2mmから後12.2mmまで拡張した。合併症、手技の困難はなかった。 CPステントはサイズバリエーションが豊富であり、狭窄病変に形態に応じたデバイスの選択が可能である。また、 CP stentのサイズに応じた BIBバルーンのバリエーションが用意されており、ミルキングなどの脱落の危険性は少ないと考えられ、また金属線をレーザー溶接しているため断端が鋭利でなくバルーン破裂の危険性が極めて低いため安全な留置が可能である。 |